ドルフィ
登場:TVアニメ版(91話)
肩書:拳王配下
流派:泰山黒影拳
CV:沢木郁也 |
拳王軍の武将。
泰山黒影拳の使い手。
TVアニメ版オリジナルキャラクター。
とある村の支配を
拳王に任され、相棒の
ゼンダとともに来訪。「俺は皆の意見も聞く」と宣言するも、実際は背後からゼンダに爪で脅させ、
村人達に反抗的な意見を言わせないという偽りの民主主義制をとった。
勝手に村の水を飲んだ罪として、
ケンシロウ一行に問答無用で死刑を言い渡し、例によって村人達全員に挙手を命じるも、
長老だけが賛同しなかったため、ゼンダに命じて殺害。だがその村長の勇気ある行動が村人たちの心を動かし、結果的に村人全員に反旗を翻えされることとなった。
ケンシロウとの直接対決では、ゼンダの光反射攻撃による目潰しサポートを得て、泰山黒影拳で攻勢に。しかしゼンダの存在を
フドウに嗅ぎ付けられると、一転してにピンチに陥り、二人同時に襲い掛かるもあっさりと敗北。己の処遇を問うケンシロウに対し、
右手をあげる秘孔を突かれていたゼンダが高々と挙手したため、死刑が決定。最後は相棒であるゼンダに殴りかかろうとする途中で爆死した。
結局は暴力で脅すくせに、何のためにこんな「みんなの総意でこうなりました」みたいな茶番劇を好んでやっているのだろうか。暴力で無理強いさせず、話し合いで村人を支配したほうが後に拳王に報告する際に印象がいいからだろうか。確かに拳王様みたく、わざわざ暴力を見せるまでもなく、その圧倒的威圧感だけで人々を制御できるならこれほど楽なことは無いし、そのほうが威厳があるように見えるのは確かだ。そう、ドルフィは実は拳王様への憧れからあんな事を行っていたのである。