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セイジ



登場:新・北斗の拳
肩書:サンガの息子
流派:北門の拳
CV:Gackt、岸尾大輔(少年期)

 『新・北斗の拳(小説 北斗の拳)』に登場したキャラクター。北斗神拳の亜流である"北門の拳"の使い手。ラストランドの支配者であるサンガの実子。

 幼き頃、愛する父に谷底へと落とされことで、愛や情を否定する生き方を選択。僅か2年で北門の拳を体得した後、掟を破って野へ下り、サンガの支配するラストランドへ。父の全てを奪う事で復讐を成そうとしたが、既にサンガが倒されていたため、サーラ達を捕らえ、戦わずしてラストランドの支配者となった。

 トビが先導する民衆に反乱を起こされるが、砂塵に紛れてトビへと接近し、身柄を拘束。用済みとなったビスタを殺そうとするが、己の命をかけて弟を守ろうとするトビの姿を見て、肉親を守ろうとする愛の姿に苛立ちを覚えた。

 その後、城に訪れたケンシロウとの対決に臨むが、北斗神拳の防衛技によって徐々に拳から鋭さを奪われ完敗。叔母であるユラより、父サンガの行為が息子を愛するが故の事だったことを教えられ、己もまた人の愛をうけてきた"人間"である事を知った。最後は秘孔閉血愁によって自らの心臓の動きを止め、長かった己の復讐劇に幕を閉じた。