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北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者
ストーリー キャラクター 流派・奥義




ストーリー紹介(3)
ジュウザ編


 水、食糧、そして女を求めて荒野を彷徨う一人の男、ジュウザ。襲い掛かってきたZEEDを蹴散らし、バイクを手に入れたジュウザは、生き残った一人から奇跡の村の事を耳にした。そして、その村に住むという奇跡の男、トキのことも・・・

 暴れる大男を取り押さえたことで、奇跡の村の検問をくぐりぬけたジュウザは、捕らえたZEEDの男と共に、村の中へ。その強さを見た村人達は、ジュウザに用心棒になってほしいと申し出るが、ジュウザはあっさりとそれを断った。流れる雲のように、何者にも縛られずに生きる―――それがジュウザの生き方であり、彼が雲と呼ばれる所以であった。

 愛犬ココを殺されたあの日・・・自らの弱さを嘆くトキに、一人の少女は言った。やさしさを貫ける貴方は、きっと強い男になると。トキが夢の中で見たその幼き頃の記憶は、ユリアとの、そして彼女の兄ジュウザとの始めての出会いの日あった。そして現在―――、成長した二人はこの奇跡の村で再び顔を合わせることとなった。会合を開く村人達のもとへZEEDの男を引っ張ってきたその男は、トキの知る、あのジュウザであった。

 ZEEDの男を引き渡し、我関せずとばかりに村を後にしようとするジュウザ。その去り際、ジュウザはトキに言った。早くこの村を出て行ったほうが身のためだと。しかし、トキはその言葉に異を唱えた。そんな抜け殻のような生き方を、ユリアは望んではいない。あなたにもかつて命を賭けて守るべきものがあったはずだ、と。ジュウザの攻撃を数回受け止めただけで吐血するトキのその身体では、守れる村人の数などたかが知れていた。だがそれでもトキは、この村を"守るべきもの"と決めた以上、その決意を変えることはできなかった。かつて泣き虫だった男のその決意の言葉は、ジュウザを今一時この村に留まらせることを決意させたのであった。




・ジュウザ、水と食糧と女を求めて荒野を放浪。撃退したZEEDの偵察隊から奇跡の村のことを聞く。生き残った一人に案内させ、村へ。
・ココを埋葬するトキのもとへ、ユリア(+ジュウザ)が現れる。この時が初対面。
ココが殺されたのはトキが入門した日でもあり、ケンシロウはまだ北斗の寺院にいない筈。しかしユリアは笑顔を見せている。つまりユリアに感情が戻っているという事。だがユリアが感情を取り戻したのはケンとラオウの組手の時なので、辻褄が合わない。夢の話だから深く考える必要は無いのだろうが・・・。
・ジュウザ、トキと数年ぶりの再会。命に代えても村を守るというトキの覚悟を見て、もう少し村にとどまることを決める。
ジュウザとほんの少し拳をかわしただけで吐血。やはり物語終盤になってきてからのほうが体力が回復しているのか?それとも単なるその時の体調?
・奇跡の村に攻めてくるZEEDの数は、およそ500.
ただの盗賊集団にしては相当な規模だと思われる。原作で小規模だったのは、この奇跡の村との闘いでほぼ壊滅したから?


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