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ガルダ



登場:北斗の拳外伝 金翼のガルダ/パチスロ北斗の拳 転生の章
肩書:南斗神鳥拳伝承者 拳王軍将軍・密偵
流派:南斗神鳥拳

 南斗神鳥拳の使い手。拳王軍の将を務めるが、真の目的は南斗最後の将を倒してその座に取って代わることであり、野望を阻まんとする南斗五車星との死闘を繰り広げる。名前の由来はインド神話に登場する「ガルーダ」。




 『パチスロ北斗の拳 転生の章』に登場。原哲夫氏がラフデッサンを描き、佐藤正樹氏(真救世主伝説シリーズのキャラクターデザイン担当)が細かいディティールを加える形で生み出された。

 後に彼を主人公にした漫画『北斗の拳外伝 金翼のガルダ 〜南斗五車星前史〜』がコミックゼノンにて連載された。コミックス全1巻。



●「北斗の拳外伝 金翼のガルダ」での設定

 性格は傲岸不遜にして大胆不敵。目的のためなら手段を選ばないタイプであり、能力は五車星に匹敵し、その精神力のタフさは五車星を凌駕しうるとされる。顔の右半面だけを覆う神鳥拳の仮面は「鬼神」と呼ばれ、それと対を成す左側の「慈母」の仮面は、彼の母ビナタが所持していた。
 原画やパチスロでの髪は金色だが、漫画では銀色になっている。。

 幼き頃、自らの住む村サウザーの軍の侵攻を受け、それを迎え撃った母ビナタは死亡。その責は村を守れなかった南斗最後の将にあるとして、強い憎しみを抱くようになった。

 その後、乱世を治むるは「力」であると考え、一向に動く気配のない南斗の将に代わり、自らが将となって乱世に光を齎すことを決意。一時的に拳王軍に身を置くことで、将の居城に関する情報を集めながら、各地を彷徨った。

 ウイグルから受け取った将の居城を示す地図を解読できずにいたが、雲のジュウザとの出会いが偶然その解明へと繋がり、程なく城を発見。行く手を阻む風のヒューイ炎のシュレンらを圧倒して居城へと乗り込み、海のリハクが仕掛けた様々な罠をも攻略。更には駆けつけた山のフドウと、ヒューイ、シュレンをも同時に相手することになったが、一歩も退くことなく、五分に渡り合った。
 その後、姿を現した南斗の将が、かつて母ビナタが命を賭して守った女・ユリアであることを知り、彼女が「慈母」を意味する神鳥拳の仮面を持っていたことから、母ビナタがユリアに未来を託したのだという事を知る。その後、自らの鬼神の仮面を破壊することで戦いを終結。忘星の宿命に殉じ、慈母の星を見届けるため、いずこかへと姿を消した。