華山分裂拳
かざんぶんれつけん
流派: |
華山流 |
使用: |
マダラ (対 ケンシロウ) |
登場: |
アニメ版北斗の拳(27話) |
TVアニメ版で
マダラが披露した
華山流の技。猛烈なスピードで相手の周りを回りつつ一瞬止まることで、相手の目に錯覚を起こさせ、体を分裂させて見せることができる。その後、本体を見失った相手に対し、分身と共に一斉に襲い掛かって仕留める。
ケンシロウを相手に使用し、腕に噛み付くことが出来たが、直前に
秘孔 頬内を突かれて顎の力を失ってたため失敗。二度目は肩当を引き裂いたが、三度目には
五指烈弾で完璧に迎撃された。
漫画でよく見かける分身技のテンプレみたいな技。幻術だの影だのといったまやかしを使わず、速度の緩急のみで作り上げてる超正統派の残像拳ですね。
それもこれもマダラの超人的な身体能力あってこそなのだが、これを実現するにはそれこそ狼どころか生物の限界を大きく超えた能力が求められる。ケンを中心に半径5mの距離で円運動を行ったとすると、少なくとも
秒速300m〜500mくらいの速さは必要らしい。つまりはマッハを超える速度という事ですね。しかもそれを途中で一瞬止まりながらというのだから驚きだ。…いや無理でしょ。
しかし技の難度ももちろんだが、マダラみたいな奴にこんな繊細な技が使える事の方が驚きである。まあ野生の動物も狩りにおいてフェイントをよく使ったりするので、マダラの場合も頭で考えてというより本能でこの技術を用いているのかもしれない。うーんナショナルジオグラフィック。