しんたんちゅう
流派: |
北斗神拳 |
使用: |
・トキ(対 ケンシロウ)
…北斗の拳(70話) アニメ版(48話)
・トキ(対 リュウガ)
…トキ外伝
・霞拳志郎(対 オランダ海軍)
…蒼天リジェネシス(1話)
・ジャギ(対 レイ)
…北斗が如く
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登場: |
北斗の拳/アニメ版/トキ外伝/北斗の拳3/
北斗の拳4/北斗の拳5/サターン版/
審判の双蒼星/北斗が如く/リバイブ |
身体を動かせなくなる
秘孔。突いた者の声がかからぬ限り、秘孔縛から抜けることは出来ない。
トキが
ケンシロウに対して使用したが、ケンシロウは自らの力でこれを破ってみせた。
『トキ外伝 銀の聖者』では、
奇跡の村へ侵攻しようとする
リュウガに対して使用し、完全に動きを封じた。
『北斗が如く』では、
ジャギが
レイに対して使用。
アイリを人質に取られ、手出しできないレイに対して突き、動けなくなったレイを人質にとった。だが後にレイは自力でこの秘孔縛を破っている。
その前にも「ロブ・バー」の店員に対してもこの秘孔を思われるものを使用しており、動けなくした店員をそのまま連れ去っている。
『FC北斗の拳3』では、なぜか
アミバが使用してくる。
『北斗の拳4(FC)』、
『北斗の拳5(SFC)』では、相手をマヒ状態にする柔拳として登場。北斗の拳4では主人公が、北斗の拳5では、主人公(初代&二代目)、ケンシロウ、ラオウが使用することができる。
『AC版(審判の双蒼星)』では、相手を秘孔よろけ状態にするトキの通常攻撃「ヘヴィーストライク」にこの秘孔が充てられている。ただトキの突く箇所が何故か膝の辺りになっている。
アミバ戦のときのケンはこう言った。「もし本当のトキが秘孔を突いたのならいかに俺でも秘孔を破ることはできん!!」。だがケンは、この新胆中を破ることで自らの台詞を完全に否定することになった。だがこの場面、少し疑問が残る。マミヤを助けるためにケンは秘孔縛を破ったわけだが、それ以前にトキはこの秘孔縛を解くことが出来たはずだ。声をかけるだけでいいのだから。今にもマミヤが殺されそうになっているというのに、ケンに戦いを見せるだの2対1の戦いはないだの言っている場合ではなかろう。それに、ラオウ様が躊躇なしにマミヤを殺そうとしたのも変だ。ユリアを手にかけた(実際はかけてない)ときに「初めて女に手をかけたわ」と言っている通り、生涯女性には殺さなかった拳王様が、あんな簡単にマミヤを殺そうとするはずがないのだ。
もしかしてこれは、ラオウとトキによるケンシロウ育成の一環なのではないか。つまり新壇中を破ることこそがケンシロウの大きな成長につながることを二人は知っており、あえてマミヤの死という場面を作ることでケンに眠る力を引き出そうとしたのではなかろうか。あのトキがこれほど危険な賭けにでるのは俄かに信じがたいことではあるが、この戦いのテーマのひとつが非情さであることを考えればそれほどおかしくもないとおもう。そしてなにより、ケンがあの窮地で秘孔縛を敗れることを二人が信じていたことが、この奇跡を生んだ最大の要因であると思う。
大分話の焦点がズレたが、結局何が言いたかったかというと、超神水を乗り越えた悟空のように、霊光玉を耐えた幽助のように、新胆中を乗り越えることこそがケンシロウをはるかに強くさせたのだろうということだ。