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ボルツ



登場:TVアニメ版(114〜119話)
   北斗の拳2(FC)
肩書:帝都の青光将軍
流派:元斗皇拳
CV:秋元羊介

 元斗皇拳の使い手の一人。帝都の青光将軍。緑光将軍であるタイガと共に、ジャコウの側近を務める。TVアニメ版にのみ登場したキャラクターであり、原作におけるシーノのポジションにあたる人物。

 ファルコショウキを帝都から逃がそうとしていることの感づき、死体を送り出す運河へと先回り。ショウキの入った死体袋に槍を突き刺して致命の傷を与えた。

 その後、進軍してきた北斗の軍の前で、北斗の旗を燃やして挑発。その行為に怒ったケンシロウに槍を投擲され、間一髪かわしたものの、襟を貫かれ背後の壁に貼り付けにされた。その後、第一の門の前にてケンシロウの前に立ちはだかり、元斗青槍飛拳元斗百閃槍光で手傷を負わせるも、闘気の刃を掴まれたまま連続拳を喰らい敗北。門へと殴り飛ばされて爆死した挙句、その爆破の衝撃を門を開けるために利用された。




元斗皇拳拳士の中では一番目立たなかった彼だが、そんな彼でさえショウキを殺されて怒りモードのケンに対して若干手傷を負わせることは出来た。元斗という拳の底の高さが伺えるというものだ。彼の元斗皇拳は、闘気を針のように伸ばして放つタイプのもの。槍を好んでいることから考えても、尖端フェチなのだと思う。ソリアは線状、ショウキは弾、タイガは円、ファルコはそれの集合体といったところ。色だけでなく、形自体もバリエーションに富んでいて素敵である。皆それぞれの形状のフェチなのだろうか。
 元斗皇拳といえばファルコの滅凍黄凄陣のように物を凍らせることもできる。青い光と聞けばまさしくそれを連想せざるを得ないのだが、どうやらそんな感じでもないらしい。むしろ旗を燃やしたり、ケンの手をジュ〜ッとさせたりと、熱のほうに長けているようにも見える。炎で一番温度の高いのは青い部分あるともいうし、やはりそっちのエキスパートなのだろうか。それだけの技量があるとも思えないが・・・。どうやら自分でもあまり強くない事を判っているのか、ケンシロウに対して「"まず"元斗、青の将軍ボルツがお相手しよう」などと口走ってしまった。負ける気まんまんじゃないですかボルツさん。