ストーリー | キャラクター | 流派・奥義 |
![]() 数年前、エバは奴隷として虐げられる女達を買い集め、巨大な娼家を造り上げた。その噂は瞬く間に広がり、数多くの女達がエバのもとを訪れた。ユウとその母親も、エバを頼って訪れた中の一組だったのである。だが旅半ばで母を失ったユウは、エバによって救われ、妹として引き取られる事になったのであった。だがユウは、エバのやりかたに納得することが出来なかった。非力な女達だけでは街を守りきれるはずがない―――。そう思い、ユウは"男"となってアスガルズルを飛び出したのだった。街を、そしてエバを守ることの出来る強い男を探し出すために・・・。 その時、広場のほうに人が集まり始めた。ザンが、エバズ・ヴァルキリア達の公開処刑を始めようとしていたのである。今までの恨みを晴らさんと、処刑前のエバズ・ヴァルキリアを嬲る用心棒達。その凄惨な光景を見ても、ユウには何もする事ができなかった。腕力とは違う、真の強さ―――。そのエバの言葉の意味を理解する事ができないユウには、レイを頼る他に方法はなかった。ユウの涙に応え、ザンに歩み寄ろうとするレイであったが・・・ ![]() ガライとケペルの敗北を受け、真打登場とばかりにレイに襲い掛かるザン。だが互角だと思い込んでいた二人の拳には、大きな開きがあった。弄ばれるかのように悉く拳をかわされるザンは、いつしか自慢の髭と髪の毛を切り落とされ、惨めな姿へと変えられていたのだった。怒り狂い、自らの最強奥義を繰り出さんとするザン。しかしその時、何者かが放った強烈なパンチが、ザンの身体を吹き飛ばした。その男の名は破軍のリマ。拳の強さでは"お館様"に次ぐ、No2と言われる男であった。 |
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