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五島泰治
ごとうたいじ



登場:第156話
肩書:日本陸軍特務機関大尉

 日本陸軍特務機関大尉。
 日本軍による上海の支配が目前に迫る最中、拳志郎に接近。自分と手を組めば青幇の頭首である玉玲も喜ぶと持ちかけたが、拳志郎が全く意に介さなかったため、銃を突きつけてキレた。その後、訪れた劉宗武に、邪魔だとぶっ飛ばされた。



 元ネタは、甘粕正彦(1891年-1945年)なる陸軍軍人ではないかと思われる。満州で日本陸軍特務機関で大尉を務めた点と、丸メガネ&チョビヒゲが一致している。

 名前に関しては全然共通点が見当たらないが、こちらは同時期の日本の実業家である五島慶太からとったのではないかと思われる。拳志郎にからかわれた「五島」と「強盗」のもじりを、自らやっていたという根拠しかないが。

 ちなみに彼の断末魔?である「ハエバエカガカー」は、おっさんなら誰もが知っているだろうが、80年代のキンチョールのCMで郷ひろみが口にしていた「ハエハエカカカ」が元ネタである。83年にはフランク・ザッパのアルバムが、全然関係ないのに「ハエハエカカカ・ザッパッパ」という和名がつけられるという憂き目に遭った。