TOP


北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王
ストーリー キャラクター 流派・奥義 アニメ版 小説版




ストーリー紹介(11)

ジャギ編



 砂漠へと出陣したリュウガの軍は、冥王軍を責めあぐねていた。このままではいたずらに兵力を消耗する。そう判断したリュウガは、砂嵐の中に佇む村で、休息をとることを決めた。だがその日の夜、事件は起こった。兵長のザクが呼んでいる。そう言って呼び出されたリュウガを、突如何者かの拳が襲ったのである。翌朝、村を出たリュウガ部隊が見たのは、砂漠に倒れたリュウガの姿であった。犯人は村人―――。そのリュウガの言葉を聞いて、兵達が振り返ったとき、そこにあったはずの村は忽然と姿を消していたのだった。


 その報は、野盗団討伐に出ていたレイナとソウガの耳にも入れられた。拳王からの帰還命令を告げられる二人であったが、彼等はその前にどうしても確かめたいことがあった。今蹴散らした野盗団の首領・・・その男の胸には、七つの傷があったというのである。


 一方、ラオウはカサンドラへ訪れていた。リュウガを倒した謎の拳に心当りを持つラオウは、それを聞くためにトキの元を訪ねたのである。だが、その暗殺拳―――黒山陰形拳は、とうの昔に失われたとされる拳であった。


 盗賊団のアジトに訪れた二人の前に、噂の首領が姿を現した。自らをケンシロウと名乗るそのメットの男の胸には、確かに鮮やかな七つの傷が刻まれていた。しかし、ソウガ達が拳王軍の将軍だと知った途端、男は態度を豹変させた。彼の名はジャギ。救世主と呼ばれる弟ケンシロウの名を地に落とすため、自らケンシロウを名乗り、悪行を繰り返している男であった。ケンシロウが邪魔だという点で、お互いの利益は一致しているはず―――。そう言ってジャギは、二人に停戦を申し込み、決してケンシロウには手を出さないよう忠告してきたのであった。





・ザク、リュウガ部隊の兵長に。
→で、リュウガ亡き後は拳王軍本隊の兵長になるわけか。
・リュウガ、砂漠の村で黒山陰形拳に倒される。
→こいつはこんなもんだよ。
・ラオウがカサンドラで数多の伝承者を殺していたのは、黒山陰形拳を調べるため。
→拳王様がここまで手間隙かけて調べた拳法なんて他にあっただろうか。そのわりにはどえらく余裕で倒してたようだが・・・噂ほどではなかったということか。
・ジャギ、シンがケンシロウに倒された事をソウガらに伝える。
→拳王軍もうちょっと情報収集がんばれよ。ジャギに情報先んじられるなよ。
・ジャギ、拳王軍都不戦協定を結ぶ。
→ふたつが別の組織となると、原作の 「拳王の手下であったジャギもアミバも拳王の命令で動いただけ」というトキの台詞は?「拳王軍に手を出すな」というのが「拳王の命令」であり、手下になったという意味なのか?


≪(10)UD編へ  (12)ガイヤ編へ≫