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北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王
ストーリー キャラクター 流派・奥義 アニメ版 小説版




ストーリー紹介(10)

U・D編



 周囲の軍閥の長が次々と怪死を遂げる中、そこに付け込み居城を攻め落としているという謎の軍閥。ラオウや達幹部は意にも介さなかったが、レイナは自分の判断で、その軍閥の調査に乗り出した。ラオウが愛したというユリアの死―――。それが、レイナの心を焦らせていた。


 その頃、例の軍閥の下に、イザベラなる女が戻ってきていた。彼女は先日、玄王サリムを毒殺した女であった。調教した女達を送り込み、各軍閥の首領を暗殺する―――それが、この軍閥のやり方だったのである。だが軍閥を率いるダガールは、イザベラの首筋にある傷を見て、彼女を汚い部下達の群れの中へと蹴落とした。彼等には、完璧な美を持つ女しか必要なかったのであった。と、その時、副官のコマクが報告へと訪れた。拳王軍のレイナがいま此処に向かっている―――。それは、彼等にとってこれ以上無い朗報であった。ラオウ暗殺の手駒を手に入れる絶好の機会として……


 コマクとダガールの連携の前に不覚を取り、囚われの身となったレイナ。だがその夜、一人の女が、レイナの牢の鍵を開けた。彼女は今夜、刺客として送られるはずの女であった。彼女はその刺客の服をレイナに着せることによって、彼女と入れ替わらせ、レイナを逃がそうと考えたのである。理由を問われた女は答えた。私は人を愛することが出来なくなった。だけど貴方は愛する者のために戦っているからだ、と。その女―――マミヤに礼を述べ、レイナは夜の荒野へと飛び出したのであった。


 翌朝、レイナを追うダガール達は、彼女のすぐ背後にまで迫ってきていた。だが同時に、レイナは拳王軍の姿をも目に捉えていた。安堵して駆け寄るレイナであったが、ラオウはそのレイナの頬を打った。レイナの単独行動は、明らかに許されない行為であった。


 ラオウは、ダガール等の軍閥の真の長・ユダの存在を見抜いていた。俺はサウザーの下に居続ける気も、ラオウを敵にまわす気も無い。美しい女を手に入れたいだけ―――。そう告げたユダであったが、彼の目には消えることの無い野望の光が灯っていた。





・ダガール、拐ってきた女達を刺客に育て上げ、近隣の王達を暗殺させている。だがその背後で糸を引いているのはユダ。
→刺客の女が敵に取り入るには完全な美が必要であり、それなら若干の傷を受けただけで解雇もうなずけるなあ。
・コマクはダガールの副官。
→へー
・ダガール、南斗比翼拳でレイナを倒す。
→南斗の使い手だとは思ってたが、そんな名前だったのか・・・。しかし拳王親衛隊の隊長がいち南斗108派の男に簡単にやられてちゃだめねえ。アニメじゃ南斗隼牙拳のハバキにも負けてたしねえ。
・ユダ、いつのまにか聖帝軍から離脱。独自に動く。
→んー、でも拳王軍との不可侵条約は生きてるっぽいんだよな。ということはユダ軍は、拳王軍の風下の聖帝軍の属国、ってことでいいんだろうか。ランク低いな・・・。
・レイナ、ダガールに捕らわれるが、同じく捕らわれていたマミヤによって救われる。マミヤは今夜刺客として送り出される予定だった。
→この時点でマミヤがまだ捕らわれてるってことは、マミヤが女を捨ててからケンと出会うまではかなり短い期間だということになる。そんな短期間の間にあそこまで強くなれるもんかね?もともと強かったんだろうか?
あとダガールは昼間の時点でマミヤのことを「調教にも時間がかかる」といってるのに、なんでその日の晩に刺客に選ばれているのだろうか。


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