TOP

バラン



登場:原作(230〜235話)
肩書:ブランカの光帝
流派:ラオウから盗んだ北斗神拳

 神を超えた存在としてブランカ国に君臨し、光帝を名乗った男。北斗神拳を使う事が出来る。

 幼き頃、妹ユウカを救ってくれなかった神に復讐を果たすため、ラオウに弟子入り。北斗剛掌波を始めとした北斗神拳を盗んだが、情を捨てきれないという理由で切り捨てられ、勝利のためには情は必要ないと考えるようになった。

 数年後、妹ユウカの生き写しであるルセリと遭遇。彼女をユウカと同じ運命をたどらせないため、自らが彼女の信ずる神に成り代わることを決意。北斗神拳の力と、秘孔術による「奇跡」の演出によってブランカの民をたぶらかし、国を手中に治めた。
 その後、ブランカの旧王族達を処刑し、さらに蛮族を使ってサトラの住むサヴァ国を襲撃。だがそれがケンシロウを呼び寄せる結果となり、自らの居城で対決に臨んだ。北斗神拳の奥義によってケンを驚かせたものの、最終的には力の差を見せ付けられて敗北。リュウが己に向けた哀しみの瞳を見て、ラオウが己を切り捨てた真の理由に気付き、敗北を認めた。その後、部下達に命じ、自らをバランの偽者として公開処刑させることで、ラオウに代わってリュウに男の死に様を教えた


 『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』では、拳王軍時代の若い時代が描かれており、拳王軍最年少ながらも、既に北斗剛掌波やいくつかの秘孔を身に付けた、立派な拳士として登場している。第一回拳王軍武術大会においては、拳王先遣隊の隊長に対して秘孔膝限によるリングアウト勝利を収めるも、二回戦ではハートを相手に拳も剛掌波も通用せず、デコピン一発で敗北した。