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南斗の城
なんとのしろ




 南斗最後の将の軍の本拠地。海のリハクトウ海の兵団等が守護している。城の周りには南斗の都と呼ばれる城下町が広がっており、の光によって、民達は強き者、弱き者が平等に生きていける自由あふれる生活を送る事ができている。
 真救世主伝説シリーズでは、この村人達はケンシロウの噂を聞いて集まった、義勇軍として拳王軍と闘うことを志願した者達だという設定になっている。

 北斗と南斗が一つになるため、そして愛する者との再会を果たさんがため、将(ユリア)はこの地にてケンシロウと会うことを決意。その将の意思を汲み、フドウはケンシロウを南斗の都へと導き、ヒューイシュレンジュウザらは城へと向かう拳王の足を止めるためにその命を賭した。道中、将の正体がユリアであることを知った二人は、疾風となって城へと向かい、ほぼ同時に到着。城内で行われた戦いは、無想転生を会得したケンシロウ有利に進むも、リハクが仕掛けた爆弾によって水入りに。遥か階下へと落とされたラオウは、その先で偶然ユリアと遭遇し、彼女を抱えたまま城を後にした。



◆フロア

バルコニー
将がリハク等と共によく空の星を見上げているバルコニー。一帯に広がる南斗の都を一望する事が出来る。城の門の前でケンシロウとラオウが鉢合わせた時も、ここから二人の様子を目にしていた。

城門
南斗の城を囲む城壁を通るための門。ラオウにパンチ一発で破壊された。

正面広場
南斗の城の入り口前に広がる広場。海の兵団がラオウの行く手をはばまんと取り囲んだが、簡単に黒王号の前に蹴散らされた。

影武者の間
トウが将に扮してラオウを待っていた部屋。ケンシロウを将と引き合わすための時間稼ぎであったが、すぐに正体を見破られた。その後、トウは己のラオウへの想いを明かし、目の前で自害する事でラオウの心の中に自分を残そうとした。

リハクの間
塔の最上部にある部屋。リハクが無数の罠を仕掛けてラオウを待ち構えていた。結局何一つ通用せず、リハクは殺されかけたが、その後ケンシロウが到着し、ラオウとのバトルに。無想転生によってケンシロウが押し気味に戦いを進めるも、最後の仕掛けとして用意されていた爆破スイッチをラオウが踏んでしまい、轟音と共に部屋は大破。ケンシロウはその衝撃で目を負傷し、遥か階下へと落下したラオウは、偶然ユリアのもとへと辿りついた。

落ち合う予定の部屋
ケンシロウとユリアが落ち合う予定となっていた部屋。リハクの兵によってこの部屋へと案内されたケンシロウは、ラオウあるかぎりユリアに生は無いとして、自らのバンデージの一片を残し、ラオウのもとへ。遅れて到着したユリアは、残されたバンデージからケンシロウの意図を察し、その部屋でケンシロウが帰ってくるのを待った。だが戦いの最中、リハクの爆弾が作動したことにより、遥か階下へと落下したラオウは、偶然にもこの部屋へと到着。そのままユリアはラオウに捕まり、城から連れ拐われた。

将の寝室
TVアニメ版に登場した、将の寝室。トウが将のマントを持って訪れた。側の台の上に将の仮面が置かれているのが確認できる。