ターゲル
登場:TVアニメ版(38話)
役職:ウイグルの手下
流派:黒掌十字拳
CV:屋良有作 |
TVアニメ版に登場した
カサンドラの戦士。
黒掌十字拳の使い手。
崇山通臂拳の伝承者を捕らえ、カサンドラへと連行。その後、約束が違うと男が暴れ始めたため、黒掌十字拳にて処刑した。
その後、
ウイグルの命を受け、
蘭山紅拳の
ベラを対
ケンシロウの刺客として派遣。奥義の秘伝書と
母親を人質にとり、無理やりケンシロウと戦わせた。だが途中でベラが降伏したため、母をナイフで刺殺し、ベラも黒掌十字拳で処刑。その後、報せを受けて戻ってきたケンシロウと闘い、
北斗撃墜指にて抹殺された。
なかなか完成度の高いアニメオリジナルキャラだと思う。強さ的にもライガ達なんかより上な気がする。だが注目したいのは、彼の容姿。長めの白髪、額に巻かれたナニカ。なんとなくだが、トキに似ていないか?そう、ターゲルは対ケンシロウ用の最終兵器だったのである。ターゲルは、トキのフリをして囚われておき、そこに助けに来たケンを隙を突いて一気に倒すという役目を与えられていたのだ。あの囚人にヅラをかぶせて作ったニセトキは、本当はターゲルの役目だったのである。考えてみると、ターゲルはケンシロウに戦いを挑んでいない。彼はベラに勝ってカサンドラへと向かうケンシロウを放っておき、ベラを処刑しているのだ。本来ならケンシロウを倒すほうが先であるはずなのにである。これはつまりまだターゲルはケンシロウが闘うときではなかったということだ。ベラ処刑中にケンと鉢合わせねば、おそらくターゲルはカサンドラにてケンシロウを討ち取っていただろう。しらんけど。