七星抹殺
しちせいまっさつ
流派: |
北斗神拳 |
使用: |
コウリュウ(対 ラオウ) |
登場: |
北斗の拳(98話)/アニメ版(70話)
北斗の拳3/北斗の拳5/激打2/ONLINE/
リバイブ |
己の命を捨てて相手の命を奪うという相討ちの拳。
ラオウの拳を封じるために
コウリュウが繰り出そうとしたが、ラオウの
剛拳の前に吹き飛ばされてしまったため、不発に終わった。両手を突き出したまま相手に突進するという事以外、詳細は解らない。
『激打2』や
『北斗の拳ONLINE』では、実際に炸裂させているシーンを見る事ができ、クロスさせた両手で相手の胸元を打つような技になっていた。
『北斗の拳3(FC)』では、「七星抹殺拳」という名で登場。
トキの奥義であり、必ず倒す代わりに自らも息絶えるという技になっていた。ただし、炸裂させた場合には何故か「
断己相殺拳」と表示される。
『北斗の拳5(SFC)』でも同様に「七星抹殺拳」という名で、やはりトキの奥義として登場している。普通にプレイしていてはまず目にかかれない幻の奥義となっており、通常ならレベル20くらいの頃にイベントで死んでしまうトキを、無理やりレベル40まで上げなければ覚えることができない。尚、相討ち技ではなく、普通の攻撃技となっている。(情報提供&検証者
ベーダック様)
『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』にて作られた技モーションでは、重ねた両掌を突き出して攻撃するという技になっていた。
技を放つまでの一連の流れを見ると、直前に手の動きで北斗七星を描き、その後に両掌を死兆星の位置で重ねている。そこに先ほどの七星が全て寄り集まり、集約させたその力を叩き込む、という風な演出がされている。七星抹殺が「相討ちの拳」であることを考えると、これは己自身を北斗七星に見立て、その星々を犠牲にする(死兆星に捧げる)ことで技の威力を高めているという意味なのではないかと考えられる。
尚、ゲームでこの技を使用するとコウリュウ自身もダメージを受け、更には心臓を押さえて苦しそうな表情をするという、「相討ちの拳」としての表現も加えられている。
リュウケンがラオウ様の拳を封じるために出した七星点心がご存知の通りの威力だったのに対し、コウリュウのコレはなんとも惨めな結果に。同じ七星の名を背負う奥義であるというのになんとも情けない。
相打ちの拳といえばレイが出した断己相殺拳が思い出されるが、あちらはラオウ様のビジョンの中では己を輪切りにする威力があるという診断結果が出ていたため、マントを使うことで直接的な打ち合いは避けていた。それに対し七星抹殺の場合は真正面から打ち合っているのに一発も返せないというぐうの音も出ない完敗である。一体何がしたかったのか。どこら辺が相打ちの拳なのか。逆にどうやったら成功だったのか。謎は深まるばかりである。