| 登場：原作（138〜139話）
TVアニメ版（112話） 北斗の拳2(FC）、パンチマニア2 肩書：バスクの副官 戦法：棘付鉄球 ＣＶ：田中康郎 |
郡司令バスクの副官。街で見かけた男女をリンとバットだと思い込み、強引に捕獲。結果、全くの別人だったが、バスクの命により、その女を本物のリンとして処刑する事が決定。処刑場の壇上で、女の首を斧で刎ねようとした。だがその時、黒王に乗ったケンシロウが処刑場へと登場。間近で散々ケンを挑発するも、「くさい息を吐くのはそれくらいにしておけ」と逆に挑発され、激怒。怒りに任せて飛び掛ったが、頭を思い切り叩きつけられ、地に頭をめり込ませた。
TVアニメ版では、街で逃げていた男を殺さず、脚に鎖を絡ませて転倒させていた。（原作では鉄球が顔にあたり死亡）
モデルはロッキー３のラングや特攻野郎Aチームのコングを演じたミスターT。もう若い人は知らないだろうな・・・。バスクのモデルであるハルクホーガンとはロッキー３で競演（絡みはないが）しており、タッグを組んでリングにあがったという経歴もある。
バスクもそれなりの強さを持っているだけに、副官はもっと頭のいい参謀的な感じの奴にすればよかったと思うのだが、どうしてこんな筋肉口臭野郎になったのだろう。帝都編は、頭のほうのナレーションで「平安は時と共に貧富階層の差を生み・・・」とあるので、ああ暴力が力の時代はおわったんだなと思わせておいてこの副官である。なかなかの意表のつきかただ。