TOP

北斗無双プレイ日記
第十四回




幻闘編 第二回はシン編をプレイします。



今回使用できる8キャラの中で私が一番好きなキャラクターは、紛れも無くシンだ。
(拳王様は唯一絶対神であらせられるので、好きとか嫌いとかいう対象にはあたりません)


やはりアニメ版のほうに重点を置いている私としては、アニメで出世したこのシンが愛おしくて仕方ない。シンの存在こそがアニメ北斗の良心だと言っても過言ではないだろう。
そしてなにより「外部からの破壊」に固執した南斗孤鷲拳のスタイルが好きだ。
他の南斗と比べると確かに、切る、舞う、速さ、華麗さ、といった要素で劣っているようには見える。ただそれを補ってあまりあるパワーがシンにはある、と私は思っている。


コーエーはその愛くるしさがわかっていない。


なんでシンの攻撃力がなのか。
何故マミヤと一緒なのか。

(ジャギC,レイD)


一方なんで聖帝がスピードなのに、シンはなのか。
なんで勝手にスピードキャラにされているのか。
わかってない。シンの良さを全然わかってない。




攻撃スタイルは、その一途な性格を表しているが如く、とにかく直線的
まあモーションに関しては不満は無いが、性能という点で見るなら少し厳しいものがあるだろう。特に四方八方から雑魚が来るとかなり対処が難しく、早々にジャンプ避けなどのアビリティを得ないと辛い戦いを強いられる。というか基本的にずっとそんな場面の連続なので、終始辛い戦いを強いられる。まあそれはそれで不器用な感じが出てて、良い。


個人的に気に入っているのは、R1ボタンで出来る闘気時限爆弾
特定の攻撃を当てると、敵の体に闘気がまとわりつき、R1ボタンでそれを爆破して攻撃できるのだ。


これ、実はハリウッドの実写版に似たような技が登場している。
シンが部下の南斗拳士に対して使用した、下図の技がそれだ。



その際、喰らった男は腹と両手の間接にパクっと傷口が開くのだが、



原作の南斗獄屠拳もこれと同じ原理なのではないだろうか
つまりケンは、シンの蹴りで闘気を叩き込まれ、数秒後にその時限爆弾の爆発によって両手足の間接が切断されたのではないかと思うのだ。
そもそも飛び蹴りで両手両足の間接が切れるなんておかしいではないか。

そんな説を私は以前から唱えていたのだが、今回のこの闘気時限爆弾はその説を後押してくれているようで、なんとなく嬉しかった。


ま、戯言なので気にしないで。







第一話
愛を守るために




五車星にユリアの身を託し、自らユリア殺しの悪名を被る事を決めたシン。
そんなシンの前に、フードを被った例の占い師が訪れる。
どうやら良く当たる占い師がいるとの噂を聞いて、シンが呼びつけたらしい。

この占い師、ユリアなのに、シンは声聞いて判らないのか?
山本百合子じゃないから気付かないのか?






謎の女 「これは美しい人形ですね・・・・・・」

シン 「余計なものを見るな
    貴様は俺の運命だけを見ればいい」


どうやらシンもあまり人形は見られたくないらしい。
やはり如何わしい系の人形なのだろう。



このままではケンシロウに負けるよとストレートに言われ、普通に落ち込むシン様。
自らが五車星にユリアを託したのは、己がラオウを恐れたが故・・・


俺がもっと強かったら・・・力があったら・・・

そんな苦悩をハートに吐露しちゃうシン様。


カウンセリングパートナー間違ってると思う!
柱に呟いてるほうがまだマシだ!





そんな第一話の相手は、ユリアの行方を嗅ぎ回るジュウザマミヤ
ん、あれ? マミヤの章とちょっとストーリー違うな・・・
タイムラインがあるんで、ある程度ストーリーは統一されてるのかのと思ったのだが、どうやらそういうわけでもないらしい。なんのためのタイムラインなのか。


"嗅ぎまわる"とかいう表現に疑問を抱かずにはいられないほどの全面戦争の末、二人を追い払うシンであったが、その中で彼はケンシロウが生きていることを知る。
このままではケンシロウかラオウにユリアを奪われてしまう!
焦燥するシンがとった行動とは―――





第二話
力への欲求!




プライドが服を着て歩いているような男であるシンが、聖帝軍に加われというサウザーの命令をあっさり受け入れたのには理由があった。

ラオウと互角に渡り合う力を持つ、聖帝サウザー。
奴の側にいれば、自らも同等の力を得れるかもしれない。

名誉もプライドもかなぐり捨て、ただただ力を追い求める。
かつて北斗の拳で、こんなにガツガツと強さを求めたキャラクターがいただろうか。


既に南斗聖拳を極めた男が、限界を超える力を欲したとき、奇跡は起こる・・・・

・・・・のか?




聖帝軍としてのデビュー戦は、牙一族を相手にした掃討戦。
敵をひきつけるための駒としていいように使われるシンだったが、鬼神が如きその強さに、戦場は次第に風向きを変えていく。

戦が終わり、ジードと牙一族が降伏を願い出た頃・・・
聖帝軍はシンの強さに心奪われていた。


サウザー 「ほう・・・・・・うまくやったものだな、シン
       野盗だけでなく俺の配下をもたらし込むとは」


シン 「フ・・・・・・さすがに聖帝の言は正しい
    聖帝軍にふさわしき戦いをしたら・・・・・・ご覧の通り
    野盗も兵も俺に忠誠を誓ったわ」


サウザー 「貴様・・・・・・」

シン 「案ずるな、将星と争うほど愚かではない
    この兵力、少しの間だけ貸してもらおう
    あの心を取り戻し、守るためにな・・・・・・」






シンが欲しかった強さって兵力だったの?






第三話
力への欲求!




ウマい話、ありまっせ!てな感じでシンに近づいてきたのは、ユダだった。
60万円の布団を買わされるおばあちゃんが如く、言葉巧みに素性も知れぬ軍勢に向けて軍を出動させられるシン。
だが戦闘が始まって直ぐ、シンは相手の軍勢が五車星の軍であることを知る。
ユダは聖帝軍の力を増すため、慈母星であるユリアを手に入れようと考えたのだ。


ここにきてマミヤの章のストーリーとつながった!


どうやらこの幻闘編、各々ストーリーは異なるが、話の幹となる部分だけは統一されているようだ。
野球は毎試合結果は違うが、ピッチャーが投げ、バッターが打ち、9回で終わるのは変わらないのと同じようなことだろう。うん、例えが下手だ。


将を守るフドウジュウザを蹴散らし、遂にユリアと再開を果たすシン。
だが、全く考え方に進歩が見られないシンを、ユリアが受け入れるはずは無かった。
残念な子を見るような瞳を残し、ユリアは再びシンの前から姿を眩ませるのだった。



ユダ 「ユリアを逃がしてしまったか・・・・・・
    南斗の正統血統の人望は、我が知略に不可欠だったのだが」

シン 「ユリア・・・・・・俺はいったい・・・・・・」

ユダ 「まあいい、俺には切り札がある
    あの女を使えば、ユリアを得たのと同じ・・・・・・
    北斗との戦いも有利に運べよう」

シン 「俺には力がある・・・・・・お前を守る力が・・・・・・」

ユダ 「それに・・・・・・シンのおかげで多くの兵力が集まった・・・・・・
    フフフ・・・・・・力に固執するものは操るのもたやすい・・・・・・」

シン 「ユリア・・・・・・俺は何をすればいい・・・・・・」

ユダ 「さて、ユリアが北斗の手に落ちる前に決着をつけねば
    シン、サウザーの下に戻るぞ!
    北斗が地に落ちる瞬間を貴様にも見せてやろう!」


シン 「ユリア・・・・・・なぜだ・・・・・・!」



無視コント






第四話
喪失の果てに




世界が一つになれば、必ずユリアは俺の所に帰ってくる!

全く根拠の無いその自論を糧に、衝撃の北斗南斗決戦へと臨むシン。

トキを、ケンシロウを、拳王様を、あともう一人を

最強の力を得た南斗孤鷲拳が切り裂いてゆく

戦いは南斗軍の圧勝に終わった

しかし・・・ユリアは姿を現さなかった。



勝利の立役者でもあるにもかかわらず、サウザーからの褒美の打診も無視し、シンはサザンクロスに引き篭もるのであった。






なんつうか、アレだな。

シンってユリアが側にいない時の方が強いよな。






最終話
すべてを捨てて!




ジュウザをも凌ぐスーパー無頼人となり、只々無気力な生活を送るシン。
だが聖帝の使いがもたらした衝撃の報せが、シンを再び立ち上がらせた。

なんとサウザーがユリアを捕え、まもなく公開処刑に処そうとしているというのだ。


シンがユリアを好いていることは知っているはずなのに、サウザーは何故こんな伝令を送ったのか。わからない。わからないが、そんなことは気にしてはいけない。


ただユリアを救いたい。
もはや見返りの愛すらもいらない。
地位や兵、そして己の宿星さえも捨て、聖帝十字陵へと疾るシン。
同じ志を持つケンシロウ、フドウ、ジュウザらと共に、聖帝軍を蹴散らしていく。


一方、敵軍の中には、かつての部下であったハートの姿もあった。
女一人のために必死になるシンの姿に呆れ果てたハートは、サウザーの配下となることを選んだのである。
第一話でこんな奴に悩みをを吐露していたシンの心情やいかに。



そして迎えた南斗の頂上決戦。
南斗聖拳では将星を倒すことは出来ない。
そんな言い伝えも、北斗四兄弟を蹴散らした男の前では意味をなさなかった。

サウザーを打ち破り、最強の座を手に入れたシン。
だが彼が望むものは、今も昔も只一つ―――ユリアの愛だけ。
ケンシロウとシン。ユリアをかけた最後の勝負が始まる。




勝ったのは―――シンであった。






フドウ 「シン様 もうよいでしょう
     あなたは将を救うためにすべてを捨てて ここに来た
     その無償の愛、きっと我が将にも届いたはずです」


全てを捨て、ただ一心にユリアの生を願ったシン。
その思いが、今シンを本物の愛に目覚めさせたのであった。
今ならきっとユリアも己の愛を受け止めてくれるはず―――。
だが、シンはユリアの下へ向かおうとはしなかった。


フドウ 「将の愛を求めませぬのか」

シン 「俺は欲しいものは戦いの中で奪ってきた
    その結果がこれだ
    側にいれば 俺は再びユリアの心を傷つけよう
    ケンシロウ 決着は預ける
    この拳、今はユリアの望む世界を創るために使おう


    その時まで・・・・・・ユリアを・・・・・・



      
生かせよ。」




かっ・・・・・

かっ・・・・・・・

カッコよすぎる・・・・・・・・・・・・・


やだ・・・なにこれ・・・・
ちょっと泣きそうなんだけど。
原作の生かせよを完全に超えてるじゃない。
古川声なら絶対泣いてるわアタシ。






でもこれって・・・・




やっぱり妄想なのよね。





もうなんか、妄想とかいらなくね?
ハンサムなまま終わっといたらいんじゃね?



てなわけで次回はジャギの章・・・もといジャギの妄想をご紹介したいと思います。






例によってシンの章の台詞もまとめてみました。
5話もあるとなげぇ・・・・

>幻闘編 シンの章 ストーリー





日記一覧に戻る