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北斗残悔拳
ほくとざんかいけん



流派: 北斗神拳
使用: ・ケンシロウ(対 スペード)
 …北斗の拳(3話) アニメ版(2話)
・ケンシロウ(対 ウルフ)
 …アニメ版(18話)
・ケンシロウ(対 ジョーカー)
 …アニメ版(21話)
・ケンシロウ(対 コング)
 …PC-88版

・ケンシロウ(対 ザイム)
 …ケンシロウ外伝

登場: 北斗の拳/アニメ版/ケンシロウ外伝/北斗の拳4/
北斗の拳5/PC-88版/PS版/審判の双蒼星/
ONLINE/北斗無双/北斗が如く/


 左右のこめかみにある秘孔 頭維(四合)を突き、相手の命を残り三秒とする北斗神拳の奥義。指を抜いてからの三秒間、相手に己の罪深さを後悔させながら死に至らしめる。ケンシロウより拳を喰らったスペードは、命乞いをしながら逃亡し、三秒後に体を真っ二つに割りながら死亡した。

 TVアニメ版では、KING軍ウルフジョーカーへの止めにも使用。ウルフに対して使用した際は、相手の火炎放射攻撃を跳躍で回避しつつ、頭の上で逆立ちするような姿勢で秘孔を突いている。尚、スペードを殺すまでの時間が3秒から7秒まで伸びている。

 『小説 ケンシロウ外伝』では、偽南斗聖拳の使い手であるザイムに対して使用。余命を5秒とした。

 『北斗の拳 バイオレンス劇画アドベンチャー(PC-8801他)』では、KING配下のコングなる兵に対して使用している。

 『北斗の拳 審判の双蒼星 拳豪列伝』では、天破活殺無想転生と同列の究極奥義として扱われている。TVアニメ版でウルフに使用した時と同じく、跳躍して頭部で逆立ちするような状況で秘孔を突き、3秒後(実際は20秒後)に対戦相手を死亡させる。

 『北斗が如く』では、通常バージョンと、相手の攻撃に合わせて使用するカウンターバージョンの2種類が用意されている。

 『北斗の拳4北斗の拳5』といったRPG作品では、成功すれば残り体力に関係なく敵を死亡させる事が出来る奥義として登場。リュードと、ラオウの遺児であるリュウが使用することができる。対象が1グループに広がる残悔滅殺破なる奥義も存在する。




 この奥義を成すためには、相手の頭部を横から挟める位置まで接近せねばならない。それはつまり、パンチを当てるよりも深く間合いに入る必要があるということ。更にその距離で両手を左右に開くのだから、相手の眼前に無防備な自分の体を晒すことになる。通常の戦いで使うにはあまりにリスクが高い技だ。ゆえにケンシロウも、スペードという雑魚相手とはいえ、ちゃんと両腕を破壊して安全を確保してからこの奥義を使用したのだろう。実用性ではなく、相手に罪を後悔させることを目的とした懺悔の拳なのである。