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タオ



登場:原作(168〜192話)TVアニメ版(125〜149話)
肩書:レイアの妹
CV:佐々木望(Tvアニメ版)
   宮坂俊蔵(真北斗無双)

 レイアの弟。修羅に恐れて生きることを嫌い、自ら修羅になる道を選択。しかし修練場での最初の相手が親友だったため、戦うことが出来ず、修練場からの脱走を図った。追ってきた修羅(ピゲとパゲ)に殺されそうになったところをケンシロウに救われ、その拳がシャチ北斗琉拳と似ていることを話し、シャチの詳細を知りたいというケンを、姉レイアの元へと案内した。その後、再会したレイアに修羅の道を選んだことを謝り、友と戦えといわれたときに初めて「愛」の意味を理解したことを涙ながらに語った。

 ジュウケイからケンとヒョウが兄弟である事を知らされ、レイアと共にシャチの元へ。その後、リンを連れてへと戻ろうとするが、カイオウに連れ去られてしまい、ケン達にその事を伝えた。その後、ジュウケイとヒョウの激闘を見届けたり、ヒョウが羅聖殿を復活させようとしている事をケン達に伝えたりした。

 TVアニメ版では、ハン没後にシャチと再会するシーンはなし。かわりにボロに扮したシャチに、ジュウケイの沼へと手引きされるシーンが加えられた。その他、ジュウケイの弔いのために川を下って修羅に襲われたり、ヒョウ戦へと赴くシャチにレイア特製のプロテクターを渡したりするシーンなども追加。また、泰聖殿へ向かうケン達にシャチの危機を伝え、その後ヒョウや黒夜叉と共に暫く行動した。




修羅の国=中国であり、その国内で道(タオ)という、宇宙の真理を示す?(よくわかってない)仰々しい名前をもらっている少年・・・なのだが、出番は多い割にさしたる活躍もなかったという名前負けBOY。原作ではケン達を羅聖殿に導いて以降出番はなく、製作側でも持て余していた感がひしひしと伺える。今後修羅とは違う道で拳法家に成長したとしても、残念ながら一流に慣れそうな拳才は感じられなかった。シャチの意思を継ぎ、凡庸を努力でカバーし、三羅将亡き後の修羅の国を平定するほどの戦士になってくれることを祈る。
なんでもいいけど、レイアの少女時代と顔似てるな・・・。さすが姉弟。