ストーリー | キャラクター | 流派・奥義 |
主人公 |
ユリア |
南斗最後の将として、世紀末の荒野に平和をもたらした人物。南斗正統血統のみに受け継がれる、未来を予知できる能力を持っている。 <サヤ編> 世話係のサヤとその父の死を予知し、せめてサヤに父の死を知られまいと画策するも失敗。未来を見ることは出来ても、それを変える事の出来ない自分の不甲斐なさを嘆いた。だがその慈しみの心、そしてケンシロウの優しさが、苦しみの中で死ぬはずだったサヤの運命を変える事に。ケンシロウとなら新しい未来を創っていけると信じ、共に旅に出ることを決意した。 <二つの魂編> 馬に乗って山道を走っていたとき、シンと対面。先の曲がり角に待つ未来を予知し、それが切欠となりシンの心を惹きつけた。その後、里で南斗十人組手に挑むシンと再会。圧倒的な勝利や、女神像を破壊して得た宝石などを捧げられるが、そのシンの歪んだ愛の表現を否定した。 数日後、サキの誕生日に開いた船上パーティーにシンが登場。シンとジュウザにはまだ残された使命があるとして、二人の戦いを身を呈して止めた。その後、チンピラによって船内に閉じ込められるが、二つの魂が重なれば運命は変えられると予言。シンとジュウザが力を合わせたことにより、脱出に成功した。 数年後、南斗最後の将として暗黒の世に光臨。シンとジュウザの二人は、彼女のために殉じ、散った。 |
サヤ編 |
サヤ |
ユリアの世話係をつとめる少女。 ユリアに誘われて北斗の寺院に泊まりにいくが、そこで南斗の寺院が火事である事を知り、現地へ。父を失い、未来を予知できるユリアなら父の死を防げたはずだと詰るが、既にユリアはその運命を変えようと怪我を負っていた事を知らされた。また自らも余命三日の命であり、その間に父の死を報せないでおくために、自らが北斗の寺院へと誘われたのである事も知った。 残り少ない命をユリアのために燃やすため、かつて父が自らのために摘んできてくれたヒゴトツゲを取りに、シテン山へ。ケンシロウの助力を受け、持ち帰ることに成功し、苦しみの中で死ぬはずだった運命を、安らかな笑顔の中での死へと変えた。 |
ケンシロウ |
北斗四兄弟の末弟。ユリアの恋人。 残り少ない命をユリアのために燃やしたいというサヤの願いを受け、シテン山へ。病のサヤを背負いながら登頂し、目的の花を摘んで帰る事に成功した。その結果、苦しみの中で死ぬはずだったサヤの未来を、安らかな笑顔での逝去へと変え、運命は必ず変えられる事をユリアに教えた。 |
ジャギ |
北斗四兄弟の三男。北斗の寺院に訪れたユリア達に、南斗の寺院が火事になった事を報告。予知の力を持っているにも関わらず、それを防げなかったユリアを非難した。 |
サヤの父 |
サヤの父親。南斗の寺院の僧侶。サヤが生まれたとき、願い事を叶えてくれると言うヒゴトツゲの花を摘みに、オオカミの巣であるシテン山に登った。 毒蛇に咬まれそうになったところをユリアに救われ、一旦は死の予知から逃れたものの、数日後の南斗の寺院での火災に巻き込まれ、結局死の運命から逃れられずに死亡した。 |
南斗の寺院の人々 |
南斗の寺院に住む人々。火災によって多数の死者と怪我人を出した。 |
トキ |
北斗四兄弟の次男。名前だけ登場。サヤが惚れているらしい。 |
リュウケン |
ケンシロウ達の師父。ユリアが北斗の寺院に泊まるために述べたウソに名前が使われた。 |
二つの魂編 |
シン |
南斗孤鷲拳の使い手。稀に見る拳の天才。 正当な伝承者となるべく南斗の里に向かっていたとき、ユリアと対面。未来を予知したユリアの魅力に、心惹かれた。 南斗十人組手を勝ち抜き伝承者になるも、ユリアには祝福されず、ならばと女神像を破壊して宝石を持ってくるが、悉く裏目に。さらには現れたジュウザに挑発され、深い因縁を残した。 ジュウザを追い、彼が現れるという船を襲撃。サキの涙に怒ったジュウザと激しい戦いを繰り広げるが、その後、チンピラによって船内に閉じ込められてしまい、沈没の危機に。本来ならここで溺れ死ぬ運命であったが、ユリアを助けるため、ジュウザと協力してその運命を打ち破った。 その後、自分達に託された大いなる使命を果たすことをジュウザと約束し、別離。数年後、自らユリア殺しの悪名を被り、彼女のためにその命を殉じた。 |
ジュウザ |
ユリアの幼馴染。 ユリアを殴ろうとしたシンの前に現れ、ナルシスト野郎と挑発。怒りを自らへと向けさせてユリアを救うも、その後毎日のようにシンに付けねらわれる立場となり、その挑戦から悉く逃げる日々を送った。しかし、船上パーティーに乗り込んできたシンが、サキに涙させたのを見て激怒。戦いに臨むが、その最中にチンピラによって船内に閉じ込められてしまう。本来ならここで溺れ死ぬ運命であったが、ユリアを助けるため、シンと協力してその運命を打ち破った。 その後、自分達に託された大いなる使命を果たすことをシンと約束し、別離。数年後、ユリアのためにラオウとの戦い、その命果てた。 |
サキ |
ユリアの世話係(サヤの後任?)。ユリアやジュウザによって、船上での誕生日パーティーを開かれるが、乗り込んできたシン達に会場を壊されてしまう。だがその流した涙が、ジュウザの怒りに火をつけ、彼をシンと戦わせるための切欠となった。 |
南斗聖司教 |
南斗の里の長。南斗の拳士に伝承者の印可を与えるか否かの決定権を持つ、最高責任者。 シンが南斗孤鷲拳伝承者に相応しいかを確かめるため、南斗十人組手を開催。シンの天賦の才を目撃し、死者が出ぬよう即決でシンに伝承者の印可を与えた。 |
十人組手の拳士達 |
シンが伝承者に相応しいかを確かめるために行われた、南斗十人組手の拳士達。シンの要望によって集められた、里の中でも手達れとされる者達であるらしい。傲慢なシンを叩き潰さんと挑みかかるも、手傷ひとつ負わせられずに敗北。十人目は南斗施鷲斬を喰らい、殺されかけた。 |
女神像に祈る姉妹 |
南斗の里にある女神像に、祖父の足がよくなるよう祈っていた姉妹。突如訪れたシンによって像を破壊され、嘆き哀しんだ。 |
南斗の里の人々 |
南斗の里に暮らす人々。高慢なシンの噂を聞きつけて十人組手の観戦へと訪れ、その圧倒的な強さを目にした。 |
チンピラ |
バーで女をナンパしていた男。ジュウザに酒瓶で頭を殴られた上、浴びたアルコールに点火され、髪の毛を失った。その後、店へと訪れたシンに協力し、ジュウザへの復讐を計画。翌日、ジュウザたちのいる船へと乗り込み、サキの誕生パーティーをめちゃくちゃにした。 その後シンにまでコケにされたため、一同を船の中に閉じ込めて爆破。全員海に沈んだと思った次の瞬間、生還したジュウザとシンにボコボコにされ、湖へと吹き飛ばされた。 |
バーのマスター |
ジュウザいきつけのバーのマスター。ジュウザ逃亡後、店に入ってきたシンに対し、「拳法の極意は逃げることだ」とのジュウザからの伝言を伝えた。 |
ナンパされる女 |
バーでチンピラにナンパされていた女。ジュウザによって救われ、翌日の船上パーティーに招待された。ジュウザ等と共にサキの誕生日を祝うが、再び現れたチンピラや、シンとジュウザの争いに巻き込まれ、他の乗客たちと共に浜へと避難した。 |
サキの誕生日を祝う人々 |
ユリア達が開いた船上パーティーに参加し、サキの誕生日を祝った人たち。ジュウザとシンが激しい戦いをはじめ、船が破壊され始めたため、ボートで浜まで避難した。 |