牙一族
きばいちぞく
牙大王をボスとした野盗集団。、一味全員が牙大王の息子達という特殊な組織。個個の戦闘能力が高く、獣の如きスピードを持つ。
近隣にある
マミヤの村を狙い、頻繁に襲撃していたが、村の用心棒として
ケンシロウが加入し、更に自分達がスパイとして村に送り込んだ
レイにあっさりと裏切られたことで、突入部隊は壊滅。
マミヤの弟である
コウを捕らえ、村の前で惨殺する事でウサを晴らすも、逆にそれがケンシロウ達の怒りに火をつけることになってしまい、野営地へと乗り込まれて部隊を壊滅させられた。これに対し、ボスである牙大王は、レイの妹である
アイリを探し出し、人質をとる作戦を敢行。アジトへと乗り込んできたケンシロウ達に対し、捕われのアイリを見せることで手出しできぬようにし、ケンシロウとレイを戦わせて同士討ちさせようと画策した。しかし仮死状態による死んだフリいう作戦にまんまとはまり、あえなく人質を奪い返され、形勢は逆転。牙大王の奥の手である
華山鋼鎧呼法も通用せず、最後は一味まとめて抹殺された。
『劇場版 北斗の拳』では、
拳王軍の侵攻を受け、合戦に。鋼鉄化した牙大王が孤軍奮闘するものの、
ラオウの
闘気によって吹っ飛ばされて死亡。その後軍団も壊滅させられた。
◆牙一族のメンバー
牙大王
牙一族のボスであり一族全員の親父。華山角抵戯の使い手
ケマダ
一族の若頭的存在
ギバラ
ケマダの弟分
ゴジバ
一族いち頭がキレる男
マダラ
一族の中で最も野獣に近い存在
◆牙一族の部隊
ケマダの部隊
- ケマダが率いる、マミヤの村の制圧を狙う部隊。仲間にひきこんだレイが村に入ったのを確認した後、突入するも、用心棒であるケンシロウの前に苦戦を強いられ、さらにはレイにもあっさりと裏切られ、多くの仲間が死亡することとなった。生き残った者達は、その後コウを捕らえてマミヤ達の眼前で処刑するも、それがケンシロウたちの怒りに火をつけることとなってしまう結果に。野営地に乗り込んできたケンシロウとレイに、華山群狼拳で挑むも、相手にならず、最後はケマダが北斗千手壊拳を喰らい、全滅した。
ギバラの部隊
- 兄貴分であったケマダの仇をとるために立ち上がったギバラの部隊。山道の開けた場所でケンシロウ達を待ち伏せ、華山群狼拳 妖滅の型で襲い掛かった。しかし簡単に撃退され、あえなく全滅。TVアニメ版に登場。
生贄調達隊
- 殺された兄弟達を弔うための生贄を調達するための部隊。ゴジバ指揮の下、とある村を襲撃し、幾人かの村人と捉えてアジトへと帰還した。マダラも同行したが、いう事を聞かずに村人を殺しまくったため、すぐに捕縛されている。
◆牙一族に関連するエリア
- 牙一族のアジト
- 岩山の奥地にある牙一族のアジト。正確には、牙一族がケンシロウ達を迎え撃った崖であり、彼らの棲家はもっと奥にあると思われる。アイリやマミヤを人質にとられたケンシロウ達は、聖極輪による死んだフリでその状況を打破し、その後牙大王たちを全滅させた。
TVアニメ版では、スイッチと共に地割れがおき、溶岩地帯へと変化するという仕掛けが施されていた。ケンシロウ達は足場が分断され、戦力を分散されるも、最終的には牙大王自身が溶岩の中へと落とされて死亡した。
劇場版では拳王が軍団を引き連れて侵攻。拳王の闘気によって牙大王は粉々にされている。
- 牙一族のキャンプ地
- ケマダ率いる牙一族の部隊がキャンプをはっていた峡谷の地。夜中に訪れたレイとケンシロウを野猿牙殺拳で迎え撃ったが、あえなく全滅させら得た。
【襲った村】
- マミヤの村
- マミヤがリーダーを務める村。豊富な水を狙って牙一族が狙っていたが、用心棒として雇われたケンシロウや、自分達を裏切ったレイの前に悉く敗北。ウサ晴らしにマミヤの弟であるコウを処刑するも、逆にケンシロウ達の逆鱗に触れてしまい、キャンプ地へと攻め込まれ部隊を壊滅させられた。
- 元デスバトルチャンプのアジト
- かつてデスバトルのチャンプだったという男がボスの野盗集団のアジト。ここにアイリがいるという情報を聞きつけた牙大王たちが急襲し、一味を全滅させたのち、アイリを連れ去った。
- 牙一族の生贄になった村
- 牙一族が、殺された仲間達を弔うための生贄を捕らえにきた村。ギバラ率いる牙一族たちの前に多くの人が殺され、幾人かが人質として運ばれていった。