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トウ



登場:原作(115〜122話) TVアニメ版(83〜100話)
肩書:リハクの娘
流派:不明
CV:土井美加(TVアニメ版)
   甲斐田裕子(真救世主伝説シリーズ)
   釘宮理恵(DD北斗の拳)

 海のリハクの娘。ラオウ南斗の城に突入してきた際、南斗最後の将の甲冑を纏い、ユリアの影武者としてラオウの前に登場。すぐに偽者だと見抜かれたが、自分がかねてよりラオウに想いを寄せている事を明かし、ユリアを諦めることはできないかと尋ねた。しかし、ラオウもまたユリアの慈母の星に打たれたのだという事を知り、最後はラオウの短剣を奪い、目の前で自害。そうすることで、ラオウの心の中に少しでも己を残そうとした。

 TVアニメ版では、幼少時にオオカミに襲われていた所をラオウに救われ、恋心を抱くようになったというエピソードが追加。その後、ラオウがユリアを手に入れようとしてトキに制止される場面を目撃し、己が片思いであることを知り涙した。
 また、南斗の城ではユリアの世話係を務めた他、ジュウザのアジトに潜入し、ジュウザに眠り薬を盛り、南斗の城に連れてくるなどの任務を遂行した。




北斗界イチ男のセンスが良い女性。拳王様のお体から放たれる闘気によって、誰しもが心に恐怖を抱いてしまい、何人も拳王様の男としての魅力に気付けないでいる中、ただ一途に彼のお方を十数年も想い続け、立場のせいで永久に結ばれないその愛ために自害までした、ミュージカル化待ったなしの人生を歩んだ女、それがトウというキャラクたーだ。昨今はラオウ伝に登場するレイナに愛人キャラ的位置を奪われそうな彼女であるが、挫けることなく、元祖拳王腐女としてのポジションをを守り続けて欲しい。


 アニメではけっこう出番をもらえたが、原作では単に仮面の下からフケ顔をさらした女というイメージしかない彼女。だがリハクがもう結構なおじいちゃんなことを考えると、フケ顔などではなく、本当に老けているのかもしれない。既にミソを遥かに通り過ぎ、アラフォーに差し掛かる齢でもおかしくはない。しかし、アニメで描かれた少女時代の姿は、拳王様より2.3歳くらい年下という感じなので、その疑いは払拭されたと言っていいだろう

 トウのアニメオリジナルシーンのひとつである子供時代の拳王様との出会いから、恋打ち破れたその瞬間までは、なかなかに内容の濃いものとなっている。もともと五車の娘として登場しているのに原作では出番少なすぎた気もするので、個人的にはすごく嬉しい。特に、恋に破れたあのシーン、拳王様がユリアを無理やり奪おうとしたあの場面を実は物陰から見ていたという演出はすごくいい。ここに興奮できる人は私と同じ感性で北斗を見れる方だ。

 もうひとつのアニオリである、ジュウザ拉致作戦。拳王様でも面識があるのにジュウザとトウが面識が無かったのが少し意外であるが、この難易度最高ともいえる任務をすんなりやり終えたトウはすばらしい手腕をもっていることは確かだ。ここから湧き上がるのが、トウの実力。実はそこそこ強いんではないのか?アニメではトウが盛った睡眠薬でジュウザが倒れるところまでしか描かれていないが、このあとトウがどうやってあのアジト内から脱出したのかは不明のままだ。事前にジュウザの配下のもの全員を脅すなり説得していたという考え方もあるが、はっきりいって彼らが、というかどこの部隊であったって、リーダー眠らせて連れて行きますけんとか言われて了承するわけがない。ではジュウザが倒れた瞬間に周囲からSWATばりに海の兵団が飛び出してきて、全員をホールドアップさせた後にジュウザを手際よく浚ったのだろうか。しかし、ジュウザが屋内に潜む大量の兵団の気配に気づかないわけはない。ということはこれもバツだ。ならば、やはりトウが単独で任務をこなしたと考えるしかないだろう。ジュウザが薬で眠ったその一瞬の隙を突き、彼の体を抱え、セガールばりの大脱出を果たしたのだ。全員の気を失わせて堂々と出ていったか、煙球チックなもので逃げたか、なんにしてもトウのある程度の実力は求められる。というか、あのジュウザに悟られずに作戦をやりおえたその気配の消し方がまず常人ではない。そのほかにも、アニメではトウとユリアが二人きりでいるシーンが多いことから考えると、トウはユリアの身の回りの世話をする侍女仕事に兼ねて、近衛兵、ボディーガード的な役割を担っていたとも考えられる。うーむ、妄想がひろがりんぐ。