北斗の拳 レイ外伝 蒼黒の餓狼

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流派・奥義

流派・奥義紹介

南斗水鳥拳

南斗聖拳史上、最も優雅にして酷薄非道と言われる拳。義星の宿星を持つ。現伝承者はレイ。 古来より陽拳の男拳、陰拳の女拳の融合により完全なものとなるとされてている。しかし先代伝承者であるロフウは、柔な流れを嫌い、力強く鋭い剛の拳として組みなおした。それはレイにも継承されたが、後にリンレイより女拳を伝承され、本来の華麗な拳へと戻す事で天地合一に至っている。 歴代の伝承者は闇闘崖に十日間立ち続けるという試練を与えられ、その半数が命を落としているらしい。レイの場合はアミバの妨害で一度失敗したが、二度目の挑戦で成功を収め、伝承者の印可を与えられた。

飛燕流舞 ひえんりゅうぶ	・使用した話数　：　9、11、52話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　闇闘崖の鷹、ロフウ
敵の攻撃を跳躍でかわし、そのまま敵を鋭く切り裂くという奥義。かつてリンレイが最も得意とした、南斗水鳥拳の"女拳"に属する技。試練中に襲い掛かってきた鷹を、本家「北斗の拳」同様に、華麗に切り裂いた。ロフウとの戦いでも使用し、背に傷を負わせている。

虎破龍 こはりゅう	・使用した話数　：　13話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　ザン
ザンとの戦いの中でレイが構えた奥義。直後にザンが戦いを中断したため、未使用に終わった。技なのか、構えなのかは不明。

湖面游 こめんゆ	・使用した話数　：　15話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　エバズ・ヴァルキリア
敵の横をすり抜けながら、頚動脈に手刀を当て、気を失わせるという奥義。襲い掛かってきたエバズ・ヴァルキリアを四人同時に眠らせた。

残鳥斬 ざんちょうざん	・使用した話数　：　19話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　メル達を襲う用心棒達
すれ違いざまに神速の拳を繰り出し、敵の身体を切断するという奥義。あまりの鋭さ故、相手は己が切られたことにすら気付かない。３秒間じっとしていれば癒着するが、動くと全身がバラバラになって崩れ落ちる。

無外絶影掌 むがいぜつえいしょう	・使用した話数　：　29話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　リマ
鋭い突きで敵の身体を貫く奥義。リマの胸を貫いたが、筋肉の硬化によって腕を抜けなくされ、逆に強烈な一撃を食らわされた。

千塵岩破斬 せんじんがんはざん	・使用した話数　：　41話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　ザン
ザンへのトドメに使用した奥義。高速の拳で相手の身体を切り刻み、縦横均等に細かく分断する。おそらく本家「北斗の拳」で、ケンシロウとの闘いの際、ケンの背後の岩を切断した奥義ではないかと推測される。

飛鳥乱戟波 ひちょうらんげきは	・使用した話数　：　49話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　ロフウ
相手の頭上に降下しながら、無数の突きを繰り出す奥義。鋭い手刀が生む真空波を雨霰のように浴びせて攻撃する。ロフウへの先制攻撃のような形でレイが使用したが、跳躍によってすべてかわされた。

掌波滅風陣 しょうはめっぷうじん	・使用した話数　：　52話 ・使用した人物　：　ロフウ ・使用した相手　：　レイ
ロフウが使う剛の水鳥拳の奥義。凄まじい威力の掌撃で相手を叩き伏せる。隙を見せたレイに直撃させたが、致命的なダメージを与えるには至らなかった。

烈空刃崖手 れっくうじんがいしゅ	・使用した話数　：　53話 ・使用した人物　：　ロフウ ・使用した相手　：　レイ
相手に向けて跳躍し、強烈な手刀を振り下ろす奥義。レイのクロスガードで受け止められた。

空舞燕離斬 くうぶえんりざん	・使用した話数　：　53話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　ロフウ
技を受けきってみせると言うロフウの言葉に応え、レイが使用した奥義。ロフウが断己相殺拳に対抗するため、途中で飛翔白麗に切り替えたため、不発に終わった。 同名の奥義が、セガが出している格闘ゲーム内に登場している。ゲーム内では、宙で両手を広げながら相手へと突進し、更に次の一撃で上方へと打ち上げ、最後は落下した相手に巨大な真空波をぶつけるという奥義になっている。

断己相殺拳 だんこそうさいけん	・使用した話数　：　53話 ・使用した人物　：　ロフウ ・使用した相手　：　レイ
南斗水鳥拳の究極奥義。宙で動きの取れないレイに対し、相討ち覚悟でロフウが使用した。描写を見る限り、右掌に力を集約して飛び掛り、敵の胴を貫くのを目的とした技のように見受けられる。（サ○コクラッシャー）。しかしレイの空中二段ジャンプによってかわされ、そのまま飛翔白麗を叩き込まれた。

飛翔白麗 ひしょうびゃくれい	・使用した話数　：　54話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　ロフウ
かつて天才といわれたリンレイですら使いこなせなかったと言う伝説の究極奥義。羽根を生やしたか如く上空へ舞い上がり、振り下ろした手刀で敵の両肩を深々と切り裂く。「宙空に手をついて更に上空に舞い上がる」という奇跡の二段ジャンプからの流れで使用し、ロフウとの戦いに決着をつけた。 本家「北斗の拳」ではユダに、「レイ外伝 ー華麗なる復讐者ー」では、カレンに使用した。 本作では読みが「ひしょうびゃくれい」となっているが、本家のほうでは「ひしょうはくれい」。

その他の南斗聖拳

南斗紅鶴拳 なんとこうかくけん	・使用した話数　：　8話 ・使用した人物　：　ユダ ・使用した相手　：　レイ等
ユダが伝承する南斗六聖拳の一つ。 伝承者の印可が与えられたのは、レイよりもユダのほうが早かった。

南斗紅鶴拳奥義 伝衝烈波 でんしょうれっぱ	・使用した話数　：　8話 ・使用した人物　：　ユダ　ザン ・使用した相手　：　レイ　用心棒達
南斗紅鶴拳の奥義。地を這う真空波を飛ばし、敵の身体を切り刻む。自らが南斗紅鶴拳の印可を得たことをレイに知らしめるため、威嚇のような形で使用した。後に、手下のザンもこの技を使用し、アスガルズルの用心棒たちを斬殺している。 本家「北斗の拳」では、水面を渡るように放ち、身動きの取れないレイの身体を切り刻んでいた（命名はTVアニメ版。ただし伝衝"裂"波）

南斗白鷺拳 なんとはくろけん	・使用した話数　：　7話　28話　53話 ・使用した人物　：　シュウ、レイ ・使用した相手　：　フリーダ　リマ　ロフウ
シュウが伝承する南斗六聖拳のひとつ。脚技を得意とする。 シュウ自身は殆ど使用しなかったが、かわりにレイが三回、背転脚を使用している。

南斗紅雀拳 なんとこうじゃくけん	・使用した話数　：　13話　24話 ・使用した人物　：　ザン ・使用した相手　：　レイ
ザンが伝承する南斗聖拳のひとつ。南斗108派の中で最も華麗かつ残忍といわれているらしい。両腕をゆっくりと左右に広げ、クジャクが羽根を広げるかのような構えを取る。レイを絶え間なく攻め続けていた事から、かなり前衛的な拳法なのではないかと思われる。 ユウの隠れ家の中で立ち会った際にはレイと互角の攻防を繰り広げたが、処刑場での戦いにおいてはヒゲや髪を切り落とされるなど、簡単にあしらわれた。

南斗紅雀拳奥義 啄殺乱破 たくさつらっぱ	・使用した話数　：　24話 ・使用した人物　：　ザン ・使用した相手　：　レイ
南斗紅雀拳の奥義。上空へと飛び、拳を無数に繰り出しながら敵に襲い掛かる。レイにかわされたため、効果の程は不明。ただ大きな衝撃音と共に粉塵が巻き上がっていたので、切れ味より威力を重視した技ではないかと思われる。。

南斗紅雀拳 最強奥義（名称不明）	・使用した話数　：　24話 ・使用した人物　：　ザン ・使用した相手　：　レイ
南斗紅雀拳の最強奥義。緩やかな動きで腕の本数を多く見せるような構えから繰り出す。放とうとした瞬間に、リマ吹っ飛ばされ、不発におわったため、どのような技なのかは不明。本人が言うには、レイといえども受けることも避けることも出来ない程の威力であるらしい。

その他の拳法

泰山旋斧 たいざんせんぶ	・使用した話数　：　4話 ・使用した人物　：　用心棒の一人 ・使用した相手　：　レイ
アスガルズルの用心棒が使った技。巨大な片手斧で敵を斬りつける。レイが用心棒として足る実力を持つか確かめるために披露したが、斧を振り下ろす前に腕を切断され、不発に終わった。

我流拳 がりゅうけん	・使用した話数　：　26話他 ・使用した人物　：　リマ ・使用した相手　：　レイ、ロフウ等
リマが使う、いわゆる"ケンカ拳法"。獣を上回る運動能力を武器に、デタラメに相手を攻め立てる。素早いレイをなかなか捕えることが出来なかったが、攻撃をヒットさせた際には、ガードの上から腕の骨を折るほどの破壊力を見せた。

泰山流殺網拳 たいざんりゅうさつもうけん	・使用した話数　：　22、23話 ・使用した人物　：　ガライ＆ケペル ・使用した相手　：　レイ
巨大な網を広げて数人を捕え、その人の塊を武器として戦うという技。喰らった者は勿論、網に捕えられた者達も致命的なダメージを受ける。用心棒たちを武器にしての攻撃はあっさりとかわされたが、エバズ・ヴァルキリアを武器にすることでレイに回避を許さず、大ダメージを与えた。

エクストラファイナル ファイブアタック	・使用した話数　：　33話 ・使用した人物　：　美勇団 ・使用した相手　：　ロフウ
ユダの親衛隊「美勇団」が、ロフウに使用した技。上空から五人一斉に襲い掛かったが、一撃で皆身体を真っ二つにされた。

読み切り版

泰山流棒術奥義 載天鳳 たいざんりゅうぼうじゅつおうぎたいてんほう	・使用した話数　：　1話 ・使用した人物　：　野盗の頭 ・使用した相手　：　レイ
野盗達のボスが使用した棒術。棍を頭上で回転させた後、全力でレイへと振り下ろしたが、跳躍であっさりとかわされた。

南斗翡翠拳 なんとひすいけん	・使用した話数　：　2話 ・使用した人物　：　カレン ・使用した相手　：　レイ
南斗白鷺拳から派生した南斗聖拳108派のひとつ。白鷺拳と同じく、足技を主とする。カレンやマサヤ等が伝承している。ちなみに「翡翠」とはカワセミとも呼ぶ。

南斗雷脚斬風陣 なんとらいきゃくざんぷうじん	・使用した話数　：　2話 ・使用した人物　：　カレン ・使用した相手　：　レイ
南斗翡翠拳の奥義。サマーソルトキックによって発生させた衝撃波を、地を這わせるように相手へと飛ばす。飛翔白麗によって回避されたために不発に終わった。

飛燕流舞 ひえんりゅうぶ	・使用した話数　：　2話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　？
修行時代のレイが使用した奥義。カレンが駆けつけたときには既に披露した後だった。描写は無し。

飛翔白麗 ひしょうはくれい	・使用した話数　：　2話 ・使用した人物　：　レイ ・使用した相手　：　？
カレンへのとどめに使用した南斗水鳥拳の奥義。南斗雷脚斬風陣の衝撃波を跳躍で回避し、そのまま上空から両肩に手刀を振り下ろした。戦いに決着をつけたほか、拳王の秘孔縛から解放させるという効果を齎した。

心を封じこめ 凶暴になる秘孔縛	・使用した話数　：　2話 ・使用した人物　：　拳王 ・使用した相手　：　カレン
心の中にある愛を全て押さえ込むという秘孔。突かれた者は一片の情も持たぬ冷血な戦士へと変貌する。点穴位置は首の裏。非情に徹しきれないカレンに対して拳王が使用したが、レイの飛翔白麗によって秘孔縛が解けた。