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南斗邪狼撃
なんとじゃろうげき





流派: ジャギの南斗聖拳
使用: ジャギ(対 ケンシロウ)
登場: 審判の双蒼星/北斗無双/ONLINE/覇王乱舞/
激打MAX/スマートショック/リバイブ


 ジャギが使う南斗聖拳の技。原作でケンシロウに対して繰り出した南斗聖拳の突きに、ゲーム作品で名付けられたもの。

 アプリゲーム『百万の覇王乱舞』の解説文では「ジャギが身につけた南斗聖拳の技で、どんな硬い物も破壊することなく貫通させる突きを放つ技」と紹介されている。




 原作でジャギが放った南斗聖拳は四度。その内、二度目に使用した両手突きがこの奥義として採用されることが多い。ケンシロウに躱された後、勢い余って石像を貫いてしまったアレだ。



 像を一切破壊することなく、スカっと手を貫通させたその妙技を見ても、相当な殺傷力である事がわかる。ケンに言わせれば「シンの足元にも及ばん」とのことだが、そこらへんの108派レベルには十分に達しているだろう。ジャギ自身も「痛みすら気付かせぬうちに心臓を抜き取ることもできる」と豪語しており、かなりの自信が伺える。

 ただ、威力はあっても、真っすぐに突くだけではね…。ケンに当たるわけないじゃんっていうね。もうちょっと変化をつければ、多少は効果あったと思うんだけどなあ。千手殺と融合してみるとか……いやどっちみち駄目か。





 技名が初めてつけられたのは、『北斗の拳 -審判の双蒼星 拳豪列伝-』。バックステップ後、両貫手を突き出しながら突進するという形になっている。一応タメ可能だが、そんな事をしているからケンシロウからスロー呼ばわりされるのだ。





 『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』では、原作で不意打ち気味に放った初弾の切り上げと、その後の両手突きのコンボとなっている。ゲーム内の解説文では「鋭い手刀で切り上げた後、痛みすら気付けないほどの素早い両手突きで相手を穿つ」とされている。





 一風変わった形なのが『北斗無双』。相手の首を捕え、手先から放出した鋭利な闘気で腹部を貫くというスタイルになっている。ガード不能の投げ技扱いなので、序盤のボス戦でかなり重宝する。
 『真・北斗無双』では登場しなかった。




「北斗の拳ONLINE」版

「激打MAX」版

「スマートショック」版

 その他、『北斗の拳ONLINE』『激打MAX』『スマートショック』などでも、両手を突き出すバージョンになっている。



 ただ個人的には、左図の一撃(ジャギが四度目に繰り出したやつ)こそが真の邪狼撃じゃないかと思うんですよね。

 名前を見てくださいよ。邪悪な狼の一撃ですよ?狼の武器と言えばなんですか?牙でしょうよ。そうなるとこの指を曲げた手型が一番"牙"感あるでしょうよ。狼のパイセンである泰山天狼拳だってこういう手の形してるじゃないですか。

 あんな真っすぐ伸ばした貫手なんてねぇ、鳥のクチバシですよ。フツーの南斗聖拳ですよ。でもこいつは南斗らしからぬ「狼」の名前がつけられてるんだから、拳の形もちょっと変則的なこっちのほうが合ってる…と思うんですけど、如何でしょうか