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北斗孫家拳
ほくとそんかけん



流派: 北斗孫家拳
使用: 芒狂雲(霊王)
シャルル・ド・ギーズ
孫家拳の師父
登場: 蒼天の拳/蒼天REGENESIS(アニメ)


 およそ1800年前、呉の国の孫家を守護するために生み出された北斗三家拳の一つ。作品内に登場する使い手は、霊王(芒狂雲)シャルル・ド・ギーズと、彼らの師父の三人。作中では芒狂雲が第一人者のように描かれているが、彼は伝承者の印可を受ける前に師父を殺害しているので、正統な伝承者ではないと考えられる。

 闘気を自在に操る「操気術」を奥義とし、掌から発する闘気によって物体の変形させたり、銃弾の軌道を変えたりすることができる。相手の闘気を吸い取ることもでき、敵の力を削いで闘いを有利に運ぶことも可能。TVアニメ版では、闘気の壁を作る事で、放たれた無数の銃弾をすべて防ぐという技も披露している。芒狂雲との戦いでこの術を会得した拳志郎は、後に闘気を持って秘孔を突く奥義「天破活殺」を体得した。

 その闘気の源は"狂気"であり、自ら狂気を高めて究極を闘気を纏うという奥義も存在する。その果てに存在するのが、経絡秘孔の位置を自在に変えられる究極奥義「秘孔変位」であり、芒狂雲は狂気と阿片の力を借りて、史上初めてこれを体得した人物となった。だが、師父の言葉によると、狂気の力を借りねばならない北斗孫家拳は所詮"人間の強さ"であり、天帝の守護神の血を引く"神"である北斗神拳には敵わないとされている。