| 登場：原作（144話） TVアニメ版（117話） 肩書：A級反逆者収容所所長（原作） 西の砂漠最後の郡都の長官（アニメ） ＣＶ：沢木郁也 |
帝都が管理するA級反逆者収容所の所長。
市都からの命令で囚人全員を処刑しようとした時、突如アインが登場。首をとらわれ、囚人を解放するよう脅された。だがアスカを人質にとったレンが救援にきたため、形勢逆転。抵抗できないアインを、鉄棍棒でしこたま殴りつけた。しかし今度はケンシロウがアスカを助け出したため、再度形勢逆転。今度は己がアインに鉄棍棒でぶん殴られ、一撃で脳天をカチ割られた。
TVアニメ版では、収容所の所長ではなく、西の砂漠最後の群都の所長という立場に変更。賞金稼ぎ達の生活を保障することで、持ちつ持たれつの関係を形成。アインにも食糧を与えるなどして援助していた。しかし、ケンシロウを倒すために賞金稼ぎの軍団を作れとの命令を、アインにあっさりと断られ、おまけに留守中に郡都を落とされ、その北斗の軍の中にアインが加わっていたと知り激怒。レン達に命じてアスカを拐わせ、アインを砂漠の野営地におびき出した。以降は原作と同じ感じで死亡。名前はアニメでつけられた。
賞金稼ぎ達による大軍団を作るつもりだったらしいが、結局アスカ作戦の時に動員できたのはレンと他２名の計３名であった。やはり郡都を落とされた長官だから、誰もついてこなかったのだろうか。所詮金やモノでは真の連帯関係など作れないといったところか。しかし軍団を作れる程の賞金稼ぎ達を養っていたのだとすると、これは相当額になるはず。彼らにそこまでの価値があるのだろうか。いや、きっと登場していない賞金稼ぎ達は、ブゾリに負けず劣らぬくらいのツワモノ揃いだったのだろう。レンなんかはベロンの援助なしには生活できない弱小賞金稼ぎだったからこそ、最後までベロンに尽くしたのだろう。