ストーリー | キャラクター | 流派・奥義 | アニメ版 | 小説版 |
拳王軍 |
ラオウ |
拳王軍の王。北斗神拳の使い手。北斗四兄弟の長兄。 自らの北斗神拳で乱世に平和を取り戻すため、覇道へ。修羅の国から呼び寄せたレイナとソウガと合流し、鬼王ゴラムから奪い取った城と兵を拠点に、拳王軍を設立。鍛え上げた兵や愛馬黒王号との出会いにより、怒涛の勢いで勢力を増していった。 かつて拳を交えた幼馴染サウザーが聖帝と名乗っていることを知り、互いに王として対面。同盟を結んだ直後に裏切られ、闘いに臨むが、秘孔の通じない身体の前に苦戦を強いられる。だがサウザーもまたラオウの剛拳の前に相打ち恐れ、改めて同盟を結ぶことを提案してきたため、それを受諾。正式に聖帝軍との不可侵条約を結んだ。 有能な将を求め、弟トキや、南斗の智将リュウロウのもとを訪ねるが、いずれも断られる結果に。力による統治では真に平和は訪れないと忠告されるも、それを聞き入れず、逆に甘さを払拭し、鬼となりて覇道を邁進した。その後、影で冥王軍を操っていたガイヤを倒すも、その直後にケンシロウ一行によってカサンドラが陥落したとの報告を受け、単身西へと向かった。 |
拳王軍 |
拳王に仕える兵達。最初に配下となった鬼王軍をはじめ、打ち破った軍閥の兵を吸収することで、巨大軍閥へと成長。更にソウガによる戦術や陣形の知識、レイナによる実戦訓練、そして武器防具の強化により、比類なき戦闘力をもった軍団となった。しかし一方で、智勇兼備の将の不足や、末端の兵達の不祥事も絶えないことから、組織として不完全な面も多々抱えている。 |
親衛隊隊長 |
レイナ |
拳王親衛隊隊長。ソウガの妹。日月双刀の使い手であり、武芸十八般全てを治める腕の持ち主。 ラオウの覇道に協力するため、兄ソウガと共に修羅の国から渡航。ラオウと共に拳王軍を立ち上げ、親衛隊隊長となり、兵達の実戦力を鍛え上げた。 覇道を突き進む中、次第に鬼へと変わり行く仲間達や、ユリアの死に哀しむラオウの姿を見て焦燥。なんとかラオウの役にたたんと単身軍閥の調査へと赴くが、ダガールの罠にかかり、捕虜に。だがマミヤによって助けられ、彼女の言葉から、自らがラオウを愛するが故に戦っているのだということに気付いた。 |
軍師 |
ソウガ |
拳王軍の軍師。レイナの兄。泰山旋風脚の使い手。 ラオウの覇道に協力するため、妹レイナと共に修羅の国から渡航。拠点となる城としてカサンドラを選ぶが、アモンの罠から退路を確保する際に右脚を喪失。義足となった。 カサンドラは牢獄として作り変えられることとなったため、次なる候補として鬼巌城をリストアップ。城を制圧し、拳王軍を設立。軍師として兵に戦略や陣形の知識を授け、無敵の軍団を作り上げた。 ラオウの右腕として軍に加わったリュウガが、ラオウの悪評を全て被ろうとしていることを知り、それに同乗。自らも鬼となりて、狂気の覇道に身を投じた。しかしリュウガが倒されたという砂漠の村の捜索中に、ガイヤの指突血を受け、余命二ヶ月の命とされた。 |
サクヤ |
拳王軍の女軍師。占卜と天文の理を知り、未来を予知できる能力を持つ。 この乱世を治め平和をもたらすのが北斗であるという占いに導かれ、拳王軍に入軍。初めて指揮を任された黒薔薇一族との戦いにおいて、突風が吹く事を予知し、拳王軍に地の利をもたらした。 その後、乱世に終止符をうつ人物が誰なのかを尋ねるため、森のリュウロウのもとを訪問。岩山の上に咲く花を天に例え、その花を如何にして取るかという問いにより、乱世に生きる男達の生き様を教えられた。 TVアニメ版では黒鉄城攻略に苦戦するラオウ達の前に登場。自分なら一夜にしてあの城を落としてみせると宣言し、自ら女商に扮して城へ。女好きの我王を誘惑し、レイナの協力を得て我王暗殺に成功した。 その後、軍師としてラオウの覇道に協力するも、ガイヤと同じ黒山陰刑拳の使い手である事、聖帝と密かに会っていた事がばれ、カサンドラに投獄される事に。だが同じ男を愛する者としてレイナから信用され、拳王府の危機を救うために呼びもどされた。その後、ラオウとサウザーの戦いを止めようと戦いに割って入り、互いの渾身の拳をその身に受け絶命した。 |
ウサ |
拳王軍の副軍師。媚び諂う姿勢と、性格も陰険である事から、ラオウには好かれていないらしい。 トキの処遇を決めかねるラオウ達に対し、自分に任せてもらえないかと進言。偵察隊のアミバに、トキを連行するよう告げ、逆らう場合は殺せと命じた。 アミバ敗北後、部隊を率いてトキの前へ。アミバがトキに成りすまして村人達を殺しまくっていた事を教え、トキを怒らせた。その後、部隊を使ってトキを殺そうとするも、ラオウの登場によって未遂に終わった。 TVアニメ版では登場せず。 |
リュウガ部隊 |
リュウガ |
泰山天狼拳の使い手。、鬼に目覚めたラオウを見て、この男こそが乱世を収めることのできる巨木であることを確信。ラオウの右腕として拳王軍に加わった。その後、侵攻してきたイゴール軍を迎え撃つよう命令を下され、ソウガと共に出陣。降伏した兵に慈悲をかけることなく皆殺しにするやり方をソウガに咎められるが、全てはラオウの悪評を被るための行為であることを告白した。 正体不明のKINGの正体を探るため、レイナと共にサザンクロスへと赴き、そこで義理の弟であるジュウザと対面。KINGの正体がシンであること、そのシンに連れ去られたユリアが城から身を投げた事、そしてケンシロウとシンの対決が目前に迫っている事を知り、帰城してラオウにその事を報告した。 冥王軍の討伐に赴いた際、疲弊した兵を休ませるため、砂漠の村へ。その夜、村長にウソの情報で呼び出され、ガイヤの黒山陰形拳を被弾。瀕死の負傷を負い、砂漠へと捨てられた。翌日、兵長のザク等によって発見され、拳王府へと運ばれたため、一命は取り留めた。 TVアニメ版では鉄帝ジャダムとの戦いで目の上を負傷し、危機を迎えたが、サクヤによって救われた。だがその際にサクヤが使ったのが、ガイヤと同じ黒山陰形拳であったことを拳王に報告した。 |
ザク |
拳王軍の将軍。リュウガの副官として冥王軍討伐隊に同行し、休息をとるため砂漠の村へ。翌朝、リュウガは先に帰ったと村人達から知らされるが、村のすぐ側で重傷を負ったリュウガの姿を発見。しかし振り返ったとき、すでにそこには村の姿はなく、その一連の出来事をラオウに報告した。 TVアニメ版では登場せず。 |
リュウガの軍 |
リュウガが率いる部隊。リュウガと共に冥王軍の討伐へと赴いたが、戦っては退くを繰り返す冥王軍の戦い方に体力を消耗し、砂漠の村で休息。だが全ては冥王軍の罠であり、翌朝、村の外で重傷を負ったリュウガを発見。拳王府へと運んだ。 |
カサンドラ |
ウイグル |
カサンドラの二代目獄長。 拳王討伐隊の新兵として戦場へ赴くが、そのレベルに低さに激怒し暴走。敵味方の区別なく殺しまくったため、カサンドラにて死刑を受けることとなったが、五度に渡る処刑を生き延びた。その後、問題解決のために呼ばれたラオウと対面。この世に生きた証を残すまで死ねないのだという信念をラオウに買われ、ギオンに代わり二代目カサンドラ獄長に任命された。その後、恐怖のカサンドラ伝説を打ち立てたが、ケンシロウに敗れ討ち死に。 TVアニメ版では囚人として送られてきたトキに泰山流双条鞭や蒙古覇極道などを繰り出したが、全く通用しなかった。 |
ギオン |
智王軍の王。交通の要衝である「らこく」を支配している。 攻め入ってきた拳王侵攻隊を黒王谷へと誘い込み、野生の馬を利用し、見事一網打尽に。だがその後、ラオウが黒王と手を組んだため、完全降伏。黒王と出会う切欠を作ったとして罪は許され、一将として拳王軍入りを果たした。 その後、カサンドラの獄長に就任。死刑に処しても死なないウイグルに手を焼き、ラオウに救援を頼むが、逆にラオウがウイグルを新たな獄長に任命したため、降格する羽目になった。 |
偵察隊 |
アミバ |
拳王偵察隊の一人。大戦前に鍼灸の医師を務めており、その経験を生かして足の悪い老人の秘孔を突いたが、怪我が悪化。トキに頬を叩かれ、未熟な秘孔を使うなと宣告された。 トキへの復讐を果たすため、拳王軍に入り、トキの偵察隊を志願。トキになりすまし、近くの村人達を殺しまわることで、救世主としての「トキの名を地に落とした。 副軍師のウサより、トキの連行、逆らう場合は殺せと命じられ、再びトキと対面。しかし北斗神拳をヒントに編み出したという北蛇鍼拳は全く通用せず、北斗有情拳を受け敗北。その後、解除の秘孔を突かれ、一命は取り留めた。 TVアニメ版では登場せず。 |
ギハン |
拳王偵察隊の一人。蝙蝠の羽を自在に動かし、木から木へ、山から山へ飛翔する特殊技能の持ち主。 ソウガの命によりケンシロウを監視し、哀しみを知ったケンシロウが強大な存在になりつつある事を伝えた。 TVアニメ版ではソウガよりもサクヤのほうに重きを置いて仕えていた。 小説版ではバランという名前。 |
リガ |
砂漠の村を調査するためにソウガが連れて行った偵察隊の一人。病人のフリをして潜入し、一人で調査を開始したが、後に村の外で遺体となって発見された。 TVアニメ版では調査に出なかったが、小屋で寝ているところをナイフで刺殺された。 |
ダル |
砂漠の村を調査するためにソウガが連れて行った偵察隊の一人。夜間調査を開始した際にやられ、集合場所に現れなかった。 TVアニメ版では、ソウガに命じられて村の北側を捜索。刀鍛冶屋に拳王軍の紋章入りの剣が置かれたのを発見するが、その瞬間に襲われて殺された。 |
グマイ |
砂漠の村を調査するためにソウガが連れて行った偵察隊の一人。夜間調査の際にやられ、集合場所に現れなかった。 TVアニメ版ではソウガに命じられて村の南側を捜索。村人の一人が、仲間のゲラがつけていた兜飾りをペンダントにしているのを発見し、詰め寄ったところを殺された。 |
カガリ |
砂漠の村を調査するためにソウガが連れて行った偵察隊の一人。散開して調査を開始した際にやられ、集合場所に現れなかった。 アニメ版では登場せず。 |
サグ |
アニメ版にのみ登場した砂漠の村偵察隊の一人。ソウガの命令で村の東側を捜索したが、特に収穫も無しに(?)戻ってきた。後にソウガらとともにガイヤに倒される。 |
ゲラ |
アニメ版に名前だけ登場したキャラクター。砂漠の村で討ち死にし、兜につけていた拳王軍マークの飾りを奪われ、村人の一人にペンダントにされた。 |
拳王偵察隊 |
ソウガと共に砂漠の村の調査へと訪れた、10人の精鋭部隊。リガがやられた日の夜に散開し、村を調査したが、ダル、グマイ、カガリの三人は戻ってこなかった。村人全員を集めて問い詰めようとするが、ガイヤの黒山陰形拳を喰らい全滅。 |
侵攻隊 |
羅国に攻め入った拳王侵攻隊 |
ギオン軍の領土に侵攻した、2000もの兵からなる拳王侵攻隊。ギオンの策にかかり、黒王谷に誘い込まれ、1000頭もの野生の馬達に襲われて壊滅。逃げ帰った班長が顛末を報告した。アニメ版ではその後ラオウ達を黒王谷へと案内するが、馬の嘶きに怯えて逃亡し、ラオウに吹っ飛ばされた。 小説版では班長ではなく副隊長。ラオウを黒王谷へと案内するも、馬達の住処を見つかられなかったため、ラオウの怒りの鉄拳を喰らい死亡。 |
ゲルニ |
小説版にのみ登場したキャラ。1000人の部下を持つ侵攻隊の隊長。茹蛸のような脂ぎった顔をしている。現在の部下であり、かつて同じ職場の上司だったジンに、恋人を奪われた経歴を持つ。 支配下の村で食糧を調達していたとき、兜が落ち、その下のハゲ頭が顕に。それを見てジンが吹き出したのみて、怒り狂い、その首を刎ねた。さらにジンをかばった100人あまりもの村人達も、部下に命じて全員殺害。その事をソウガに問題視されたが、人材不足という理由で、不問にされた。 |
ジン |
小説版にのみ登場したキャラ。ゲルニの部下だが、かつての職場ではゲルニの上司であり、恋人を奪ったという経歴を持つ。情け深い性格で、村人や仲間達からも好かれている。 ゲルニのハゲ頭を見て吹き出してしまい、激怒したゲルニにその首を刎ねられた。 |
ガロン |
マミヤの村を襲った拳王侵攻隊の隊長。火闘術の使い手。彼の攻めた村の方ケンシロウが向かった、という報告の中に登場した。 |
その他 |
黒王号 |
黒王谷に住む1000頭の野生の馬達の王。黒い悪魔として恐れられ、谷に踏み込んできた拳王侵攻隊を、仲間達とともに全滅させた。 怪我をした仔馬をかばいながら、二匹の虎と闘っていたとき、ラオウと対面。仔馬を秘孔で殺したラオウを渾身の蹴りで吹っ飛ばしたが、足かせがなくなった事で、虎に勝利することができた。その後、覇道完成まで力を貸してほしいというラオウの願いを承諾。千の仲間と共に、拳王軍に入った。 小説版ではラオウが仔馬を殺さないため、蹴りを入れるシーンは無し。また、カサンドラの壁を持ち上げるラオウを手伝うというシーンがある。 |
野生の馬達 |
黒王谷に住む千頭もの野生馬。黒王をリーダーに、縄張りに入ってきた者を襲い、住処を守っている。智将ギオンにその習性を利用され、拳王軍を撃退するための手段として使われた。 黒王が拳王の馬となったのを期に、全頭が拳王軍入りした。 |
建設指揮長 |
鬼巌城を拳王府に造りかえる建設作業の責任者に選ばれた男。あと一週間はかかるだの、人材が足りないだのと言い訳し、作業ピッチを上げるために現場でラオウ直々の激励をもらえないかと相談した。しかし現場に到着した瞬間、ラオウに頭を叩き潰されて死亡。その死によって兵達の恐怖が煽られ、皮肉にも作業率をあげることとなった。 |
拳王留守部隊 |
拳王不在の拳王府を預かる部隊。ユダ率いる聖帝軍精鋭部隊の襲撃を受け、壊滅した。名前は小説版より。 |
バルガ |
拳王軍の将軍。多少は使えるが、兵を率いて敵軍と戦うには力不足だとソウガに評された。 |
レギド |
小説版にのみ登場したキャラ。かつて別の軍閥を率いていたが、拳王軍に吸収され、新兵となった男。カサンドラを手に入れたラオウに、今後はここを居城にすれば安泰だと進言。それを否定されると、ならばハーレムを作って金儲けに使おうなどと空気の読めない発言をしたため、顔面をふっとばされた。 |
医師団 |
拳王軍が抱える医師団。小説版ではカサンドラで右足を失ったソウガを、漫画ではガイヤにやられたリュウガをそれぞれ治療した。 |
ジャック |
拳王軍特攻隊に属していた男。以前はラオウに壊滅させられたジライ団の一員だったが、ラオウが拳王軍を旗揚げすると聞き、他のメンバー達と共に馳せ参じた。 数年後、ラオウに息子がいることを知り、旅の果てにリュウと対面。ラオウはこの世に平和を取り戻すために悪魔になったのだという事、全ての拳法を後世に残すためにあえて拳法家達の命を奪ったのだという事を伝え、形見のマントをリュウに渡した。 |
聖帝軍 |
聖帝サウザー |
聖帝軍の王。南斗鳳凰拳の使い手。 平和を望む南斗から離脱し、自らの率いる南斗29派と、ユダ率いる23派を配下に加え、巨大軍閥を組織。無垢な子供達を拐い、聖帝十字陵を建設を開始した。 ユダの提案に乗り、領土に攻め入ってきたラオウと会談を設け、一旦覇道から身を引くことを宣言。しかしその直後に裏切り、ユダに拳王府を攻め落とさせる事によって、ラオウと拳を交えることなく城を落とすことに成功した。しかしその後ユダが敗れたため、結局自らラオウと闘うことに。秘孔の効かない身体を武器に深手を与えるも、自らもラオウの剛拳に大ダメージを受けたため、改めて休戦を提案。拳王軍と同盟を結び、相互不可侵の条約を交わした。 |
ユダ |
南斗六聖拳のひとつ、南斗紅鶴拳の伝承者。核戦争の後、自らの配下である南斗23派を引き連れて覇道へ。サウザーと手を組み、聖帝軍大都督に就任した。 攻め込んできたラオウと戦うか否か悩むサウザーに、一旦同盟を結ぶフリをし、直後に隙を突いて城を攻め落とすという作戦を提案。自らその城を落とす部隊へと加わり、ラオウ不在の拳王府を陥落させた。その後帰還したラオウに挑みかかるも、全く相手にならず敗北。サウザーがラオウと改めて同盟を結んだ後、その身柄をサウザーに引き取られた。 その後サウザーの下を離れ、独自に活動。さらってきた女達を刺客へと育て上げ、軍閥の王を暗殺させるという作戦を展開。自らは姿を隠し、ダガールに指揮を取らせていたが、ラオウに見抜かれてしまい、敵に回すつもりは無いと告げて戦いを避けた。 |
ハッカ |
相棒のリロンと共に、聖帝軍に属する「南斗飛燕拳の使い手。 聖帝軍の領土に入って来た拳王達の前に現れ、これ以上進まないよう警告するが、拒否されたため戦闘に。奥義 双燕乱舞で襲いかかるも、北斗円掌波にてリロンと二人まとめて倒された。 小説版によると、リロンと共になかなかの巨漢で、白髪が少し混じる年齢であるらしい。 |
リロン |
相棒のハッカと共に、聖帝軍に属する南斗飛燕拳の使い手。 聖帝軍の領土に入って来た拳王達の前に現れ、これ以上進まないよう警告するが、拒否されたため戦闘に。奥義 双燕乱舞で襲いかかるも、北斗円掌波にてハッカと二人まとめて死亡。息絶える直前、聖帝の正体がサウザーである事を漏らした。 |
聖帝正規軍 |
サウザーに仕える兵士達。聖帝十字陵を造るため、村々から幼い子供達をさらい、建設に従事させている。 |
聖帝軍精鋭部隊 |
ユダと共に、ラオウ不在の拳王府を襲った部隊。城を制圧し、帰還したラオウに向けて無数の矢を放った。 |
UD軍 |
ユダ |
南斗六聖拳のひとつ、南斗紅鶴拳の伝承者。核戦争の後、自らの配下である南斗23派を引き連れて覇道へ。サウザーと手を組み、聖帝軍大都督に就任した。 攻め込んできたラオウと戦うか否か悩むサウザーに、一旦同盟を結ぶフリをし、直後に隙を突いて城を攻め落とすという作戦を提案。自らその城を落とす部隊へと加わり、ラオウ不在の拳王府を陥落させた。その後帰還したラオウに挑みかかるも、全く相手にならず敗北。サウザーがラオウと改めて同盟を結んだ後、その身柄をサウザーに引き取られた。 その後サウザーの下を離れ、独自に活動。さらってきた女達を刺客へと育て上げ、軍閥の王を暗殺させるという作戦を展開。自らは姿を隠し、ダガールに指揮を取らせていたが、ラオウに見抜かれてしまい、敵に回すつもりは無いと告げて戦いを避けた。 |
ダガール |
ユダの副官。南斗比翼拳の使い手。普段は陰に隠れているユダにかわり、軍閥の王として指揮をとっている。 偵察へと訪れたレイナを罠に誘い込み、捕獲。ラオウを暗殺させるための刺客に調教しようとしたが、マミヤの所為で脱走を許し、後を追った。翌朝その姿を発見するも、同時に拳王軍も駆けつけ、ラオウと戦う意思は無いというユダの考えの下、帰還した。 |
コマク |
ダガールの副官。城に出向いてきたレイナを罠へ誘い込み、ダガールとのコンビプレイで捕らえる事に成功した。 |
イザベラ |
UD軍にさらわれ、刺客として育て上げられた女の一人。玄王サリムを誘惑し、王妃として迎え入れられる事に成功。直後に毒を盛り、最後は心臓を一突きにした。 帰還しダガールにその旨を報告するが、暗殺の際に首に負った傷を見抜かれ、手下達の群れの中に放り込まれた。 TVアニメ版では、足の爪の間に針を入れるなどといった拷問にかけられ、レイナに忠誠を誓わせるための人質に。その後レイナと共に逃亡を図るも、背に矢を受けて絶命した。 |
ユダの女達 |
ユダにさらわれ、刺客として育て上げられた女達。その美貌を利用して各地の軍閥の王に近づき、暗殺を繰り返している。 |
UD軍 |
ユダに仕える者達。刺客の女達が王を暗殺した後、その隙を見計らって城を攻め落としている。 |
ジライ団
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ジライ |
ジライ団のボス。 ニドウ村襲撃後、気分よく荒野を走っていたときにラオウと遭遇。道をどかないラオウに因縁をつけた。その体格を見てメンバーに勧誘するも、器の小ささを指摘され激怒。鎖鏈鞭で襲い掛かるが、後ろのビルまで吹き飛ばす程の一撃で葬られた。 |
ジライ団 |
ジライをボスとする盗賊集団。ニドウ村襲撃後、気分よく荒野を走っていたときにラオウと遭遇。道をどかないラオウに因縁をつけた。ジライがやられたのを見て降伏するも、ジライの乗っていたバイクを振り回されてほぼ全滅。残った一人は、ラオウの名を世に広めるため生かされた。その後、ラオウが拳王軍を旗揚げした噂を聞き、残ったメンバー全員が軍団入りした。 |
ジャック |
拳王軍特攻隊に属していた男。以前はラオウに壊滅させられたジライ団の一員だったが、ラオウが拳王軍を旗揚げすると聞き、他のメンバー達と共に馳せ参じた。 数年後、ラオウに息子がいることを知り、旅の果てにリュウと対面。ラオウはこの世に平和を取り戻すために悪魔になったのだという事、全ての拳法を後世に残すためにあえて拳法家達の命を奪ったのだという事を伝え、形見のマントをリュウに渡した。 |
鬼王軍
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鬼王ゴラム |
北関東の半分を支配する、鬼王軍の王。娥媚拳の使い手。頭に角のような巨大なコブを生やしており、無垢の民衆を斬殺する残忍さから「鬼王」と呼ばれている。 楽士に変装したレイナ達を城へと招き入れ、歌と踊りを堪能。レイナの美しさに見惚れ、妻になるよう強要した。だがその直後に琴弾きと偽って入城してきたラオウと対峙。城を貰うと宣言してきたラオウを得意の娥媚拳で抹殺しようとするが、北斗神拳の名を聞き、戦慄を走らせた。ラオウの挑発を受け、奥義で挑みかかるも、北斗剛掌波の前に粉々に吹っ飛ばされて死亡。 |
鬼王軍 |
鬼王ゴラムに仕える兵士達。その大半は元盗賊や、過去に詐欺罪で投獄されていたような者たちばかりであるらしい。 ゴラムを一瞬で葬り去ったラオウの強さに平伏し、配下となる事を決意。拳王軍立ち上げの、最初の兵士となった。 |
智王軍
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智王ギオン |
智王軍の王。交通の要衝である「らこく」を支配している。 攻め入ってきた拳王侵攻隊を黒王谷へと誘い込み、野生の馬を利用し、見事一網打尽に。だがその後、ラオウが黒王と手を組んだため、完全降伏。黒王と出会う切欠を作ったとして罪は許され、一将として拳王軍入りを果たした。 その後、カサンドラの獄長に就任。死刑に処しても死なないウイグルに手を焼き、ラオウに救援を頼むが、逆にラオウがウイグルを新たな獄長に任命したため、降格する羽目になった。 |
ギオン軍 |
智王ギオンに仕える兵達。ギオンの作戦通り、拳王侵攻隊を黒王谷へと誘い込み、野生の馬達を利用して一網打尽にした。後にラオウが黒王と手を組み、全馬を引き連れて訪れたため、全面降伏した。 |
我王軍
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我王 |
我王軍の王。鉄壁の守りを誇る黒鉄城の城主。女好きで、美しいと噂のレイナを我が物にしようとしている。 拳王軍の攻城から一週間耐え抜き、その間に裏で通じる軍閥に背後を突かせようと画策。しかし、女商に扮したサクヤを城へと招き入れてしまい、その美しさに一発で虜に。まんまと策にひっかかり、暗闇の中で明かりをつけたことで自らの位置を知らせてしまい、矢で頭を貫かれて殺された。 漫画版では、サウザーに肩透かしを食わされたラオウの鬱憤を晴らしの相手として名前だけ登場。聖帝軍領土の近隣の西側の地を支配している。 |
ハバキ |
アニメ版にのみ登場したキャラクター。我王軍の将軍にして、南斗隼牙拳の使い手。我王の女好きな性格に頭を悩まされている。 女商として入り込んできたサクヤを警戒するも、まんまと我王を殺されてしまい号泣。弔い合戦だとして拳王軍を迎え撃ち、城へ入り込んできたレイナを圧倒した。だがその直後に空を飛んでラオウが現れ、若干は粘ったものの、最後はパンチ一発で上半身を粉々に砕かれて死亡。 |
我王軍 |
我王に仕える兵士達。鉄壁の守りを誇る黒鉄城で、拳王軍の攻城に対しても余裕を見せていたが、我王の死、兵を多く見せるソウガの策などによって動揺。ハバキ将軍の死に伴い、完全降伏した。 |
龍帝軍
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龍帝アモン |
龍帝軍の王。太極龍拳の使い手。双子の弟が軍団長を務め、息子ゼノスを将軍にもつ。 十数年前に、不落の街カサンドラを建設。その鉄壁の守りを武器に強大な軍閥を作り上げたが、あまりにも強固なその守りに溺れ、覇道の夢を忘却。一人で塔へと閉じこもり、近づくものは敵味方関係なく罠で殺すという狂人となった。 罠をすべてかいくぐってきたラオウ達と対峙するが、心とともに腐った拳では敵うはずもなく、敗北。塔に仕掛けた爆弾で、ラオウ達を道連れにしようとするが、後継者にするはずだった息子ゼノスが既に自らの罠で死んでいたことを知らされ、絶望しながら死亡した。 小説版では単に守りに入った男であり、狂人にまでは至ってはいない。また、ラオウが城を空けている間に拳王府を落とすよう、息子ゼノスに命令を下した。 |
軍隊長 |
アモンの双子の弟。龍帝軍の軍隊長を務めていたが、狂ったアモンに絶望して全ての兵が去ってしまったため、龍帝軍最後の一人となって、カサンドラの門の前に座っていた。 訪れたラオウ達に引き返すよう忠告するが、一撃で城壁を破壊したラオウのパワーを見て仰天。この男ならアモンのもとへと辿り着けると確信し、ゼノスは既に罠にかかって死んだとの伝言を託した。その後、生還したラオウに、龍帝軍の残党達を託した。 |
ゼノス |
龍帝軍の金龍将。アモンの息子。アモンが狂い、塔に閉じこもった後、カサンドラの街に仕掛けられた罠にかかって死亡した。 小説版では生きて登場。ラオウ不在の拳王府を落とすようアモンに命じられるが、守りに入ってしまったアモンに絶望し、命令を無視。カサンドラの門を開け、ラオウ達を迎え入れ、降伏した。その後、アモンと部下500人の命を助けて欲しいと嘆願し、その代償として自らの首を刎ねた。 |
龍帝軍 |
龍帝アモンに仕えていた兵達。塔に閉じこもり、敵味方関係なく罠にかけて葬っていくアモンの姿に絶望し、軍を離脱。カサンドラの近くに集落を作り、暮らしていた。 カサンドラ陥落後、ラオウに服従。カサンドラを牢獄として作りかえるよう命じられた。 小説版では龍帝軍に属していたが、攻め入ってきたラオウの目の前で降伏。金龍将ゼノスの命を懸けた願いにより、500人全員が拳王軍入りすることとなった。 |
イゴール軍
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獅子王イゴール |
北に勢力をもつ軍閥のボス。華山獅子吼拳の使い手。 南の雷帝ライズ軍と示し合わせ、同時に拳王軍の領地に侵攻。しかし、リュウガの天狼凍牙拳で首を切断された上、その生首をソウガに蹴り飛ばされるハメに。その後、頭蓋骨を削られ、祝勝の場での酒皿として使われた。 |
部隊長 |
イゴール軍の部隊長。イゴールと近い容姿をしている。リュウガの泰山天狼拳で全身を削られて死亡した。 |
イゴール軍 |
獅子王イゴールに仕える兵達。部隊長を瞬殺したリュウガに降伏を申し入れるが、受け入れられず、皆殺しにされた。首領イゴールがやられた後、近くの村にたてこもって抵抗するが、村ごと焼き払われて全滅。 |
ライズ軍
|
雷帝ライズ |
南に勢力をもつ軍閥のボス。 北の獅子王イゴール軍と示し合わせ、同時に拳王軍の領地に侵攻。ラオウと対峙し、電撃を放つ右手の装備で立ち向かうが、パンチ一発で右拳を破壊された上、そのまま体を貫かれ死亡。その後、頭蓋骨を削られ、祝勝の場での酒皿として使われた。 |
ライズ軍 |
雷帝ライズに仕える兵達。黒いフードに鎌を持った、死神スタイル。ラオウ率いる拳王軍に蹴散らされ、全滅した。 |
KING軍
|
シン |
名前だけ登場。ケンシロウからユリアを奪った後、行方をくらましていたが、サザンクロスタウンを根城にKINGと名乗っている事が判明。ユリアの歓心を買うために略奪を繰り返したが、結果的にそれがユリアを哀しませ、彼女を城から身投げさせることとなった。後にケンシロウと戦い、敗北。 |
KING軍 |
シンの配下。周囲の街で凄まじい略奪をくりかえし、度々拳王軍の領土にまで侵入していたため、討伐の対象とされた。サザンクロスタウンに訪れたリュウガとレイナに襲い掛かるが、返り討ちにあい敗北。 |
クラブ |
シンの配下。アジトに乗り込んできたリュウガに、鉄の爪蟷螂拳で襲い掛かったが、爪を握り曲げられ、逃走した。 |
スペード |
ケン殺されたシンの部下として名前だけ登場。 |
玄王軍
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玄王サリム |
玄王軍の王。イザベラなる女に惚れ込むが、彼女はユダの送り込んだ刺客だったため、毒の盛られ、最後は短剣で刺殺された。 |
鉄帝軍
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鉄帝ジャダム |
TVアニメ版に登場した鉄帝軍の王。自らの身体を鋼鉄と変える巌鉄拳の使い手。 自慢の重層兵を率いて拳王軍との決戦に臨むが、あっという間に前後を挟まれ、軍は崩壊。たった一人で拳王軍と戦い、リュウガの天狼拳の前に劣勢を強いられるも、含み針を飛ばす牙針弾によって形勢逆転。視界を失ったリュウガをしとめようとしたが、割って入ってきたサクヤの黒山陰形拳を受けて絶命した。 漫画版では、サウザーに肩透かしを食わされたラオウの鬱憤を晴らしの相手として名前だけ登場。聖帝軍領土の近隣の北側の地を支配している。 |
鉄帝軍 |
鉄帝ジャダムに仕える兵士達。トンガリ帽子の兜と、厚い鎧に身を包んだ重層歩兵の軍。 なだらかな地形で拳王軍との決戦に臨み、自慢の装備を生かして中央突破を図るが、リュウガとサクヤ率いる別働隊に背後を突かれパニックに。陣を崩され、次々と逃亡した。 |
ジャギ一味
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ジャギ |
北斗四兄弟の三男。胸に七つの傷をつけてケンシロウになりすまし、悪行を繰り返す事で、救世主としてのケンの名を貶めようとしていた。 野盗討伐に来たソウガとレイナに対峙するが、二人が拳王軍の者だと知り、真実を告白。ケンシロウが邪魔だという点での利害の一致を理由に、今後は互いに干渉しないよう約束を取り付けた。更に、ケンシロウを自らの手で殺すため、拳王軍には手を出さないよう告げた。 TVアニメ版には登場せず。 |
ジャギの部下達 |
"七つの傷の男"を騙るジャギを頭とした盗賊集団。とある村を襲っていたが、野盗討伐に訪れたレイナ達に蹴散らされた。その後、アジトにまでのりこまれ、ほぼ壊滅。 |
神の国(ゴッドランド)
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大佐 |
神の国(ゴッドランド)の王。壊滅後、冥王軍に侵略されたとして名前だけ登場。 |
冥王軍
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ガイヤ |
黒山陰形拳の伝承者。秘術・命動針によって冥王を意のままに操り、自らの姿を公にすることなく、冥王軍の影の支配者として覇道を目指した。 自らの傀儡と化した砂漠の村に、リュウガ部隊を誘い込み、重傷を負わせることに成功。偵察にきたソウガ部隊をも壊滅させ、ソウガの命を残り二ヶ月とした。 ラオウが全軍をあげて総攻撃をかけてきた際、初めてその姿を現し、ラオウと対峙。真の支配者は姿を見せずに人を支配する事だと告げ、王と名乗るラオウの覇道を罵った。奥義 滅天破城で背後をとるものの、ラオウの闘気の前に触れることさえ出来ず、剛拳の連打で跡形もなく吹き飛ばされた。 |
冥王 |
冥王軍の首領。ガイヤに命動針を打たれ、意のままに操られている。その御蔭で拳王軍の裏をかく作戦を展開できていたが、ガイヤの死によって術から解放された。しかし単なる猪武者だとして拳王には相手にされなかった。 |
冥王軍 |
冥王に仕える兵士達。ガイヤが冥王を操り、影の支配者となったことで、強力な軍閥へと躍進。王を失ったサザンクロス、神の国を支配下に治め、更にはリュウガを砂漠の村に誘い込み、黒山陰形拳の餌食とした。 ラオウの総攻撃を先読みし、砂漠の村へとつっこんできた拳王軍を包囲。火矢や投石器などで攻め立てるが、蔭の王であるガイヤが死んだため、逃亡した。 |
黒薔薇一族
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棘王ハデル |
軍閥を束ねる王の一人。約2倍の兵を携え、拳王軍との戦に臨んだ。しかし両軍がぶつかる直前、砂嵐を浴びて視界を消失。サクヤの占朴によって突風を避けた拳王軍に一方的にやられた。 モデルはjealkbのhaderu(ロンブーの淳) |
黒薔薇一族 |
棘王ハデルに仕える兵達。重装備と約2倍の人数差をもって、拳王軍との戦に臨んだ。しかし両軍がぶつかる直前、砂嵐を浴びて視界を消失。サクヤの占朴によって突風を避けた拳王軍に一方的にやられた。 モデルはアニメ版主題歌を歌うjealkbのメンバー。 |
その他の軍閥
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近隣の軍閥 |
拳王府の近くに跋扈していた軍閥。本格的に活動を開始した拳王軍に震え上がり、殆どが戦わずして恭順を誓い、果敢にも戦いを挑んだ者は、たちまち蹴散らされた。 |
メギス |
拳王軍の軍門に下った王の一人。我王軍と通じ、黒鉄城攻略に手間取る拳王軍の背後を突くという作戦に賛同した。結局その日の夜に黒鉄城が落ちたため、作戦は実行されず。 |
ドハン |
拳王軍の軍門に下った王の一人。我王軍と通じ、黒鉄城攻略に手間取る拳王軍の背後を突くという作戦に賛同した。結局その日の夜に黒鉄城が落ちたため、作戦は実行されず。 |
ラブラデス |
拳王軍の軍門に下った王の一人。我王軍と通じ、黒鉄城攻略に手間取る拳王軍の背後を突くという作戦に賛同した。結局その日の夜に黒鉄城が落ちたため、作戦は実行されず。 |
流浪の賊 |
将を持たない流浪の盗賊集団。黒王の初陣として南に向かった拳王軍と運悪く遭遇し、全く相手にならず蹴散らされた。ザルカのようなアラブ系の格好をしている。 |
奇跡の村を襲った盗賊 |
トキが半日村を空けた間に、奇跡の村を壊滅させた盗賊集団。首領がトキに一撃で殺されたのを見て、全員逃亡した。 小説版では、少し前に拳王軍に敗れた軍閥の残党達であるとされた。散り尻に逃げたが、トキに化けたアミバによって全員捕らえられ、秘孔による激痛により、悲惨な形相を残して殺された。 |
北斗に関わる者達
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ケンシロウ |
北斗神拳伝承者。会話の中でのみ登場。 シンにユリアを奪われ、深い哀しみを背負ったことで、他人の哀しみを自らの哀しみへと変えられる漢へと成長。常に民衆の側に立ち、北斗神拳を持って軍閥達と戦う道を選んだ。やがて「七つの傷の男」の伝説として人々に救世主と呼ばれ始め、ソウガに危機感を抱かせるほど強大な存在となった。 後にラオウが作り上げた「ラオウ拳譜」を託された。 |
トキ |
ラオウの実の弟。医療として北斗神拳を生かしていたが、野盗に全てを奪われ、拳を人を悪を殺める事に使わねばならない今の世に落胆した。 人々から救世主と呼ばれ始めた事を、拳王軍に危惧され、刺客として送られてきたアミバと対峙。有情拳で軽く撃退したものの、そのアミバがトキになりすまして人々を殺していた事を知らされた。 後を継いで現れたラオウから、覇道に手を貸すよう言われるが、拒否。更にラオウとの戦いをも拒んだため、カサンドラにて幽閉される事となった。後にケンシロウ達によって解放される。 |
リュウケン |
先代北斗神拳伝承者。ラオウ達の師父。覇道を往こうとするラオウの拳を封じようとしたが、後一歩のところで発作が再発。いずれトキとケンシロウがお前の前に立つとラオウに予言し、息絶えた。 原作とは違い、ラオウの止め一撃は寸止めされた。 TVアニメ版には登場せず。 |
南斗に関わる者達
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リュウロウ |
かつて南斗の智将と呼ばれた男。南斗流鴎拳の使い手。南斗の軍勢を率いて幾度も勝利を収めた戦略家であったが、百八派が分裂して争うようになった事に嫌気が差し隠遁。風を聴く森で、晴耕雨読の生活を送るようになった。 智勇兼備の将を求めるラオウの訪問を受け、臣下になるよう言われるが拒否。民衆の側に立って戦うケンシロウのような男でないと共に戦えないと告げ、ラオウにも覇道をやめるよう進言した。その後ラオウと戦うが、病に犯された身体も災いし、完敗。 サクヤ特別編では、天を握るのが誰かとサクヤに問われ、崖の上の花を取る方法という例え話でそれぞれの男たちの性格を語った。 |
ユリア |
名前だけ登場。恋人ケンシロウと共に旅に出ようとしたとき、シンに連れ去られサザンクロスへ。己の歓心を買うためにシンが略奪を繰り返す事に耐えられなくなり、城から身を投げた。 |
ジュウザ |
南斗五車星の一人。リュウガの母違いの弟。我流拳の使い手。 KINGの正体が、妹ユリアを連れ去ったシンであることをつきとめ、サザンクロスタウンへ。だがそこでユリアが既に死んでいることをつきとめ、バーで鉢合わせたリュウガとレイナにその事を伝えた。そして、そのままバーで酒を飲みながら、間もなく始まるシンとケンシロウの戦いの行方を見守った。 |
レイ |
カサンドラを落とした一味の一人として、流派名と名前だけ登場。 |
ニドウ村
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ニドウ村の人々 |
ジライ団に襲われた村人達。数多い赤ん坊まで全員皆殺しにされ、水や食料を奪われた。赤ん坊のために遠出してミルクを取りに言った数人だけが生き残った。 |
黒王谷
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野生の馬達 |
黒王谷に住む千頭もの野生馬。黒王をリーダーに、縄張りに入ってきた者を襲い、住処を守っている。智将ギオンにその習性を利用され、拳王軍を撃退するための手段として使われた。 黒王が拳王の馬となったのを期に、全頭が拳王軍入りした。 |
怪我をした仔馬 |
虎に襲われてケガを負った仔馬。黒王に救われたが、既に致命傷を負っていた事をラオウに見抜かれ、痛みを感じずに死ぬ秘孔を突かれた。黒王の子かどうかは不明。 小説版では二頭。怪我はしていないので、ラオウに殺されない。 |
二匹の虎 |
仔馬を守る黒王と闘った二匹の虎。白虎(牡)と黄虎(牝)の夫婦。黒王が自由に動けないのをいいことに優勢にたつが、割り込んできたラオウが牝を殺し、さらに足枷となっていた仔馬を殺したため、形勢逆転。残された牡も黒王に一撃で頭部を破壊され、死亡した。 |
子供狩りをされる村
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シズメ |
聖帝十字陵建設要員として、聖帝軍につれていかれた子供の一人。両親も手が出せず、連れて行かれるのをただ見送るしかなかった。 |
シモト |
ゴミ箱の中に隠れ、子供狩りにきた聖帝軍をやり過ごした子供。ナギの兄。 |
ナギ |
聖帝軍の子供狩りから逃れるため、兄のシモトと共にゴミ箱の中に隠れた子供。なんとかやりすごすが、今度はラオウに捕まり、逃げ隠れて拾った命に価値は無いと言われ、身体を締め上げられた。だが、無我夢中でその手に噛み付いたため解放され、悔しければ抗い戦うよう教えられた。 |
子供狩りをされた人々 |
聖帝軍の子供狩りに遭った村の人々。村の殆どの子供達を連れて行かれた。その後、後をついで現れたラオウに、悔しければ逃げずに闘うよう告げられた。 |
トキに救われた人々
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奇跡の村の人々 |
かつて病人や難民しかいなかったが、トキの治療のおかげで蘇った村。トキが半日村を空けた時に野盗団に襲われ、壊滅した。 |
コズム |
奇跡の村に住む足の悪い老人。トキの治療を受け、快方に向かっていた。だが村を襲った盗賊に立ち向かい、無惨に叩き殺された |
足の悪い老人 |
トキの治療を受けた足の悪い老人。アミバにデタラメな秘孔を突かれ、激痛に襲われたが、駆けつけたトキに正しい秘孔を突き直されて救われた。 奇跡の村とは別の村であるらしい。 |
風を聴く森
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風を聴く森に住む人々 |
南の山脈の南端にある、風を聴く森よばれる地で暮らしている人々。風力発電によって電気のある生活を送っており、風車をつくってくれたリュウロウに、感謝の意味を込めて毎日食べ物を届けている。頻繁に祭りも行われているらしい。 |
奥義を奪われた武芸家
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武当山金豹拳伝承者 |
武当山金豹拳伝承者。武芸家狩りに訪れたラオウと戦い、敗北。人質に取られた妻と子を返してもらうため、秘伝書を渡すが、秘孔新血愁を突かれ余命三日とされた。、 |
焼き殺された村
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焼かれた村人達 |
敗れたイゴール軍の兵士が逃げ込み、立てこもった村。ラオウの悪名をかぶることを決意したソウガの悪魔の決断により、兵士たちと共に、村人達も全員焼き殺された。 |
ユダの居城
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マミヤ |
ユダに捕らえられ、刺客として調教を受けた女の一人。刺客として送り出される予定だったが、愛する人のために戦うレイナと出会い、彼女を逃がすことを決意。自らが刺客として切る予定だった服を渡し、夜の荒野へと送り出した。 後に自らも逃亡。暫くの後、ケンシロウ達とともにカサンドラ陥落に助力した者として、その名が伝えられた。 アニメ版では登場せず。 |
ジャギ一味に襲われる村
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ジャギ一味に襲われた人々 |
ジャギの野盗団に襲われていた村。助けてくれたソウガとレイナに、首領の胸に七つの傷があったことを教えた。 |
砂漠の村
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砂漠の村の人々 |
砂漠の中の村に住む人々。普段は盗賊対策のために村全体をシートで覆い隠しているが、砂嵐になると姿を現す。ガイヤの秘術によって村人全員が操られており、冥王軍の手先となっている。 休ませて欲しいと訪れたリュウガ部隊を招きいれ、宿を用意。だがその日の夜、副長のザクが呼んでいるとリュウガを呼び出し、ガイヤの拳の餌食とした。 偵察に訪れたソウガ達も同様に招きいれ、人々の中に身を隠すという黒山陰形拳の性質を生かすための道具として使われた。 |
父の墓に祈る兄弟
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ガル |
兄と共に、戦争で巻き込まれた父の墓に祈っていた子供。真っ直ぐ進んできたラオウに対し、墓があるから別の道を行ってくれと、果敢にも告げた。結局兄にどかされてしまい、悔しくば兄を超えてみよとラオウに言われた。 |
ガルの兄 |
弟ガルと共に、戦争で巻き込まれた父の墓に祈っていた子供。墓を守るためにラオウに立ちふさがったガルを、無理矢理どかせた。だがその姿勢を見て、兄ならば強くあれとラオウに言われた。 |
拳王軍孤児の住む村
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リュウ |
ラオウの遺児。同じ村の子供達が捕まったと聞き、救出へと向かい、そこで父をラオウに殺されたというロイと対峙。お前の親父は罪も無い人々を殺した悪魔だと罵られ、憧れていた父親像を崩された。だがその後現れた元拳王軍ジャックに、全ては世を平定するためであったことを教えられ、ロイの父から拳法を奪ったのも、全ての拳を後世に残すためであったことを教えられた。 |
ハクリ |
リセキとともに、ケンシロウからリュウを預けられた元拳王軍兵士。村からいなくなったリュウを探し、そのことをリセキに報告した。 |
ハクリの妻 |
赤子のリュウに乳を与えた女。夫のハクリと共に、何処かへといったリュウの姿を探した。 |
リセキ |
かつて拳王に仕えていた老人。ケンシロウからリュウの育児を託され、谷の村で暮らしている。村から姿を消したリュウをさがし、ハクリ夫妻とともに周囲を捜索した。 |
谷の村の子供達 |
かつての拳王軍兵士の孤児達。リュウ等と共に谷の村に住んでいたが、ラオウに恨みを持つロイたちに捕まり、俺達の縄張りでデカい顔をするなと脅された。 |
ロイ一味
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ロイ |
拳王軍兵士の孤児達を捕らえたグループのリーダー。かつて拳法家だった父をカサンドラへと収容され、ラオウに殺された。 自分が縄張りとしている地に入ってきた拳王軍兵士の孤児達を捕らえ、デカい顔をするなと脅迫。更に、駆けつけたリュウをナイフで切りつけ、お前の親父は悪魔だとリュウを罵倒。ナイフをつきたてようとするが、かつて拳王軍の兵士だったジャックなる男に止められた。その後、ラオウが拳法を集めていたのは、全ての拳を後世に残すためであった事を教えられた。 |
ロイの仲間達 |
ロイの仲間達。ロイと共に、拳王軍兵士の孤児達を捕らえた。 |