誘幻掌
ゆうげんしょう
流派: |
南斗白鷺拳 |
使用: |
シュウ (対 ケンシロウ) |
登場: |
北斗の拳(84話)/アニメ版(59話)/ラオウ伝 殉愛の章/
北斗の拳4/北斗の拳5/激撃2/激撃3/真北斗無双/
パンチマニア |
両手の掌をゆっくりと動かす事で相手を幻惑し、相手に気配を読ませなくするという
南斗白鷺拳の奥義。盲目ゆえに恐怖と言う名の気配を完全に絶てる
シュウならではの技。
ケンシロウに自らの位置を見失わせて背後を取った。
『北斗の拳4 -七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ-』では次代の白鷺拳伝承者である
ジンギでも使用可能。敵全体を眠らせるという奥義になっていた。
『北斗の拳5』でも同様の技として登場したが、
シュウのほかに何故か
レイや
ラオウでも使う事が可能になっていた。
『激打2』では何故か「誘幻掌ー!」と叫びながら、原作で誘幻掌の後に放った合掌手を放っていた。
『真・北斗無双』では、掌で円を描いて空中に掌の残像を残し、それを
闘気の刃へと変え、相手に向かって一斉に飛ばし、その後に合掌手を構えて相手に突進するという技になっていた。
早い話が催眠術の一種であろう。シュウの手の動きを見れば見るほど幻惑される事は必死。しかし戦闘中に相手から視線を外す事は致命的な隙となる。ましてや相手は一撃必殺の南斗聖拳。見るか見ざるか、相手は相当やきもきさせられることだろう。
そう、南斗聖拳は一撃必殺。そんな拳の使い手達にとって一番大切なのは、いかにしてその攻撃を当てるのかという事だ。相手が達人級であれば、いくら南斗聖拳といえども易々と攻撃を当てられぬこともあるだろう。そんな時に活躍するのがこの誘幻掌のような補助的な技なのである。力やスピードで押すだけではなく、己にとって有利な状況を作り出すことが、彼らの勝率をより高める事になるのである。