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北斗無双プレイ日記
第十三回




もう発売日から一ヶ月半経ち、完全に旬を過ぎた感はありますが、今回から北斗無双日記第二部と題しまして『幻闘編』のほうを始めていきたいと思います。


原作をなぞった伝説編に対し、幻闘編のほうは完全なるオリジナルストーリー。
ケンシロウ、ラオウ様、トキ、ジャギ、シン、レイ、サウザー、マミヤの8キャラにそれぞれ異なるストーリーが用意されているらしい。
ゲームオリジナルストーリーというと
「北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章」
や、
「北斗の拳(セガサターン版)」といった悪しき前例を思い出さずにはいられないが、時はもう2010年。世紀も変わった今ならば、きっと我々を満足させてくれるキッチュでポップでスタイリッシュなストーリーを書き上げてくれていることだろう。



幻闘編の特徴としてまず挙げられるのが、雑魚の多さ



これぞ無双シリーズと言わんばかりに、画面一杯を埋め尽くしたモヒカンが一斉に襲い掛かってくる。それを奥義で一気に殲滅した時の快感は言葉では言い表せない。薬師丸ひろ子が機関銃をぶっぱなした時もこんな感じだったのだろう。


エリアの各地には「拠点」が点在し、巨大な・・・  巨大な・・・  あれなんつうんだ、拳王様の城にあったような燃えてるやつ。あれが置いてある。



敵が支配している時は赤い炎だが、旗アイコンをつけた雑魚を10匹倒すと拠点制圧となり、炎が青く変化。その結果、自軍の兵が増え、その拠点からは敵雑魚がポップしなくなるのだ。ただ雑魚しばきが楽しいゲームなので、出てこなくなるとそれはそれで寂しい。


あと、2人プレイを行うことができるのも大きな特徴だ。おそらく全ての面に仲間キャラが存在し、それを2Pが操作することになるのだろう。ただ現時点で一個しかコントローラーを持っていない私には確認しようが無い。まあ、そのうち買います。




さてどいつのシナリオからプレイしてやろうか…
最初に選べるのは、ケンシロウ、シン、ジャギ、マミヤの四人。
気持ち的にはシンを選びたいところなのだが、画面下部のタイムラインを見る限り、どうやらマミヤの第一話が時系列的に一番最初になっているようだ。
てなわけで、せっかくだから俺はマミヤ編からスタートするぜ。






第一話
二人の慈母



オープニング。

両手を組み、何かに祈りをささげるユリア。
そんな彼女の前に、水晶玉を持った謎の人物が現れる。



水晶玉の中に映し出される、各々のキャラクター達――――



なんか謎めいてていいぞ!
ケンシロウが大岩に潰されるオープニングより遥かにいい!



そして本編へ。




牙一族を壊滅させた後―――
ジャギの行方を追い、ケンシロウが村を発った頃。
ケンに仄かな想いを寄せるマミヤは、ケンの後を追い、村を発とうとしていた。



だがそこに、思いもよらぬ一団が現れる。

山のフドウ雲のジュウザ

そしてオープニングに出てきた謎の占い師。

占い師の正体は・・・ユリアだった。


えっ、だってさっきユリアの前に・・・・・・あれ?






フドウの話によると、ユリアの存在に気付いたサウザーが、彼女の身を狙っているのだという。慈母星の求心力を利用して、兵を集めようとしているのだそうだ。でも死の病を患ったユリアは、せめて余生はケンとイチャイチャして暮らしたいのだという。

目の前にいるのは、ケンシロウの恋人

そんな彼女に今、危機が迫っている

さまざまな想いを巡らせた末、マミヤはある事を決意する



「今日からオレ様が南斗の慈母星だ〜〜っ!!
 オマエら、オレの名を言ってみろ〜〜〜!!!」




どうやらそんな感じのストーリーなようです。





攻めてこんできた聖帝部隊の中には、何故かハートが。
なんだ?シンを裏切って聖帝についたのか?
マミヤを完全にユリアだと信じ、お久しぶりとか言い出すハート。
そこまで似てるのか? 原作見ててそんな事は一度も思ったこと無いが・・・


更に暫くすると、ユダまでもが登場。
なんかすげえ戦力豊富だな、聖帝軍・・・
でもユダは天の覇王でも聖帝軍に入ってるし、これは自然かも。


「ユ・・・・・・ユダ!?
 駄目・・・あの男にはかなわない・・・・・・
 みんな、逃げて!」


なんてビビリまくってたマミヤさんですが、結構サクッと撃退しました。




なんとなく上手くいったことで調子に乗っちゃったのか
「このまま慈母星になってケン捜しの旅に出ます!」
とか言い出すマミヤさん。

かくしてここに、山さんと雲さんを従えた偽黄門様一行が・・・
いやどっちかというとドロンジョ一味だなこれ。






第二話
魔王の試練!




北斗の男が現れたという噂を聞きつけ、とある街へとやってきた一行。
だがそこにあったのは、村を制圧に来ていた拳王様の姿だった。

いや・・・まあ、間違っては無いけどさ。
情報の錯綜にも程があるだろ。
無修正動画開いたら犬の交尾が映ってたようなもんだぞ。




困っている人々を見捨ててさっさと逃げようとするフドウに対し、敢然と拳王軍に立ち向かうマミヤ。そんな彼女を見て、ユリア様が来てくださったと歓喜に沸く村人達。
勘違いしてるのはともかく、市井にも「将=ユリア」だとバレてんだけど、いいのだろうか。


慈母星がユリアでないと知り、ガッカリして帰途につく拳王様だったが、ジャギ、リュウガが撃破されたと聞いて、再び戦場へとカムバック。マミヤの前にジリ貧に追い込まれた拳王様は、何故か爆笑しながら兵を退くのでした。


ラオウ
「フ・・・・・・北斗と南斗の決戦の地で待っておるぞ!」



えっ!? なにそれ!?
なんか面白そう!







最終話
民衆を導く女神




村人「ちょっとそこのあんた、この先は行かない方がいいよ
    北斗の兄弟と南斗の将たちが集結している
    ありゃ激突間近って感じだ
    早いとこ仲間を連れて逃げた方がいい」


逃げた方がいいって言われても・・・

そんな夢のオールスター戦見逃してたまるか!


なんか知りませんが、
拳王様率いる北斗軍(将:ケンシロウ、トキ、ジャギ)と、
サウザー率いる
南斗軍(将:シン、レイ、ユダ、シュウ)
の、
覇権をかけた戦が、まもなく開戦を迎えようとしているらしい。


スゲェ・・・・アホだけどスゲェ・・・

でもなんでこうなったのか全然わからねぇ・・・



これ多分、ケンシロウとかのメインキャラクターの章をプレイすると、理由が判るようになってるんだろうな。マミヤなんて雑魚キャラのストーリーから始めちゃったからわかんないんだきっと。完全に選択ミスった。



なんかトキも病気治って髪黒くなってるし。



いったい何があったんだ!説明プリーズ!
気になって先に進めない!




北斗軍の陣営へと潜入し、遂にケンシロウと再会するマミヤ。
ユリアさんは生きて貴方を待っている。
ケンにそう告げるマミヤであったが、すべては遅かった。
マミヤの村で匿われていたはずのユリアは、既にサウザーの手に落ちていたのだ。

そりゃマミヤが偽慈母星やってるって第一話でバレてたんだから、捜せば簡単に見つかるだろ

ユダさんの頭脳ディスってんじゃねーぞ。




だがそんなケアレスミスにも負けず、代理慈母星は往く。
1000にも届こうかという死体の山を積み上げて。



不発弾を起爆させようとしたユダをぶっ殺し

特に恨みも無いシュウを躊躇無くぶっ殺し

シンも容赦なくぶっ殺し

運命を呪いながらもレイを半殺しにし

自軍だからという理由だけでジャギを救助する




もはやどこが慈母星なのか、全く解らない。解らないが・・・
ただこっちのほうが民衆ウケは良い様な気はするぞ!!
いまはダークヒーローの時代!



そして遂には敵将サウザーをも撃破するが


サウザー「帝王は・・・・・・媚びぬ・・・・・・
      さあ、止めを刺すがよい・・・・・・」



マミヤ「殺さないわ・・・・・・貴方は愛を
    そしてぬくもりを知っている
    みんなと一緒にやり直しましょう
    新しい世を一から創りましょう!」



殺さないのかよ!?

シュウもユダもシンもぶっ殺したのにサウザーはお咎めなしかよ!?

雑兵は皆殺しにしても、リーダーは殺さない。
これぞ逆・ファルコ裁き!



そしてエンディング。

名実ともに慈母星の称号を我が物とし、人々の視線を一身に浴びるマミヤ。
ジュウザとフドウも、もはや本物になど目もくれず、マミヤの下僕と成り果てていた。
そして役目を追われた本物の慈母星は、ケンシロウと共に、ゆっくりと人々の前から姿を消したのであった・・・

※愛参謀個人の感想です








と、そこでマミヤが我に返った。

どうやら全てマミヤの妄想だったようだ。




皆さん、これが奇面組や東京大学物語に代表される妄想オチてやつですよ。




えっ、もしかして全キャラこれ?





あとオマケといってはなんですが、ムービー中の台詞やシステムメッセージなどを書き出してみたので、一応公開します。重要そうなのだけチョイスしてあるので、全部ってわけではないですが。

>幻闘編 マミヤの章 ストーリー






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