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トビ



登場:新・北斗の拳
肩書:情報屋 ビスタの兄
CV:高瀬右光

 『新・北斗の拳(小説 北斗の拳)』に登場したキャラクター。情報を売る"伝聞屋"を生業とする男。核戦争の最中に、弟のビスタと離れ離れになってしまったが、どこかで生き続けていると信じている。

 ラストランド警備軍に殺されかけていたところをケンシロウに救われ、伝説の男との出会いに興奮。自由の村サーラを紹介するが、その晩にサーラが連れ攫われてしまい、ケンと共にラストランドへ。そこで「神・ドーハ」として祭り上げられた弟ビスタの姿を目撃し、ケンの助けを得てサーラとビスタとの再会を果たした。
 その後、傷を受けたビスタの看病をしていたが、セイジに城を奪われ牢獄へ。隙を突いて脱獄し、「神ドーハの兄」という立場を利用して民衆達を先導。自らのやりかたに反対するであろうケンシロウを地下に監禁し、民衆の力を使って城を奪い返そうとした。だが密かに接近してきたセイジとチェスに取り押さえられ、あっけなく目論みは破綻。己の命を引き換えに、なんとかビスタの命を守り、弟の幸せのためにその生涯を終えた。

 『小説 北斗の拳』では、ケンに助けられるという出会いではなく、単にギースとケンシロウの戦いを見に来た野次馬として登場。また、小説の挿絵ではOVAとは全然違うサル顔の男として描かれている。かなりの俊足という設定。