TOP

エリア
(蒼天の拳)



『蒼天の拳』及び『蒼天の拳リジェネシス』登場したエリアの紹介。


中国
≫上海
≫上海-青幇関係
≫上海-紅華会関係
≫上海-フランス軍関係
≫上海-その他
≫寧波
≫中国のその他のエリア

その他の国
≫日本
≫インドネシア
≫その他の国



上海

蒼天の拳の舞台である1930年代に「魔の国際都市」と呼ばれた地。60カ国以上の民族が雑居する空前絶後の多民族都市であり、米英軍が権力を持つ共同租界、フランス軍が権力を持つフランス租界、南京国民政府が統治する華界の三つの区域に分かれている。租界は売春、賭博、麻薬売買を収益源とする黒社会の巣窟と化しており、青幇と紅華会の二大ヤクザ組織が凌ぎを削りあっている。拳志郎の力によって一時は青幇がその権力を握ったが、拳志郎が上海を去ったのを機に紅華会が台頭。だが再び拳志郎が戻ってきたのを機に勢力は再逆転し、紅華会は壊滅。その後、杜天風率いる大湖弊が乗り込んできたが、これも壊滅した。


華界
共同租界、フランス租界と共に、上海を隔てる区域の一つ。蒋介石率いる南京国民政府が統治する区域であり、当時の上海では東京市のほぼ4割の面積に350万人の人口がいた。
共同租界
華界、フランス租界と共に、上海を隔てる区域の一つ。アメリカ軍とイギリス軍が警備し、行政と司法の権限が米英人を主体とした工部局にあった区域。日本人街もこの地区にあった。

フランス租界
華界、共同租界と共に、上海を隔てる区域の一つ。フランス軍が警備し、司法と行政の権限が全てフランス人で構成された公董局にあった区域。




◆青幇関係

平安飯店
蘇州河のほとりにある店。かつて拳志郎や玉玲、楊美玉らがよく通っていた店であり、女優となった今でも楊美玉はこの店に通っている。ピアニストに扮した拳志郎が潜入し、楊美玉に近付いた。後にここのスカイバーで拳志郎と霊王が対決している。

楊美玉の部屋
楊美玉が、再会した拳志郎を通した部屋。ボディーガードの崔が拳志郎の正体に気付き、戦いを挑んだが、一瞬で敗れた。

スカイバー
拳志郎と霊王が闘った場所。決着後、田学芳らが乗り込み、手榴弾をばら撒いたため、二人はほとりの蘇州河へと飛び込んだ。

平和飯店
紅華会の幹部達が会合場所として利用している店。だがもともとは拳志郎や潘兄妹、楊美玉らにとって思い出の店であり、その後奪い返された。記憶を取り戻しかけていた玉玲は、ここで拳志郎のピアノを聞くなどして記憶を取り戻し、再会の抱擁果たした。
TVアニメ版では、玉玲と拳志郎の結婚前夜の祝宴がこの場所で開かれたという回想が流れ、その場には李永健や宋全徳の姿も。

大新世界
上海にある巨大賭博場。 かつては潘光琳が所有していたが、青幇壊滅後は黄西飛のものとなり、張が支配人の座に。広間の中央に炮烙という名のリングを置き、処刑遊戯なる賭博マッチを開催し、ボクサーのゴランに青幇の残党を公開処刑させていた。だがその後、葉に変装して炮烙に上がった拳志郎が、ゴランと黄西飛を抹殺。その後は田学芳に所有権が移され、朱富徳が支配人となったが、霊王の告別式との名目で青幇の残党達が集結し、朱を抹殺。潘が青幇の復活を高らかに宣言した。
その後は青幇の主要アジトとして使用され、玉玲が新たな青幇の御大についたこと祝う宴会なども開かれた。TVアニメ版では楊美玉もここで潘光琳と再会している。
アニメ「蒼天の拳REGENESIS」では、拳志郎と飛燕の戦いの場としても使用。ドイツ軍が攻めてきた際には、玉玲がエリカを連れてここへ逃げ込み、その後霞羅門によって窮地を救われている。

ホール
大新世界の中にある円状の広間。紅華会支配時代は炮烙が建てられていたが、青幇が取り返した後はただの広間に。ギーズから阿片を受けとったり、宋全徳が殺された車が運び込まれたりした。

炮烙
紅華会が大新世界のホールに作った特殊なリング。かつて皇帝が逆賊を焼き殺した刑具であり、コーナー部分には高熱の煙突が建てられ、ロープ部分には鉄条網が巻かれている。ゴランは処刑遊戯にてこの上で青幇の格闘家達と戦い、焼き殺していたが、拳志郎にはそれと同じ事をやりかえされた。

控え室
処刑遊戯に出る選手の控え室。張がここで葉の爪に毒を塗った。

地下の牢獄
葉が、章の軍の将校を拷問(?)していたところ。

葉の家
葉親子が暮らしていたボロ家。霞拳志郎が子英の匂いを嗅いで追跡することでたどり着き、葉と再会を果たした。辺りでは紅華会とフランス軍による青幇狩りが頻繁に行われており、その日も紅華会の一人が訪れて包帯だらけの葉の体をいたぶった。
公肇山荘から助け出した潘光琳を一旦かくまったのもここだと思われる。

潘光琳邸
潘光琳の自宅。銃撃された潘が華福病院から退院した後、ここで療養した。羅虎城が上海に戻ってきた後は、青幇のアジトがわりとなっている。大湖弊が上海に侵攻してきた際には、杜天風が見舞いに訪れたり、国民党の戦闘機に爆撃されたりしている。アニメ「蒼天の拳REGENESIS」では、その際の爆撃で潘光琳が死亡している。

拳志郎の寝室
拳志郎が借りていた寝室。章の軍から銃弾を受けた際、ベッドで玉玲に癒してもらった。

翁洪元邸
潘兄妹の恩人である翁洪元の屋敷。翁の誕生パーティーの日、潘光琳が裏切り者である翁を殺しに訪れたが、結局できず、代わりに拳志郎が翁を暗殺した。

玉玲が通っていた教会
玉玲がかつてよく祈りをささげていた教会。玉玲が黄浦江に浮かんでいた拳志郎を助けて介抱した場所でもある。かつて拳志郎は、ここの女神像の裏に手紙を残し、玉玲がそれを読んでいた。玉玲が記憶を失い、李秀宝となった後も、その記憶の断片が残っていたのか、キリストの像などの懐かしさを感じ、涙をながした。後に、流飛燕が玉玲にエリカのことを預けに訪れている。

揚子江飯店
潘光琳の店。李秀宝の馬賊を店に招き、潘自身が料理長となって、李秀宝に上海蟹の料理を出した。

潘光琳の部屋
揚子江飯店の二階にある、潘の個室。潜んでいた紅華会の刺客に襲撃され、潘が致命傷を負った。TVアニメ版では刺客が陳狷民になった。

阿片倉庫
青幇が阿片を貯蔵している倉庫。モグラの普がペストノミをばらまこうとした。その際は拳志郎のおかげで防がれたものの、後に章烈山によって結局燃やされた。

中国機に爆撃された潘の店
潘が所有する店。黄浦江沿岸にある。拳志郎と流飛燕が戦った場所。

飛燕の教会
飛燕が牧師としてエリカと暮らすことになった教会。青幇が用意した。ジュウケイが死んだ妹の弔いをして欲しいと訪れ、教会の脇に墓が作られた。ヤサカが現れた際には、拳志郎が宗武と飛燕に、西斗月拳の事を話して聞かせたりしている。
『蒼天の拳REGENESIS』では、ギーズや潘光琳の弔いもここで行われている。




◆紅華会関係

幹部が集まる屋敷
拳志郎が上海を去る直前に壊滅させた、紅華会幹部が集う屋敷。アニメ版では黄西飛もその場所におり、壊滅後に潘光琳が訪れてその惨劇の跡を直に目にした。

呉東来邸
紅華会四番頭、呉東来の屋敷。よく閻王関連の報せが届けられるが、そのたびに鉄砲を乱射するので、部下達に畏れられている。

陳永祥邸
紅華会新七番頭、陳永祥の屋敷。紫禁城の秘宝の壷があったが、田学芳に割られた。アニメでは沐大洪と憑英正も招いている。

大東風飯店
紅華会新三番頭、田学芳の屋敷。ピラニア入りの水槽があるが、ヅラの重さで自らつっこみ、噛まれた。アニメ版ではジャン・カルネが招かれている。

インチキ司祭の教会
紅華会とグルなインチキ司祭がいる教会。黄西飛が足しげく通ってい、罪を告白して大金を支払うことで、自らの悪行を清算した気になっていた。かつて青幇の者達も沢山訪れていたが、懺悔の内容を全て紅華会に流されていたため、後に潘光琳自身が司祭を抹殺に訪れている。

公肇山荘
呉東来が蘇州河のほとりに移築した、自分の先祖を祭るための霊廟。上海の郊外、新閘の付近に開かれた墓地にある。中には潘光琳が捕らえられている。

潘が捕われている牢屋
潘光琳が捕われている牢屋。ネズミに徐々に足を喰わされる凌遅刑を受けている。青幇の男が助けに着たが、霊王に見つかり、殺された。

呉が龍虎闘を作った部屋
呉東来が、潘光琳を処刑するための料理、龍虎闘を作っていた場所。拳志郎達に見つかり、逆に自分が油の中に落とされた。

張太炎の小船
十六舗碼頭にある、張太炎が女を抱きまくっていた小船。何人もの女がオシャカにされ、海へと捨てられた。ヤっている衝撃で船が揺れまくり、見張りの男は船酔いを起こした。

楊のバー
張太炎への連絡役である楊が経営するオカマバー。ペストに感染させられたモグラの普が、ワクチンを持つ太炎にコンタクトを取らんと駆け込んだ。

紅華会のアジト船
壊滅目前の紅華会が最後のアジトとして用意した巨大な船。十六舗碼頭に停泊していたが、オカマの楊を通じて拳志郎にその場所を掴まれ、その場所が発覚。炎上する船の中で拳志郎と張太炎が対決し、決着後、船は完全に沈没。

章烈山の屋敷
上海にある章烈山の屋敷。潘光琳を銃撃した事などを部下が報告に訪れた。

章烈山の銀行
烈山がオーナーを務める銀行。そうともしらずに青幇系の小金持ちがたんまり金を預け、章をもうけさせていたが、潘が再起不能になったのを機に、上海から逃れんと多くの顧客が金を下ろしに訪れた。

章元帥が潜むホテル
章元帥が潜んでいたホテル。フクロウの顧がその情報を掴んだが、罠だった。中では馬賊を集めての宴席が設けられ、羅虎城が話術で彼らの心を虜にした。その後、拳志郎が羅虎城の宿泊する部屋へ忍び込んでいる。

羅虎城邸
羅虎城が章烈山を招く晩餐会を開くためだけに購入した家。庭で拳志郎と章烈山が対決した。




◆フランス軍関係

カルネの誕生日パーティーが行われるホテル
紅華会幹部が、ジャン・カルネのバースディパーティーを開いていたホテル。黄西飛が、弱者から巻き上げた、山のように積まれた金を、カルネへとプレゼントした。

フランス陸軍病院
葉がギーズに入院させられていた病院。ソフィーが入院している病院でもあり、ギーズはここに拳志郎を連れてきてソフィーを護ってほしいと頼み込んだ。その後、秘孔によってソフィーの記憶は戻るが、張太炎によって病室を爆破され、ソフィーは死亡している。

シャルル・ド・ギーズ邸
ギーズの自宅。生家は別にある。楊美玉を匿うつもりだったが、霊王に嗅ぎ付けられ、襲撃された。霊王が来るときと帰るときで、壁に2つの大穴を空けられている。後に、カルネが殺されたことを伝えにマルローが訪れた

フランス租界公董局
ギーズやカルネ等が勤める場所。


沙発花園
ギーズやソフィーの生家がある所

ギーズの生家
かつてギーズらが父と共に暮らしていた家。現在は廃館になっている。記憶を取り戻し始めたソフィーがここに戻り、マルローに殺されかけた。TVアニメ版ではペーターが殺されたのはここだという設定にかえられていた。


フランス租界公共墓地
ソフィーの弔いが行われた場所。おそらくギーズが埋葬され、拳志郎と劉宗武が初めて拳を交えた場所もここではないかと思われる。





◆上海・その他


黄浦江
上海を流れる川。拳志郎が上海に訪れたり去ったりするときはここから船で出入りしている。章元帥に送りこまれた馬賊達もここから上陸した。
拳法修行中は拳志郎がよく傷ついて浮かんでいて、潘たちに助けられていたらしい。その他、紅華会に殺されたジタンダール巡査総長や、潘光琳に殺されたカルネの遺体もここに浮かべられ、十六舗碼頭で紅華会が壊滅した時は死体がごろごろ浮かんでいた。かつて玉玲は拳志郎が帰ってくることを祈って灯籠流しをしている。

女神像
黄浦江のほとりに建てられている女神像。拳志郎や潘達にとっての思い出の場所であり、処刑遊戯の後にここで拳志郎と子英が待ち合わせたり、記憶を失った玉玲が像を見てなつかしんだりしている。

南米行きの船
ジャン・カルネが上海から逃亡するために乗り込んだ船。ボーイに化けて乗船していた潘光琳に撃ち抜かれ、黄浦江に捨てられた。

日本海軍第三艦隊旗艦海防艦 出雲
北大路剛士が入港した船。この船内で満州へのユダヤ人移住計画について話し合った。後に拳志郎の頼みで、ソフィーの葬儀にて空砲を何発も鳴らしている。
日中戦争が始まった際には、中国機がこの船を爆撃したが、そのうちの二発が上海市内へと落ちて第惨事となった。

十六舗碼頭
黄浦江沿いにある埠頭。清末以来中国人街では最も商業の栄えた地区にある。紅華会の最後の隠れ家である大型船が停泊していたが、拳志郎に炎上させられた。

バンド(黄浦難路)
黄浦江の船着場の事。イギリスの植民地経営で使われ始めた言葉。上海に租界を持つ列強の外国人にとって上陸、貿易の拠点。日本を発った拳志郎もここから上海に上陸した。

拳志郎が金克栄に喧嘩をうった店
かつてユダヤ人財閥の用心棒をしていた金克栄に、霞拳志郎がケンカをふっかけた店。バトルは店の外で行われた。

拳志郎が北大路と出会ったラーメン屋
かつて拳志郎がラーメンを食っていた屋台の店。食べようとしたその時、北大路剛士がイタチの陳に襲われる現場に遭遇し、助けた。

唐親分の屋敷
かつて潘光琳たちが話し合いのために訪れた、敵対組織である唐親分の屋敷。毒入りのワインを出されたが、拳志郎が嗅覚で見抜き、その後葉の二丁拳銃で一味は抹殺された。

BAR DES A
紅華会の怖い顔の親分が、閻王復活の新聞を読んでいたバー。マスターは客の中に閻王がいるのに気づき、毒入りの酒を出したが、拳志郎に見抜かれ、それを親分が飲んでしまったためにえらいことになった。

大六股党との秘密会議の場
かつて潘光琳たちが、クリスマスの前夜に、大六股党のボスたちと平和協定を結ぶために訪れた秘密会議の場。紅華会によって爆弾が投げ込まれ、多くの死者が出た。

潘兄妹がいた孤児院
幼い頃に潘光琳、潘玉玲が暮らしていたという孤児院。楊玉玲も一緒だった。

中華電影有限公司
中国の映画撮影所。拳志郎が美玉に会った後、車内で葉達と話し合っていた場所。

グランドシアター
楊美玉が誕生日パーティーを開いた映画館。呉東来を招待する事で拳志郎に協力した。ボーイに化けた拳志郎と芒狂雲が初対面を果たし、双方とも腕の骨を折るという痛み分けに終わっている。
TVアニメ版では拳志郎がボーイから制服を拝借するシーンが描かれた。

車の整備工場
葉子英が、拳志郎の折れた腕を固定するための金属を盗んだ整備工場。

路地裏の長屋
かつて拳志郎が拳法修行中に大怪我を負って倒れていた、貧民街。そこで北斗の道士と初めて出会い、羅龍盤を受け取った。

診療所
1年間に義挙に巻き込まれて怪我を負った人たちが運び込まれていた場所。玉玲が死にゆく赤子をみとったのち、狂雲に秘孔を突かれ、記憶を奪われた。

大浴場
田学芳が霞拳志郎殺された大浴場。浅い風呂で溺死し、新聞に載った。

道士が現れたバー
Mrビーン似のマスターがいるバー。拳志郎が一人で酒を飲んでいたところに北斗の道士が現れ、グラスに指で穴を開けて見せた。

龍鳳楼
ギーズと熊笹徳三郎が会食を行っていた店。パンダに似た紅華会の刺客が現れ、殺されかけたが、拳志郎が救った。

桃華荘
上海一の高級娼館。太炎が梨花を軟禁している。拳志郎が張太炎の居場所を探るために訪れ、用心棒達を蹴散らして無理やり押し入り、梨花と合った。その後、五叉門党の一番星や張太炎と拳を交えている。

梨花が結婚式を挙げようとした教会
かつて梨花が交産銀行の御曹司と結婚式を挙げようとしていた教会。そこへ入る直前に張太炎に襲われ、身柄を奪われた。

陳家荘
張太炎が桃華荘で拳志郎と闘った後にいこうとした女郎屋。桃華荘から人力車で3時間はかかるらしい。

上海駅(北站)
上海の主要駅。章烈山が送り込んだ馬賊がここに列車で到着し、大暴れした。張太炎が上海を去る際には、ここで拳志郎が見送っている。後に飛燕とエリカも電車に乗ってハルピンからここへ訪れている

上海駅の側のバー
上海駅が見える場所にあるバー。拳志郎と葉が、馬賊の到着を目撃した。

バス亭
上海駅の近くにあるバス亭。フランス人紳士が馬賊に殺された。その後、拳志郎が運転する二階建てバスからの青幇の銃撃にて馬賊は全滅。

馬賊のたまり場となっているバー
河北の馬賊が占領してしまったバー。ギター弾きの男が投げナイフでからかわれたりしていた。仲間入りした拳志郎が、秘孔によって彼らのボスである李秀宝の名を聞き出している。

北大路邸
上海にある北大路剛士の別邸。日中の全面戦争が始まることを拳志郎に伝えたりした。

龍華寺
拳志郎が、玉玲の秘雷孔に悩んで瞑想していた寺。北斗の道士が現れ、羅龍盤で占ってみるが良いと助言した。TVアニメ版では、道士に会う為に拳志郎が駆け込んだが結局会えず。

李秀宝が太炎の使いと会った店
張太炎の部下が、李秀宝に会い、親分に従った方が身のためだと脅した店。後に拳崎志郎と名乗る拳志郎が現れ、路地裏でその使いの男をボコボコにした。

潘兄妹の生家
幼い頃に潘兄妹が暮らしていたボロ屋。潘が病気の玉玲のために上海ガニをもってきたが、危ない事をして手に入れてきたのだとして玉玲は口をつけなかった。
TVアニメ版では玉玲が傷ついた拳志郎をかくまって食べ物を与えていた。

桃源郷
ギーズや北大路剛士が建国を夢見た、ユダヤ人などの流浪の民にとっての安息の場所。はじめは満州を計画していたが、頓挫したため、後に上海に作られる予定となった。しかしギーズは志半ばで死に、結局実現には至らなかった。

北大路物産 上海支社
北大路財閥の会社の一つ。熊笹徳三郎が社長を務める。

日本領事館
上海にある日本領事館。章烈山の上海入りを受けて、李秀宝が逃げ込んだ。後に大川奉作と李秀宝が帰順交渉を行い、拳志郎の助力もあって、無罪になった。

大川の寝室
大川奉作が寝ていた部屋。拳志郎が忍び込み、宇占海の首を置くと共に、大川の胸に七つの血痕を残した。

李秀宝が滞在しているホテル
李秀宝が側近達と共に上海で滞在していたホテル。黄浦江のそばにある。

Photo supplies
拳志郎と玉玲の写真が飾られていた写真屋。李秀宝がその写真を見つけ、己の過去に関する記憶の糸口を掴んだ。

李秀宝に毒入りラーメンを出したレストラン
李秀宝が日本領事館を抜け出して訪れた店。烈山の刺客がコックに化けて毒入りラーメンを出したが、拳志郎に嗅ぎ付けられ失敗。客として潜んでいた刺客もまとめてやられた。

安楽宮
青幇の六番頭・夏親分が撃ち殺された場所。名前だけ登場。

多倫路文化名人街
TVアニメ版で、拳志郎が李秀宝を案内した場所。大道芸を満喫した。

上海華福病院
章の刺客に銃撃された潘光琳が運び込まれた病院。医者はザジを投げたが、拳志郎の術によって潘は一命を取り留めた。その後、章烈山の刺客が看護婦に化けて潜入したが、そのガタイからあっさりの見抜かれている。建物の前で馬賊の連達が射殺される事件も起った。

烈山のホテルの向かいのホテル
烈山が潜んでいるホテルの向かい側に位置するホテル。ここから拳志郎達が章の事を見張っていたが、既に章側にはバレており、無数の銃弾を打ち込まれた。

立ち読みされる本屋
変装した拳志郎が度々立ち読みに訪れていた本屋。二度目に訪れた際には用心棒を雇っていたが、拳志郎や夏文麗にボコボコにされた。

拳志郎と彪白鳳が闘った店
上海にあるカフェテラス。拳志郎が変装して本を読んでいたところに彪白鳳が現れ、勝負を挑んだ。その後、店の前で二人が戦いが始まったため、店の店員は闘いがよく見える席に客をエスコートした。

拳志郎が読書する公園
中国人に変装した拳志郎が訪れる公園。読書していたところを、共産党の曼が狙ったが、刺客である事を見抜かれ、返り討ちにあった。後に夏文麗と共に話をしていたのもここであると思われる。

ギーズが殺された通り
流飛燕がシャルル・ド・ギーズに戦いを挑み、殺害した通り。
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』では襲撃するのがヤサカに変更。その後、更にシメオンが現れてギーズに止めを刺し、さらには駆けつけた拳志郎と飛燕が鉢合わせる。その後、拳志郎がギーズ殺しの犯人を突き止めるために再度訪れ、シルクロードの香りを嗅ぎ取る。

中国共産党のアジト
彪白鳳ら、中国共産党のアジトとなっている建物。上海へと訪れた飛燕とエリカが、白鳳を頼って訪れた。その後、ナチに白鳳が狙撃され、更にフランス軍までもが攻めてくるも、両者は戦闘を始め、その隙に拳志郎の手引きで飛燕たちは脱出した。

彪白鳳が眠る墓地
飛燕が、兄弟子である彪白鳳の墓を作った墓地。

虹橋飛行場
日本海軍陸戦隊の将校が中国保安部隊に殺された場所。

杜流陽湖拳道場
流飛燕が道場やぶりをした道場。部下達から師匠まで、まとめて切り刻まれた。

上海ゴルフ場
第二次上海事変が始まった日に外人がコースを回っていたゴルフ場。

八字橋
上海にある橋。第二次上海事変が起こったがこの辺りで戦争が始まった。

大世界(ダスカ)
第二次上海事変が始まった際、戦争を避けて租界に来た人が多く逃げ込んでいた場所。中国機に爆撃され、多くの死人が出た。

不動明王の寺院
上海へと帰ってきた劉宗武が、北斗の道士を会った寺院、不動明王の像に北斗七星の型の闘気を飛ばし、粉々に破壊した。

ドイツ領事館
ドイツ軍将校である劉宗武が配属された場所。ここのゾンマー中尉に仕えるはずだったが、劉宗武に暗殺され、その後は宗武が隊長のポジションになった。

ドイツ軍の戦車倉
ドイツ軍の戦車倉庫。ヘッケラーが劉宗武を案内し、戦争を拡大させるよう命じた。

鮫島がいたホテル
鮫島義山が、北大路剛士との会談を行うために訪れたホテル。屋上のレストランで会う予定となっており、北大路と拳志郎はそこで待っていたが、そこへ向かう途中の鮫島の前に劉宗武が現れ、エレベーターの中で暗殺された。

ドイツ大使館
鮫島の暗殺に成功した劉宗武を、ヘッケラーが褒め称えた所。

杜天風邸
杜天風が上海に購入した自宅。麻雀部屋と化しており、国民党大佐の向世昌を麻雀でもてなしたが、イカサマを見抜かれたために殺害した。後に拳志郎と劉宗武が訪れたときには、既に捨てられていた

五島泰治が現れた店
変装して読書をしていた拳志郎の下に、五島泰治が訪れた店。ふざける拳志郎に五島が怒るが、その跡に現れた劉宗武にぶっとばされた。

劉宗武邸
上海にある劉宗武の自宅。ヘッケラーの部隊に銃を乱射されてボロボロになったが、宗武は天井に張り付いて難を逃れ、入ってきたヘッケラーたちを皆殺しにした。

上海競馬場
杜天風が劉宗武から逃れるために訪れた場所。その後、ドイツ軍警察も訪れて宗武を逮捕しようと下が、全員抹殺された。TVアニメ版では上海漫遊をする拳志郎と李秀宝も訪れている。

馬小屋
競馬場の中にある馬房。劉宗武が杜天風を追って訪れたが、ワラの中に潜んでいたヤサカから不意打ちを位、怪我を負った。

八仙楼
杜天風とヤサカが飯を食っていた料理屋。ヤサカが偽閻王を遊び殺す様を、偶然飛燕が目撃した。

戦場の近くの廃墟
ヤサカが飛燕を監禁した場所。拳志郎が戦車で駆けつけたが、それを追って国民党軍もやってきた。

杜天風が滞在するホテル
杜天風が上海の屋敷を払った後に滞在していたホテル。部下の男に、さっさと潘玉玲を始末するよう脅した。

揚子江
杜天風の武装輸送船が黄浦江から入った川。漁師に化けた海賊がいたが、杜の船に蜂の巣にされた。


武装輸送船
杜天風が新たなアジトとして用意した武装輸送船。黄浦江から揚子江へと入ったが、玉玲の潜水艦杜天風に魚雷を打ち込まれ沈没。杜はその後劉宗武に殺されたが、ヤサカは脱出した。

飛燕の墓がある墓地
流飛燕の墓がたてられている墓地。最終回前にはヤサカが訪れ、己を殺すようエリカに告げている。
アニメ「蒼天の拳 REGENESIS」では、中国政府軍が青幇に襲撃をかけ、はげしい撃ちあいに発展。

毒入り饅頭を出した店
最終回で拳志郎達が食事していた店。コックが毒入り饅頭を出すが、拳志郎は嗅覚でそれを看破し、更には周囲の客に扮していた刺客たちも一網打尽にされた。

屋台通り
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』に登場した、多くの出店が並ぶ通り。葉たちが通りかかったところを紅華会の残党が襲撃をかけ、銃を乱射して多くの死者を出した。

政府軍の船
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』にて、政府軍がヤサカのために用意した船。ヤサカにのっとられ、寧波に向かうための足として使われた。

住宅街
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』にて、中国政府軍に襲われた青幇の面々が逃げ込んだ住宅街。拳志郎や玉玲が軍隊相手に戦いを繰り広げた。エリカを連れて逃げていた霞羅門は、ドイツ軍のシャムラと戦うも天斗聖陰拳の前に敗北し、連れ浚われた。

羅門が捕らわれた寺院
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』にて、シャムラが羅門を人質にとった寺院。引き換えにエリカと勾玉を要求したが、拳志郎は手ぶらで訪れ、シャムラを撃退した。その後、拳志郎とシメオンが拳を交えるも、決着前に政府軍の砲撃によって寺院は炎上。

ジェネシスのアジト 上海支部
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』に登場した、『ジェネシス』なる組織のアジト。上海の街中の地下深くにある。最終回に葉子英が田楽伝と河馬超を連れて廃滅に向かっている。




寧波

上海の南に位置する都市。北斗劉家拳の聖地である泰聖院があり、天授の儀が近付くと共に、北斗に関わる者たちは何かに導かれるようにこの地を訪れた。


泰聖院
北斗劉家拳の菩提寺。美福庵主が寺主を務める尼寺。歴史の上で天授の儀が行われてきた場所。葉が上海からここへ仏像を運ぶという仕事を請け負ったため、拳志郎はそれに同行する形で訪れたが、それは運命が北斗の者達を導いていたからであった。
かつて宗武と文麗が出会った場所でもあり、宗武はここで劉玄信から北斗劉家拳を学んでいる。魏瑞鷹が劉玄信に、劉家門を出ることを宣言したところもここだと思われる。

本堂
泰聖院の本堂。女人像があり、その中には鎮魂の塔が、更にその下にはヤーが眠っている。拳志郎がここで寝ていたとき、傍に来た美福庵主の気配がまるでなかったことに驚愕した。

墓地
北斗劉家拳の先代達の墓がある墓地。劉宗武が参った。

巨木
泰聖院の中に生えている大きな木。かつて幼い劉宗武がこの上から劉玄信に不意打ちを仕掛けたが、逆にボコボコにされた。

護摩堂
護摩行を行う場所。かつて劉玄信が自ら炎に焼かれて自決した。天授の儀の前には劉宗武もここで護摩行を行い、剃髪した後にヤサカと拳を交えている。

染井吉野がある丘
拳志郎と劉宗武が、天授の儀の前に花見を行った丘。胡潤が植えたという染井吉野の桜が花を咲かせている。天授の儀が終わった後にももう一度花見が行われた。

大湖石の庭
本堂の前に広がる庭。大湖石が無数に置かれている。拳志郎と劉宗武はここで天授の儀を行った。




豊潤洋行
霞鉄心の朋友である胡潤が、寧波で経営している店。虎が従業員として働いている。この店があるのは鉄心のおかげらしい。

寧波港
寧波の港。葉らが仏像を運ぶ船で入港し、その船に拳志郎も同船した。数日後には華南虎が檻から脱出して暴れるという事件が起きたが、拳志郎が鎮圧した。唐の時代には、空海が日本へと帰る遣唐船にのりこんでいる。
「蒼天の拳REGENESIS」では田楽伝と河馬超が拳志郎たちの姿を発見。港町ではヤサカが北斗曹家拳の星星に喧嘩を売り、4人を皆殺しにしている。

彪の店
虎拳虎爪掌の使い手である彪が経営する店。スープに猫を使っている。ヤサカがケチをつけてきたためにいざこざがおきたが、西斗月拳であっさり葬られた。

興隆大酒楼
寧波の人たちがヤサカが彪を殺した噂を話していた店。拳志郎と葉が居合わせ、その話を耳にした。

霞鉄心が胡と飲んでいた店
寧波の港の傍にある店。霞鉄心が寧波を去る前に酒を飲んでいたが、ガマガエルに似た男に喧嘩をうられ、回し蹴りでぶっとばした。その後、若かりし頃の胡潤と共に酒を飲んでいる。




その他の中国のエリア


中国
蒼天の拳の物語のメイン舞台となる国。第十話で訪れて以降、最終話まで拳志郎はこの国に滞在している。満州国などの問題によって日本との関係が悪化しており、劇中の1937年には日中戦争も勃発している。


満州国
日本が中国に作った独立国家。日露戦争で多くの兵士の血を流して手に入れた地であり、溥儀が初代皇帝に即位した。潘光琳は、ギーズからもらった阿片をここに売りさばくことで、青幇は復活資金を得ている。飛燕がエリカを送り届ける旅の中でも立ち寄っている。


奉天
大川中将が李秀宝との交渉前に滞在していた場所。満州国にある。

密雲県
馬賊の韓旅団長が暮らしていた地。満州の中に含まれる。現在の北京市の一部。

満州里
ソ連国境の町。流飛燕がエリカとの旅の末に辿りついた。

天鬼が殺された店
如虎部隊の天鬼がエリカにちょっかいをかけた店。店内で飛燕に切り刻まれた。

河南省 嵩山少林寺
七年前に焼失し、北斗三家拳の事が記されていた秘伝書が盗まれた寺。

広東省
呉東来の故郷。龍虎闘が名物料理。

洛陽 白馬寺
北斗神拳の発祥地。ここの高僧に命じられ、シュケンは西斗月拳の者達を抹殺した。かつて西域の僧が仏教の経典を運んだ場所でもある。かつて拳志郎も旅の中で訪れたことがある。
現代でも僧達が暮らしており、星星の動きを見て北斗の者達の運命をつぶさに見て、中国の未来の行く末を案じている。

北斗孫家拳の寺院
かつて芒狂雲やギーズが、北斗孫家拳を学んでいた寺院。ここで狂雲は師父と戦い、秘孔変位にて勝利を収めた。中国のどこにあるのかは不明。

瞑想窟
孫家拳の修行の場の一つ。狂雲が秘孔変位を身につけた。

狂雲の部屋
芒狂雲が眠っていた部屋。道士が現れ、今しばらく命が延びる秘孔を突かれた。

河北省
王欖把の馬賊達がいた地方。五叉門党はここから上海に訪れており、それつまり北斗曹家拳の道場があるという可能性もある。

王欖把の集落
流浪の民である王欖把の馬賊の一段が、一時的に滞在していた場所。後に関東軍の攻撃を受けて、王欖把は死亡している。

関東軍のキャンプ地
馬賊の郭らが関東軍に捕らえられ、殺されそうになっていた場所。李秀宝率いる第軍勢が辺りを取り囲んだために、処刑されずにすんだ。

杭州 西湖
上海から南へ約150km 車で3,4時間の場所にある地。中国七大古都に数えられる。紅華会の幹部達が張太炎を呼び戻すために訪れた

汪荘
杭州一の色町。張太炎が入り浸って女を抱きまくっていた。

陝西省 西安(長安)
国民党の章元帥が滞在している所。共産党と戦争を繰り広げている。かつてヤサカがここで流飛燕を目にしているらしい。

章元帥邸
章元帥の館。国民党の者が度々訪れ、章にあう馬がないから象を用意したりした。

青龍寺
恵果和尚の寺。かつて空海はここで恵果に弟子入りし、僅か半年で全ての秘宝を伝授された。

北斗曹家拳の寺院
北斗曹家拳伝承者、章大厳が住んでいる寺院。かつて章烈山や張太炎が暮らしていた場所であり、屋外には、張太炎が爆龍陽炎突の修行をした木がある。烈山は今でもここで父の元を訪れると、その大きな身体が小さくなってしまう。かつてこの場所で太炎の母は自害し、そのことで太炎は大厳に憎しみを抱いた。TVアニメ版では北斗の道士も訪れている。
河北省にあると思われる。

南京
蒋介石がいる地。ここの国民政府が上海の華界を統治している。鮫島義山がここで蒋介石と会う予定となっていたが、暗殺されたために実現しなかった。

天王府
   蒋介石や陳立夫が、閻王の処遇について話しあっていた場所。

国民党総司令部
   蒋介石とエドモンド・ヘッケラーが会談を行った場所

香港
鮫島義山が若い頃に単身渡った地。

ハルピン
エリカを護送するという仕事を請け負った流飛燕が、約束どおり送り届けた場所。北平漂局の漂頭である李集雲も、わざわざ北京からここへと赴き、飛燕に閻王抹殺の依頼を直々に頼んだが、断られた。

ハルピン駅
飛燕が、ユダヤ人協会に希望の目録を渡した場所。協会の人達はここを出て直ぐにナチの手先に殺された。


李集雲の館
北平漂局の漂頭である李集雲が、ハルピンで滞在していた館。流飛燕が、希望の目録の正体を知ったユダヤ人協会の男達を抹殺した。

北平
「北平漂局」がある所。現在の北京。

北平漂局
李集雲が漂頭を務める、物資輸送を生業とする局。しかし裏では満州国との阿片貿易を行っている。流飛燕もここで働く一人であり、エリカの護送という仕事を請け負った。

黒龍江省
宇占海が、この省のとある村で、大川奉作の一人息子を殺した。羅虎城の故郷でもある。

チチハル
羅虎城が日本軍と闘い殺されたとされていた地。黒竜江省にある。

飛燕の生家
幼少期に流飛燕が暮らしていた家。母と死別した。

極十字聖拳の道場
かつて魏瑞鷹が暮らしていた極十字聖拳の道場。幼い頃の劉宗武が訪ね、その才能を瑞鷹に認めさせた。

劉宗建の家
かつて金貸しの劉宗建と、その息子である劉宗武が暮らしていた家。杜天風の一味に襲われて宗建は死亡。宗武も瓶の中に隠れていたのを見つかったが、殺されはしなかった。



日本

蒼天の拳の物語序盤の舞台。1932年に上海を去った霞拳志郎が、その後3年間、この国で大学教師として生活していた。しかし青幇の危機を知った拳志郎は、横浜港から再び中国へと渡航し、以降の物語の中では拳志郎は日本には戻っていない。霞鉄心や霞羅門が暮らす、北斗の寺院があり、また北斗の拳の主人公であるケンシロウが生まれた国でもある。


北斗の寺院
197X年にケンシロウが産み落とされた場所。おそらく劇中で霞鉄心や霞羅門が暮らしている所と同一と思われる。潘玉玲、胡潤、北斗劉家拳の泰峰などが訪問した。
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』では、かつて拳志郎の兄弟子であった霞拳心もここで修行を行っており、若い頃に拳志郎とも拳を交えた。ジェネシスが動き出した後、彼らの狙う2つの勾玉をここで預かっていたが、それを手に入れるために拳心が戻り、霞鉄心との闘いの末、師父をその手にかけた。

憲兵隊庁舎
日本での溥儀の中国憲兵隊の滞在場所。ここの地下室に、殺された禁衛隊の遺体が安置された。それを見た金克栄は、その犯人が閻王である事を即座に見抜いた。

横浜港
1935年4月6日、溥儀が軍艦比叡で来日した港。拳志郎が上海へと出航する際に船に乗った場所でもある。閻王が生きている事を知った呉東来は、この港にも部下を配置して網を張ったが、拳志郎や霞羅門によって蹴散らされた。

軍艦 比叡
溥儀が来日した船。船上で昼食をとった溥儀は、毒味役である李永健にステーキ片を食わせ、無事を確かめさせた。

東和女子大学校
東京四谷にある大学。拳志郎が講師を務める。創始者は北大路剛士。学長は大原幸代。日本滞在時の拳志郎はここの教員宿舎に住んでいた。

教室
霞拳志郎が授業を行っていた教室。黒板に落書きしたのが北大路綾であることを、チョークに残された汗のにおいから当てたことで、平手打ちを喰らった。

学長室
学長である大原幸代の部屋。金藤政夫が拳志郎の破廉恥な行為などを言いつけに行った。

キャンパス
サクラ咲く大学のキャンパス。李永健と拳志郎が、上海での思い出を話し合った。

教員宿舎
講師である霞拳志郎が寝泊りしている宿舎。李永健にここで待っているよう告げたが、李は書置きを残して立ち去った。アニメ版では北大路綾が李をここへと案内している。

赤坂離宮
東京、赤坂にある迎賓館。溥儀が日本滞在中に宿泊していた場所。溥儀を暗殺せんと忍び込んだ拳志郎は、溥儀の心からの涙を目にし、殺すのを中止した。

銀座の洋食屋
拳志郎が贔屓にしている銀座の洋食屋。かつて上海でこの店のことをよく話していたらしく、その事を覚えていた李永健は、ここに拳志郎が現れるのを待ち、見事に再会。その後ブタオさん達を葬ったが、店員はその後秘孔を突かれ、騒ぎの事に関する記憶を抹消された。

コンクリート工場
東京のコンクリート工場。李永健はここのコンクリートの海の中に飛び込んで自殺しようとした。それを助けた金克栄は、工場内に李永健をつるして拳志郎をおびき寄せ、対決に臨んだ。

北大路剛士邸
北大路剛士の屋敷。東京にある。拳志郎が上海へと戻ることの報告に訪れた。

長崎の港
玉玲が上海へと帰る船に乗るために訪れた地。その帰り船の中で杜天風の刺客に襲われるが、霞羅門によって護られた。

本能寺
1582年、織田信長が焼き討ちに遭った寺。当時の北斗神拳伝承者は、その堂内で信長と対面し、北斗天帰掌にてその魂を天に送った。


インドネシア

アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』の第二部、および『蒼天の拳 リジェネシス』の物語の舞台となっている国。作中の1930年代は「オランダ領東インド」と呼ばれ、オランダ軍による支配により現地の人々はむごい扱いを受けている。


●アニメ『蒼天の拳 -REGENESIS-』に登場したエリア

玉玲の店
ジャカルタにある、玉玲が営む飲食店。拳志郎とエリカを捜索するオランダ軍が訪れ、店に居合わせた拳志郎によって全滅させられる。偶然来店していた田楽伝と河馬超はそれをみて仰天。

孤児院
玉玲がインドネシアで開いている孤児院。エリカも「エリ」と名を変えて子供達の世話をしている。コール参謀の部隊が襲撃をかけてきた際には、本棚の裏に隠された通路から子供達を脱出させ、拳志郎とヤサカが迎え撃った。

玉玲達の邸宅
インドネシアにて玉玲、拳志郎、エリカらが暮らしている邸宅。霞拳心と拳志郎が家の前で戦いを繰り広げた。その際に秘孔 新血愁を突かれた拳志郎は、家の中に入り、羅門に秘孔 心霊台を突かせた。

コールの研究室
ファン・デル・コールが人体実験を行っている施設。誕生した人間兵器により研究員達が何人が殺されている。コール死亡後、浚われたエリカ達の居場所を求める拳志郎と子英が乗り込み、研究員達から情報を得ようとしたが、徒労に終わった。

オランダ軍将校が訪れるバー
コール参謀に大麻を流していたオランダ軍将校がよく訪れているバー。緋鶴が色仕掛けをしかけた。

オランダ軍将校の家
コール参謀に大麻を流していたオランダ軍将校の自宅。緋鶴を連れ込んで襲おうとして反撃を喰らったが、マゾであったが故に快感に酔いしれた。

ジェネシス基地 インドネシア支部
秘密結社「ジェネシス」の本拠地。宮殿の地下深く、長い螺旋階段を下った先に存在する。核分裂装置の研究、製造も行われている。
エリカとヤサカがこの地に監禁されたため、コールと親交のあったオランダ軍の将校から場所を聞き出し、拳志郎達が突入。シメオンとの死闘の末に勝利した。だがその後、田楽伝が作動させた自爆ボタンにより施設は崩壊。崩落した瓦礫からエリカを護るため、ヤサカがその下敷きになって死亡した。

ノハァル・ナハ
ナハシュの預言書において「約束の地」と記されている場所。インドネシアの何処かにあり、劇中では「西域北道と南東の分岐点」にあると語られている。
突き出た崖の先端に立つ岩塔の内部には、螺旋状の巨大な人の顔があり、その中の螺旋階段の頂上に玉座がある。二匹の蛇の石像にそれぞれ勾玉を咥えさせ、玉座に座ったエリカが能力を発動させることで装置が起動。中央の柱が光り、人の顔の像が閉じ、内側の暗闇の中に核分裂装置の設計図が映し出される



その他の国

仏領インドシナ
ゴランがフランス軍に所属していたときに滞在していた地。当時フランスが支配していたインドシナ半島の東部。現在のベトナム・ラオス・カンボジアにあたる。

タイ
仏領インドシナの隣国。ゴランがムエタイを学んだ。

フランス
上海のフランス租界の行政を全て支配している国。公董局でギーズが働いている。本国の新聞にカルネと紅華会の癒着がスッパ抜かれた

ドイツ
劉宗武がゼークトに連れられて訪れていた国。ヒトラーが宰相として権力を握っている。ニュルンベルク法によってユダヤ人が迫害されている。ここの空軍は世界最強だとの台詞がある。

ヒトラーの寝室
かつて劉宗武がヒトラー暗殺のために忍び込んだ寝室。しかし全く覇気を感じぬその男に絶望し、暗殺を中止した。

「英雄」の邸
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』にて、霞拳心がドイツの無能な英雄を暗殺するために訪れた邸宅。実行の直前にサガ・ナギットと出会い、己に天斗聖陰拳の素養があることを知った。


アメリカ
イギリスと共に共同租界の権力を持つ国。ユダヤ人がマスコミに大きな力を持っている。日本がユダヤ人移住計画が実現すれば歓迎すると言っていたが、結局実現しなかった。

イギリス
アメリカと共に共同租界の権力を持つ国。

シベリア
上海へと向かう旅の中でペーターが殺された地。

ローマ
上海に来る前に羅虎城が滞在していた都市。

ソ連
中国共産党と結びついている国。飛燕はエリカと共に満州へと向かう際にここの砂漠をラクダで渡った。

モスクワ
エリカの母が殺された地。飛燕はここのホテルでエリカの母から希望の目録(エリカ)を受け取り、無事に届けてほしいと頼まれた。

西域
かつて月氏族が栄えていた地。拳志郎はシルクロードと呼ばれるこの国の砂漠を旅した。白馬寺に仏教の経典をもたらしたのはこの国の僧であるとされている。その事から、おそらくインドの事ではないかと思われる。

仏塔
月氏族の墓である仏塔。シルクロードと呼ばれる西域の砂漠の果てにある。旅の中で拳志郎はここへと訪れ、中で北斗神拳の構えをしている像や、様々な仕掛け、そして西斗月拳の伝承者とその高弟12人の亡骸と遭遇し、最深部で待っていた月氏の亡霊である狼から、かつてこの地であった悲劇の話を聞かされた。その後、塔は崩壊している。


西斗月拳の道場
かつてシュケンが西斗月拳を学ぶために滞在していた道場。密命を受けていたシュケンは、白馬寺へと帰る前日の新月の夜に、西斗月拳の伝承者とその高弟12人を殺害。しかし愛したヤーマだけは殺す事が出来なかった。


戦乱に巻き込まれた村
シュケンとヤーマが初めて出会った村。戦火に巻き込まれ、多くの人々の死骸が転がるその様を見て、シュケンが涙した。


(以下 国名不明)

アレント家の邸宅
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』にて、かつてエリカ・アレントが家族と共に暮らしていた家。希望の目録を狙うドイツ軍の襲撃により母が殺され、死ぬ間際に飛燕にエリカを託した。その直後、父であるロバート・アレントが戻り、飛燕とエリカを送り出したが、その後に訪れたヒムカによって命を奪われた。
原作では家族が殺されたのはモスクワのホテルという設定になっている。

ナハシュの民の郷
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』にて、ナギット家をはじめとしたナハシュの民の生き残り達が暮らしている場所。霞拳心に天斗の才覚を見たサガ・ナギットが、彼をこの地へと連れ帰り、シメオンの従者として拳を学ばせた。サガが死亡した後、シメオンがその後を継いで祭司の座に就くための儀式が行われている。

マリーヌの家
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』にて、霞鉄心と霞拳心がヨーロッパ滞在中にお世話になっていた家。世話係のマリーヌに寝床や食事を世話になっていた。後に辺りが戦火に巻き込まれ、マリーヌは家の前で砲弾の巻き添えとなって死亡する。

ロバートの研究所
アニメ『蒼天の拳-REGENESIS-』に登場した、エリカの父であるロバート・アレント博士が核分裂装置の研究を行っていた施設。実験場では実際に核爆発の実験も行われ、その炎を見た幼きシメオンは、これこそがミガドルの雷であると確信に至った。後にシメオン率いるジェネシスが研究所を襲撃し、核分裂装置の設計図を奪おうとしたが、既にロバートが破棄していたために獲得できなかった。