張
ちょう
登場:第14〜20話
肩書:黄の腹心 大新世界の支配人
CV: 天田益男
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黄西飛の腹心。禿げ上がった額と可也の低身長が特徴。リアクションをとるときに歌舞伎の見得のようなポーズをとる。
かつては
青幇の
葉の弟分であったが、
紅華会の隆盛と共に寝返り、
大新世界の支配人の座に就任。黄に忠誠を示すため、葉を三度も処刑遊戯へと引き出し、大火傷を負わせた。昔は風呂屋で爪切り屋をやっていたが、現在その事に触れられると激しく怒る。
処刑遊戯にて
ゴランを毒殺するよう黄西飛に命じられ、当日の対戦相手である葉の爪に毒を塗装。その後、リングに現れた包帯男が明らかに葉ではない事を黙っていたが、その正体が
閻王であることが発覚し、八百長試合の責任を取らされる羽目に。閻王を殺して清算しようとするが、銃を構えた右手を
ギーズの剣で輪切りにされた。
「雑魚のクズキャラは一片の善も無い100%のクズ」ってのが、原哲夫漫画の定番の一つ。この張の場合も、かつては葉の舎弟だったという設定があり、その葉から「昔は同じ釜の飯を食った仲じゃねえか」と言われ、仲間だった頃を思い出しそうな展開に一瞬なりかけ―ー――るけどやっぱりならない!そんな展開俺は認めねえ!といわんがばかりの原先生の強い信念を感じました。少しでも善の部分を見せてしまうと、殺したときに爽快感が無くなるから・・・なんでしょうねえ。ま、顔からして善にする気ゼロですけどね。原先生、ハゲとチビに厳しいし。
しかし顔芸に関しては蒼天キャラの仲でも屈指の面白さ。青幇時代もそのボディアクションを交えたリアクションと歯が浮くようなおべんちゃらで媚売りまくってたんだろうなあ。でないとこんなチビハゲが、潘光琳の右腕の弟分とか、紅華会三番頭の腹心なんかになれませんて。それが通用しない拳王軍てやっぱ素敵。