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さい



登場:第23、24話
肩書:美玉のボディーガード
流派:南派洪家門五形拳
CV:上別府仁資

 楊美玉のボディーガード。南派洪家門五形拳を極めていると自称する男。
 美玉の部屋に酒を運んだ際、客人である拳志郎の顔に見覚えを感じ、その顔を凝視。後にその男が閻王であることを思い出し、紅華会が懸賞金としてかけている200万元を手に入れるために襲い掛かったが、指で喉元の秘孔を突かれて動きを封じられた。



 五形拳とは洪家拳に属する龍拳、虎拳、蛇拳、豹拳、鶴拳の5つの套路を指す。日本では成龍映画の「拳精」や、鉄拳シリーズに登場するレイ・ウーロンが使う武術として有名だ。五形拳自体はそれほど有名ではないが、洪家拳は世界一映画で使用された拳法としてギネスに載っているくらいなので、もちろん当時の中国では物凄いネームバリュであったろう。知らんけど。
 しかし仮にも拳法を極めたと自負する男が、完全に賞金目当てだけで挑んできたのはカッコ悪い。拳力比べのついでに―――とかならまだ見栄えも良かったし、拳さんも拳法家として扱ってくれたかもしれない。そしたらあんな惨めな負け姿(首に指刺されて宙吊り)なんかも晒さずに済んだかもしれない。