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彷翔十字鳳
ほうしょうじゅうじほう



流派: 南斗鳳凰拳
使用: サウザー
登場: 審判の双蒼星/ONLINE/覇王乱舞/
激打MAX/リバイブ


 南斗鳳凰拳の奥義。逆立ちの状態から腕の力で跳躍し、全身に闘気を纏いながら相手に飛び掛かる。

 主にゲーム作品にてサウザーの技として登場する。跳躍の際に相手を蹴り上げたり、纏う闘気が鳳凰の形を成しているなど、作品によって描かれ方が異なる。








 見る人が見ればすぐ分かることだが、モチーフとなっているのは、原作で足の動きを封じられたサウザーが苦し紛れに繰り出した逆立ちからの跳躍である。特に跳躍時のポーズはイチゴ味でしょっちゅうネタにされたので既視感が強い。
 アプリゲーム『百万の覇王乱舞』『激打MAX』に登場した際も、原作のこのシーンがイメージ画として使われている。


 単純に「天翔十字鳳を手で飛んだだけでは?」と思われるかもしれないが、それまでの跳躍とは跳ぶ角度が違うし、イチゴ味ポーズも無かったし、そもそも一度敗れた技をまた出すのかとか、もはや天空を舞う羽ですらないじゃんとか、色々と辻褄の合わぬ点があるので、別の技という解釈でもいいのではなかろうか。






 原作では「うああ!」と叫びながらケンシロウにダイブし、そのまま連撃で迎撃されてしまったので、何がしたかったのかよく分からない。流石に変だと思ったのか、TVアニメ版では、ケンシロウとの拳の応酬に変更された。衝撃で周囲の岩山が崩れるほどの打ち合いであったが、最終的には打ち負けて敗れている。
 また、跳躍した際の闘気が鳳凰型に描かれているのも、原作にはないアニメでのオリジナル要素である。





 技名が初めて登場したのは『北斗の拳 -審判の双蒼星 拳豪列伝-(AC北斗)』。サウザーの究極奥義という扱いになっている。相手と距離が近ければ、逆立ちジャンプの際に相手を蹴り上げ、そのまま空中で突進する。空中で発動も可能。
 攻撃時に手を使っている様子が確認できないので「体当たり」という認識でいいのだろうか。





 『北斗の拳ONLINE』では、南斗聖拳一門の奥義として登場した。纏う闘気が翼のみで、攻撃は×字に切る形となっている。





 『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』では、瞬時に間合いを詰めてからの逆立ちジャンプで蹴り上げ、更に空中で踵落としを叩き込み、最後に突進という形になっている。こちらも腕の動きは確認できないが、十字に切り裂いたようなエフェクトが出ているので、交錯時に凄いスピードで極星十字拳を繰り出しているのかもしれない。