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バルダ



登場:TVアニメ版(92話)
肩書:拳王配下
流派:華山三叉槍
CV:池水通洋

 TVアニメ版に登場した拳王軍の武将。華山三叉槍の使い手。西洋風の甲冑を身に纏っている。

 ザクの命令を受け、ケンシロウを捜索するための検問を実施。峡谷にかかる橋を占拠し、通行する者達全員を検査し、更にはその作業を近隣の村人達に行わせることで、彼らを実質人質に。そしていざというときの為に橋に爆弾を仕掛ける等、入念な作戦をとった。

 農夫に変装したフドウ達に気付かず、一旦は通してしまうものの、村人の密告を受けて一行を制止。しかし、ケンを見逃した若者や、密告した老人までを殺害するという非道ぶりがケンシロウを怒らせてしまう結果に。自慢の華山三叉槍で立ち向かうも、一傷を負わせただけで敗北し、最後は鎧の上からボコボコに殴られて爆死した。




異色の拳王軍団の中でもひときわ目立つ白金アーマー。戦い方は中距離戦を得意とした槍術だが、中距離戦ならこんなガチガチに堅めた装備は要らない気もする。もっと身軽な格好のほうがケンシロウを苦戦させられていたのではなかろうか。

 もしかしてこの人、普段はこんな鎧など装備していないのではないか?ケンシロウが来るかもしれないとの報告を受けてビビり、あわてて防御力の高い装備を探した結果、これをチョイスしたというヘタレ野郎なのかもしれない。