ナダイ
登場:北斗が如く(PS4)
肩書:エデン創始者 拳王配下
流派:冥斗鬼影拳
CV:小原雅人
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『北斗が如く』に登場したキャラクター。
エデンの初代指導者にして
キサナの父親。
ラオウの臣下。
太白星を宿星に持つ。
かつて
スフィア・シティを発見したが、世界を滅ぼしうる核の力を持っていたため、ラオウより施設を守り抜くよう受命。スフィア・シティの恵みを利用して街(後のエデン)を創り、城壁の建設、
衛兵隊の組織、そして自ら先頭に立って敵と戦い続けたことで、智勇兼備なリーダーとして民に慕われた。
3年前、怪我を負った
妻を救うことができず、彼女の望む通りに自らの手で止めを刺した。だがその場を娘キサナに目撃され、刃を突き立てられて死んだとされていた。しかし密かに生き永らえ、以降はエデンの
裏山に身を隠しながらキサナを見守り続けていた。やがて山頂へと訪れた
ケンシロウと対面し、拳を交えた後に事情を説明し、己に代わりキサナを守って欲しいと頼んだ。
ジャギとケンシロウが闘う最中、密かにエデンへと戻り、捕らわれていた
レイと
アイリを救出。その際に使った拳が、
凶王の使う「
冥斗鬼影拳」であったことから、両者が同一人物であることが判明。
凶王軍を組織したのは、エデンを狙う野盗達を配下に置いて脅威をコントロールするため。エデンへの侵攻は、スフィア・シティの状況を確認するためであったことが明らかとなった。
間近に迫った核ミサイルの発射を止める為、「
奇跡の間」にいる
ユリアを殺すことを決意。陣に訪れたケンシロウを「偽・凶王」となった
タルーガを使って足止めし、密かにエデンへと帰還したが、直前でケンシロウ追いつかれ、死闘の末に敗北した。その直後、父の仇であるとして
ジャグレ、
ライラ、タルーガによって捕えられるが、核を手中にせんとするタルーガが更なる裏切りを見せたため、その野望を食い止めるようケンシロウに依頼。その後、世界のために犠牲になろうとしたケンシロウとユリアを、防護カプセルの中へと押し込み、自らの命を捨てて二人の命を救った。
サイドミッション「鬼からの挑戦状」では、一人の拳士として己を高めるためケンシロウと対戦。自らの未熟さを知し、素性を隠して
コロセウムへと参加することを決める。ただしこれはクリア後にのみ発生するミッションで、本編のストーリーと矛盾するため、正史ではないと思われる。
「ベオウルフ」や「アーサー」など欧州圏に伝わる英雄王のような雰囲気をまとった存在というイメージで作られたキャラらしい。