ジュウザの頁の坂本龍馬のくだりで考えたのですが、歴史的に重要でないと判断された人物を教科書から消すという方針自体は個人的に問題ないと思います。
反対しているファンも多い様ですが、正直どうも世間に影響力を誇示するのが目的と化したカルト的な不穏を感じます。
ラオウの頁で、ケンシロウの活躍は「伝説」、ラオウの活躍は「歴史」と述べられていますが、つまり『北斗の拳』はその世界の歴史の影、例えるなら「歴史の教科書に載らない坂本龍馬」を描いた様な漫画とも言えます。
ケンシロウが歴史的人物になれないのは功績や志がラオウより劣っている為でしょうが、ナンバー2以下でも彼は救世主であり、ラオウの偉業を理解した上で歴史の影で闘い続けたケンシロウを敬愛する者達がバットやリンを始め確かに居る。
レイ,シュウ,シャチ,アインなど最強候補に挙がらずとも、人々の心に残り続ける漢達も居る。
坂本龍馬ファンの方々も、教科書に載る載らない等の公的な地位に拘るよりも、個人である自分達が如何に彼をヒーローと称えて来たかを再考する時ではないかという気がします。

ラオウは政治家
トキは医者
ケンシロウは水戸の御隠居様
ジャギだけしょーもないDQN
という感じですかね。

ラオウは乱世を力で押さえつける覇王
トキは医療に転用できる秘孔を誰かに残す、広めるという発想は無く北斗神拳の秘匿を守りつつ残り短い寿命を好きにさせて貰う隠居
ジャギは技術を盗ませ組織を作っているので北斗神拳の伝承を続ける意思は有りそうな伝承者
ケンシロウはユリアと自分の生活、平和さえ守れればいい一般人
です。
トキは脱落した元伝承者候補としてみれば技術を残さない広めないは間違っていません。収拾が付かない混乱期を力で抑えようとしたラオウもあの時代の救世主なら正しい行いになります。技を盗ませたジャギも北斗神拳を残す意味では正しいです。特に何もしていないケンシロウは伝承者としても救世主として間違っていますが大望も責任も力も無い一般人だったら間違ってはいなかった。最終的に先代はケンシロウに心構えを伝えなかったのかと一言になります。

ほくさい見ててずっと感じてたんすが、愛参謀殿ってリンレイ好きなんです?
足が江口いんですよね足が
そういう観点からすれば玉玲も江口さんですよな
などと供述しており

であるのになぜかロフウと見比べるとやたら若い
南斗水鳥拳の女拳を学ぶと体細胞の劣化が抑えられる効果があるんでしょうかね
それともあれはリンレイ本人が、もしくはロフウが、作者か、はたまたレイからの視点の姿で、各々の「リンレイは若くあってくれ」っていう願望フィルターを通されており、作中のリンレイの作画は飽くまで再現漫画(再現VTR)って形なんですかね
要は現代の加工のようなもの

年齢に関してはレイからママ呼びされてキレてたので30代くらいなのではないかと。
ジョジョ4部冒頭で承太郎と仗助がスタンド使って殴り合いしてるのを見て思ったんだが。
ヒョウの顔も、このくらいケンシロウに似せればよかったのに。
まあ、よく見るとケンシロウの顔の特徴はあることはあるんだけど、このレベルで寄せてれば「あんま似てない」とか読者から言われることはなかったと思う。



あの辺ってカサンドラ救出〜ラオウとの初戦までを意識してますよね。
シャチVSカイオウ、シャチ敗北、遅れてケンシロウ到着、ケンシロウVSカイオウ、ヒョウ到着
この大筋の流れがラオウの初戦と少しだけ被っているので、その頃の北斗の拳も少しだけ意識していて、構成を練ったのかなと。

なので構成を意識したかどうかはわかりませんが、心霊台と宗家の亡霊で共に復活するのも若干近しい感じはしますね。
大胸筋って旧劇場版でラオウが牙大王に使ったやつはカウントしないんでしょうか?
項目見てふと気になりました

ブヨブヨの脂肪って感じでは無いので…
でも関連項目として入れとくのはアリですね
ありがとうございます
北斗神拳の難解さ的に水影心が使えるのが伝承者候補に残る最低条件だと思います。候補の一人だったキムが命や記憶を奪われる事なく無傷で放逐されている所を見ると水影心が使えず技を盗めなかった可能性を感じます。
伝承者が他の候補の記憶や拳、命を奪うか隠遁させる必要が有るのは他流派から際限無く技を盗める水影心修得者の特性に有るのではないでしょうか。


それが出来る奴を野に放てば手の付けられない化け物が出来上がる事必至…伝承者が他の候補に拳士として引導を渡すのも納得です。キムが無傷で北斗神拳から出る事が出来たのも幸運にもそこまでの物を持っていなかったからでしょうね。
新陰流の無形の位は一見無防備に立ち尽くしているように見えて敵のどんな攻撃にも対応できる物。
敵の攻撃に無意識に反応、的確なカウンターを入れられるのが無想転生で、カイオウに負けたのはケンシロウが魔闘気を意識して無意識が崩れたからと妄想してみる。
習得法は無意識に敵の攻撃に合わせ的確なカウンターを入れられるまでレベルの近い相手と戦い経験を積む以外に無くラオウレベルになると逆に習得が難しくなる特殊奥義かも。奥義を解明できる才気に溢れた伝承者は苦戦、死闘が少なく、経験を積み習得できる伝承者だと習得できた自覚が持てず何故できたのか説明出来ないので解説が難解になった要因とか。

互角の相手との戦いが無想転生修得への訓練になったって考え方は新しいですね。「俺より強い男たちの戦場をくぐりぬけてきた」というぼんやりした言い回しより説得力ありそう。

劣勢に慣れ劣勢になっても動揺しない物足りない連中なら完全な修得は出来るでしょうが、修得可能レベルまで至れるかと言う基本的な問題が付き纏い。修得可能レベルに至れる才気に溢れた連中は劣勢慣れ出来ない根本的な問題が生じる気がします。ケンシロウも劣勢と言える劣勢はシュウ、シン、サウザー、カイオウぐらいでラオウとは互角、トキは殺し合いまで至らない手合わせと劣勢慣れしていない。完全に修得出来た者がいないのも納得です。

ケンシロウは無想転生を完成させる方法は見えるけど、ケンシロウを圧倒出来る拳士が居なくなった後、その方法を完遂する術が無いジレンマに陥っていそうです。
ジャギはアミバ級とやり合っている間に自然と身に付きそうですし、意識し合える仇敵(とも)を殺せば哀しみ、虚しさも纏えそうですが才能の問題から意識してON、OFFの切り替えが出来るケンシロウレベルに達する事は無さそうです。
ラオウはケンシロウより技を高められそうですが、この場合だとラオウが北斗神拳を継ぐ事になるので魔闘気が鎮まり全力からほど遠いカイオウをあっさり倒すので不完全な事に気付く事も無さそうです。
…誰一人完全な形で習得できるイメージが湧かない。


カイオウ戦を見るとその境地にケンシロウが至っていなかったか、苦し紛れで使うか意識し合える相手に自然と出るかの違いに過ぎないとも解釈できます。
自分は無想転生を先代伝承者から奥義を引き継ぎ実戦で磨き高めた続けた結果至る境地だと妄想しています。本来なら向上心に欠けユリアと自分の平和が守れれば良かった平時メンタルのケンシロウが修得できる奥義じゃないです。
ケンシロウの志向を考えれば北斗神拳を高めようとする意識が有ったジャギが歪みますね。ラオウやトキのような野心がケンシロウに有ればジャギは悪態は吐いても引き下がれた気がします。振り返るとケンシロウとユリアの気質は救世主なんかじゃないですし運命、時代がそうさせたとしか言いようが無いです。
野暮なコメントですが、ジャギは燃料タンクから流れるガソリンにマッチを入れて周りを炎の海にしましたが、燃料タンクそのものによく引火しなかったなあ・・と読み返して思います。もしかしてケンシロウと一緒に心中しようとしていたのでしょうか。


アニメ北斗の「命奪崩壊拳」、同姓同名の技が先に「闘将!拉麺男」で登場してるんですよね。
「相手の生命力を吸収しつつ撃破する」と技もちょっと似てます。
当時は集英社ネタで出張させる技もあったそうなのですが……
