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ガロン



登場:原作(63〜65話)TVアニメ版(44〜46話)
肩書:拳王侵攻隊隊長
流派:火闘術(原作)
CV:亀井三郎

 拳王侵攻隊の隊長。腹に溜めたガソリンを用いて炎を噴く「火闘術」の使い手。

 ケンシロウ達が不在のマミヤの村へと侵攻し、圧倒的戦力差で制圧。忠誠の証として村人たちに拳王軍の紋章を焼印するよう命じ、逆らう者を灼熱の鉄板の上に乗せて焼き殺した。
 焼印を頑なに拒むリンが自ら焼け死ぬことを選ぼうとしたその時、報せを受けて駆けつけたレイが登場。村の中に隠れているアイリを捕らえレイの動きを封じようとするが、リンの勇気によってアイリは戦う意思を持ち、そして村人達の心を奮い立たされたことで戦況が悪化。自ら剣を持ち、火闘術にてレイに立ち向かったが、南斗水鳥拳で切られた腹からガソリンが漏れ、そこに炎が引火したことで大爆発した。

 TVアニメ版では技の名前が「竜吐火焔術」に変更。また、原作ではレイとの戦闘中に拳王が訪れるが、アニメでは戦闘後に変更されている。

 『ラオウ外伝 天の覇王』の中で、「ガロン」という名前であることが判明した。カサンドラからみて西方面に派遣されている部隊の隊長であるらしい。




 出番が多いわりに名前が無いキャラとしては作中ナンバーワンだった彼だが、天の覇王にてようやくジレンマが解消された。ちなみにガロンとは、液体の容量に使われる単位。ガソリンの量を示すときによく使われていますね。

 死に様こそド派手でマヌケだったが、それ以前の立ち振るまいだけを見ると、中々クールでシブい、デキそうなキャラクターだった。水鳥拳のことやレイの弱点まで熟知しているなど、知的だったし。そんな奴がなんでこんな……ガソリン飲むとかいうアホな拳法を……。