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北斗の拳 レイ外伝 蒼黒の餓狼
ストーリー キャラクター 流派・奥義




ストーリー紹介(3)
反乱編


 目覚めたレイは、とある廃屋の中に寝かされていた。女装して"女達"に紛れ込んだユウが、彼をこの空き家へと運んでいたのである。エバを殺したのは、南斗水鳥拳の使い手――――。レイにとってそれは、無視することの出来ない事実であった。真犯人を見つけ出すため、レイはアスガルズルに留まる事を決意するが・・・


 その時、廃屋の中に街の用心棒達が訪れた。エバ殺しの犯人を捜すためには、西街の用心棒達と手を組むしかない。そう考えたユウは、既に用心棒側に手を回していたのである。彼らを率いる男の名はザン。彼はかつて南斗双演会でレイと顔を合わせた事もある、南斗紅雀拳の伝承者であった。


 アスガルズルの西街―――。ザンによって案内されたその街は、華やかな南街とは違う、欲望と薬物にまみれた狂気の街であった。そして今、その毒牙は、エバを失った南街までをも飲み込もうとしていた。


 突然の用心棒達の反乱に、なす術無く蹂躙される南街の女達。駆けつけたエバズ・ヴァルキリアも、レイの奥義により、皆気絶させられてしまう。街は完全に、用心棒たちの支配下におかれつつあった。


 街を取り戻さんと、牢獄からの脱獄を図るエバズ・ヴァルキリア達。だがレイは、そんな彼女たちの前に立ちはだかり、言った。エバは餓狼として彷徨う自分に一夜の安らぎを与えてくれた女。死したとはいえその恩は必ず返す―――と。疑わしきレイの言葉を、彼女達は俄かに信じることは出来なかった。しかし、エバを信じる彼女たちにとって、レイが"エバが認めた男"であるということもまた事実なのであった。


 エバの訃報は、サザンクロスのシンの元へも届けられていた。この好機を逃すまいと、早速アスガルズルへの侵攻を命じるシン。だがそれに待ったをかけたのは、同じ南斗の同門、アミバであった。彼はエバ殺しの犯人を知っていた。そしてその男がいる限り、迂闊にアスガルズルに手出しできない事も。そしてその頃、レイもまた真犯人に心当たりをつけていた。己に気配を悟られる事なくエバを殺した"南斗水鳥拳"の手達・・・。思い当たるのは、死んだとされていたレイの師、ロフウを置いて他にはなかった。




・ユウ、女装して女達の中に紛れ込み、気を失っていたレイを隠れ家に運ぶ。
女装してたって無理だろ。レイがいたのって、エバの城の直ぐ側の木陰だぜ。 総出で探し回ってる中、男一人抱えてどう逃げたの。スネークでも無理よ。
・ザン、レイと互角に渡り合うも、南斗虎破龍の構えを見て一旦引く。
虎破龍は聖極輪後に行う口裏合わせ奥義なのかとも思ってたがこれを見る限り、もしかしたら「本気出すよ」という合図なのかもしれない。
・西街の用心棒達、南町への夜襲を決行。しかしエバズ・ヴァルキリアの前に押される。
用心棒、いらなくね?女だけで十分街守れるんじゃね?
・レイ、牢から逃げようとするフリーダ達に対し、自分が代わりにエバの仇をとると宣言。このまま牢屋の中に留まっているよう指示する。
別に逃がしてもよかったのでは?実際このあと彼女等、嬲られちゃってるわけだし。
・シン、エバが死んだとの報告を受け、軍団にアスガルズル攻略を命じる。しかし訪れたアミバより、ロフウの存在を知らされ、思いとどまる。
原作ではスペードだけシンと謁見してないので、実はこれが初の顔合わせとなる。アミバとシンの対面も全作品通して初かな。これでアミバの出番終わりだけど。
・用心棒たちをまとめあげる"お館様"の正体は、前南斗水鳥拳伝承者ロフウ。
「オレに気取られずエバを殺した手口は相当な手達」なんて推理でロフウに辿りついたけど、後のエピソードじゃ、ロフウとエバがすげー枕元で喋ってたのに熟睡してたじゃん。あの状態じゃ誰が犯人だろうが起きてないだろおまえ。


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