北大路 綾
きたおおじあや
登場:第1〜2、8、9話
肩書:東和女子大学の生徒
CV:久川綾
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東和女子大学校で
拳志郎が受け持つ生徒の一人。その学校の創始者でもある
北大路剛士の娘。かつて
上海で父を誘拐しようとする
紅華会に襲われたが、拳志郎によって救われた。以降、拳志郎に好意を抱いている。
黒板に「本屋での丸一冊立ち読みは慎んで下さい」と落書きし、拳志郎を困らせようとしたが、チョークに残った汗の匂いから犯人を言い当てられ赤面。頬を叩いて号泣したが、責任を取ると言って冗談交じりに額にキスをされた。
拳志郎が上海に向かう際には、それを見送るため、
金藤教頭とともに
横浜港へ。居合わせた
呉東来の手下達に絡まれるが、
羅門や拳志郎によって救われた。
TVアニメ版では、拳志郎から頼まれ、
李永健を大学の宿舎まで案内した。その後、李の書置きを発見し、その事を拳志郎に報告。李の下に駆けつけようとする拳志郎についていこうとしたが、
秘孔によって眠らされた。
また、
潘玉玲と瓜二つという設定が加わっており、拳志郎や李永健が時折玉玲と見まがうというシーンがあった。
第一話から登場、容姿はスタンダードな美人、主人公を好いているがツンデレ気味、これ完全にヒロインだな!と思ったら即効で消えて以降出番のなかった不遇なキャラクター。いや正直言って再登場はあると思ってましたよ。玉玲と顔を合わせてキャットファイト的な小競り合いを期待していた自分もいましたよ。
しかし拳志郎も罪な男である。彼は一度は上海を離れ、青幇とも一応は決別したわけで、玉玲とヨリを戻すつもりも無かったわけでしょう。ということはあのまま日本で暮らして、綾との結婚も多少は考えてたんと違うんですかね。彼女のパパもそうさせたがってたし、拳志郎本人も「責任とってやるから・・・」なんて言いながらキスまでしてるんですよ。全くその気が無いのに、あんな事冗談でもしますかね。つまりあのまま青幇が問題なく上海を治め続けていれば、彼女が拳志郎と結ばれていた公算は非常に高いわけですよ。そしたら拳志郎も日本に滞在し続けていたわけで、羅門(リュウケン)が伝承者になることも無く、北斗神拳は拳志郎と綾の子供が伝承して・・・・あ、だめだこれ。北斗の拳の世界線が消えてまうわ。やっぱ無し無し!。
アニメでは彼女と玉玲がソックリだという設定が追加されているわけだが、この設定は原作には無くてよかったと思います。北斗でもう散々やったし。見間違え癖があるのは甥っ子さんだけで充分です。
ちなみに声の方も、玉玲と同じ、久川綾氏が担当されている。そういえば北大路も久川さんも「綾」だね。だからどうしたって話ですが。久川さんは、「北斗が如く」でユリアを演じられたことで、北斗と蒼天のヒロインを担当するという偉業を達成されました。