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北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王
ストーリー キャラクター 流派・奥義 アニメ版 小説版




ストーリー紹介(6)

ウイグル編



 兵の数も増大し、益々勢力を拡大す拳王軍。だがそれは同時に、末端の兵にまで目が行き届かなくなるという難点を抱えていた。今の拳王軍に求められるもの、それは才ある兵士だった。


 拳王様の力を借りたい。そう言って部屋へと飛び込んできたのは、カサンドラの獄長となったギオンであった。原因は、一人の新兵だった。討伐へと借り出されたその男は、戦闘中に突如暴れだし、敵味方構わず全滅させたのだという。カサンドラへと収容されたその男は、死刑に処されるはずであった。だがその男は、計五回も行われた処刑を悉く生き延び、今現在もカサンドラで暴れているというのである。


 身体に巻かれた数十本もの鎖をものともせず、男は暴れ続けていた。訪れた拳王に対しても、全く怯むことなく、男は言った。この世に己の生き様を、伝説を残すまで、俺は死ねない―――。それを聴いたラオウは、即座にその男を釈放するよう命じた。それどころか、ギオンに代わり、このカサンドラの獄長の地位の座を彼に与えたのである。ラオウはその男の中に、類稀なる"才"を、感じていたのだった。やりたいようにやれ。そう言って全権を任されたその男―――ウイグルにより、今恐怖のカサンドラ伝説は幕を上げたのであった。




・ウイグル、拳王軍の新兵としてスカウトされるが、戦のレベルの低さに激怒して大暴れ。カサンドラに収容され、絞首刑、毒薬、串刺し、断頭台、火あぶりの5度の死刑を生き延びる。
→そもそもどうやって収容したんだ?デビルとかもそうだけど。
・ ウイグルの目的はこの世に伝説を残すこと。それまでは死ぬわけにはいかない。
→その結果がカサンドラ伝説ということなのか。でもあれって拳王様の存在ありきの伝説だからなあ。もうすこしウイグル単独の伝説の作り方はなかったんかね。
・ラオウ、ウイグルをギオンにかわるカサンドラの獄長に任命。好きなようにやれと告げる。
→拳王に忠誠をちかわなくてもいいみたいなことを言われてるけど、原作じゃかなり強い忠義心をもってるから、きっとこのときに拳王様に惚れちゃったんだろうね。
。あと、もともと獄長はギオンだったわけだが、彼も後々配下に加わった人物だから、カサンドラの初代獄長というわけではないのかもしれない。ウイグルが三代目とかになるのかな。
・ウイグル、ギオンに拳王に似せたカブトを作るよう命じる。
→これも拳王様に惚れちゃった証よね。


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