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轟の輪
ごうのりん



流派: 元斗皇拳
使用: オグル(対 北斗の軍)
登場: パチスロ北斗の拳 新伝説創造


 球状の闘気をボウリングのように投擲し、相手をまとめて吹っ飛ばすという元斗皇拳の奥義。

 『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』に登場した帝都の将軍、元斗皇拳 翠光のオグルが、北斗の軍との戦いの中で使用。奥義 羅鬼剛雷で闘気を高めた後にこの奥義を使用し、北斗の軍の兵士達数名を吹っ飛ばした。




 FC北斗の拳2の「光の輪」を含めると、第4弾目となる「○の輪シリーズ」の一つ。共通しているのは、その威力の高さだ。この轟の輪も、演出の中ではオグルの中で一番強力な技となっている。秘奥義である黄光刹斬を除けば、各々の元斗皇拳の中でエース格にあたるのが、この輪シリーズの奥義なのかもしれない。

 そんなオグルの決め技であるこの轟の輪だが、その見た目は、巨大な闘気の球を放つというシンプルなもの。特徴的な点を挙げるとするなら、投げ方がボーリングのような下手投げになっている所だろう。この投げ方が生むメリットを挙げるとするなら、球に回転をかけれる事。上手くすれば球の軌道に変化をかけれる可能性もあるわけだ。しかしそれは放たれた闘気のスピードを殺すことにも繋がるし、なによりオグルという人物の性格にも合わない気がする。では何故下手投げなのかというと・・・単にオグルがボーリング好きなだけかもしれない。年齢的にもボーリングブームにドストライクの世代っぽいし。

 しかし、ただ漠然と闘気を放つだけの技では断じてない。この技を放つ前に、オグルは必ず羅鬼剛雷を使用し、自らの闘気を増幅させている。それはつまり、ノーマル状態ではこの奥義の真の威力を引き出すことは出来ないということ。莫大な闘気を纏うことではじめて使用可能となる技なのだ。ドラクエで例えるなら、ゴーレムが力を溜めた後の一撃のようなものだろう。段階を踏まねば使うことが出来ない奥義が、弱かろうはずが無いではないか。