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南斗の寺院




 南斗聖拳にとって由緒ある寺院。ユリアが幼少期から成人まで育った場所であるとされており、原作においては、幼少期にユリアがジュウザと遊んでいた場所や、暴れるフドウから出産中の犬を守った場所などが、この寺院ではないかと思われる。
 その他、ケンシロウ南斗十人組手を行なった場所にもこの名が使われる事もある。ただし、ラオウ外伝(小説版)においては、十人組手の寺院の名は「摩天楼寺院」とされており、南斗寺院の別名の可能性もある。

 『ユリア外伝 慈母の星』では、ユリアと、その世話係であるサヤが、北斗の寺院に泊まるため、南斗の寺院を出発。だがその直後、南斗の寺院は大火事が起り、ユリア達が戻ったときには、サヤの父親を含む多くの死者が出る大惨事となっていた。後に、この火事を予知していたユリアは、残り三日の命であるサヤに、せめて父の死を知らせまいとして寺院を離れたことを明らかにした。
 同作品の別のエピソードの中には、南斗の里という地名の場所も登場する。人里離れた地にあり、そこにいる南斗聖司教に印可を貰う事で、南斗の拳士は初めて伝承者と認められることになっている。作品内では、シンがバイクでここを訪れ、南斗十人組手を圧倒的な強さで勝ち抜き、南斗孤鷲拳の印可を獲得している。ここが南斗の寺院と同一の場所かどうかは不明だが、シンが南斗十人組手を行なった道場がケンシロウの時のものと酷似していることを考えると、その可能性は高い。尚、この地においてシンは、女神像を破壊して宝石を持ち去ったり、ジュウザと因縁を勃発させたりなど、様々な問題を起こしている。

 『トキ外伝 銀の聖者』では、ある夜に死兆星を目にしてしまい、死への不安を抱えたトキが、ユリアを訪ねてこの寺院を訪れるというシーンがある。また、ユリア外伝同様、ユリアの送り迎えはケンシロウが運転する車によって行なわれている。

 『ジュウザ外伝 彷徨の雲』では、自分がユリアと異母兄妹であることを明かされたジュウザが、捨て鉢になって暴れるというシーンがあるが、この時に壊された像が南斗聖拳の御神体だとの記述があることから、ここも南斗寺院のひとつであると思われる。また、幼き頃の五車星リハクのもとで修行を受けるシーンがあるが、幼い頃のユリアがいる事を考えると、ここも南斗寺院である可能性が高い。

 『レイ外伝 蒼黒の餓狼』では、南斗六聖拳がこの寺院に集い、軍議を開くシーンがある。サウザー、シン、ユダリュウロウ五車星が顔を揃え、覇道に乗り出したロフウへの処遇を決めるための謀議を行なったが、結果は放置するというものになった。

 『北斗の拳4(FC)』『北斗の拳5(SFC)』には、サウザスサウスバースなる街が登場し、サウザスはケンシロウが南斗十人組手に挑戦した街、サウスバースはユリアが幼い頃に育った地と、別々の場所として描かれている。