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ライラ



登場:北斗が如く(PS4)
肩書:ナイトクラブの支配人
CV:久川綾

 『北斗が如く』に登場したキャラクター。エデンの夜を仕切る妖艶な女。ナイトクラブの支配人を務め、コロセウムでの賭け事の仕切りも行っている。男勝りの性格だが賢明で冷静な判断力を持ち、街の女たちからの人望も厚く、親友であるキサナからも全幅の信頼を置かれている。また、店の客から情報を引き出すのが上手く、情報屋としての評価も高い。葉巻を愛用しており、上等な葉巻が無いとイライラする。酒には強いが一旦酔うと酒乱になる。

 ケンシロウが参加した囚人闘技の仕切りとして登場。観客の好奇心を煽る司会ぶりで会場を盛り上げた。その後、レイとの「決闘」の許可を求めにきたケンシロウと対面し、以降は巧みな交渉術によってケンシロウを翻弄。デビルリバースの代役として囚人闘技に復帰させたり、1億イディアルの借金返済のためにナイトクラブの「黒服」として雇うなどした。

 ナイトクラブ関係のサイドミッションでは、売上の落ち込む店の状況を憂い、ケンシロウやヒナと協力して経営を改善。新キャストを雇ったり、キャストの抱える悩みをケンに解決してもらうなどして、皆を笑顔にできる理想のナイトクラブの姿を取り戻した。

 その真の目的は、父を殺したナダイへの復讐であり、ジャグレタルーガは同じ仇を追う同志であったことが判明。自らがナイトクラブの支配人となったのは、エデンの民を監視し、ナダイの居場所を突き止めるためであり、凶王の正体がナダイであることが判明した後は、ケンを凶王軍の陣へと向かわることで、ナダイをエデンにおびき寄せた。ケンがナダイを倒した隙を付き、遂にナダイの命を手中に握るも、直前で裏切られ、左胸に銃撃を受けて斃れた。その後の生死は明らかになっていない。

[関係する人物]

●ライラの父親
かつてエデン衛兵隊に所属していた男。スフィア・シティの秘密に近付いたことで、ナダイの拳を受けて狂人にされ、病にかかったとしてエデンから追放された。その後、「鬼憑き」として鬼憑き村を徘徊していたが、ケンシロウによって安らかな死を与えられ、ジャグレによって埋葬された。




当初の案では、「昼の統治者キサナ」と「夜の統治者ライラ」は対等な存在になる予定だったとのこと。また、ラテン系の美女をイメージしたデザインだが、原先生のイメージには女海賊的な部分があり、大きな羽根つきの帽子を被せられないかとの要望があったが、CGの都合で没になったらしい。