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ゴウム



登場:原作(46話)TVアニメ版(34話)
肩書:木人形狩り隊(アニメでは隊長)
戦法:常人の数倍のダッシュ力
CV:屋良有作

 ハブ率いる木人形狩り隊のメンバーの一人。木人形として捕らえたボクシングの元ヘビー級のチャンプトキ(アミバ)のもとへと連行したが、捕縛していた鉄鎖を引きちぎられ、取り押さえようとしたところに強烈なアッパーを受けてノックアウト。おそらく死亡したものと思われる。




 TVアニメ版では、アミバの秘孔によって常人の数倍のダッシュ力を得た男として登場。ハブとは別の木人形狩り隊の隊長となっており、原作でハブが連れてきたボクサーもゴウムが連行したという設定に変わっている。アッパーを食らうのも別の兵士に変更されている。

 アミバからの命を受け、ケンシロウがいるゴビアの街に出陣。撃退されたハブの部隊の後を継ぎ、ケンシロウを捕らえようとするが、秘孔によってパワーアップしているはずの部下達はあっという間に全滅。超人的ダッシュ力を生かした槍突きで挑むが、四人同時攻撃でも通用せず、更には秘孔 甲不を突かれて正気を失った部下3人に狙われる羽目に。秘孔でダッシュ力を100分の一にされたため逃げることも叶わず、そのまま部下達に突き刺された後、まとめて爆死させられた。




 原作での登場はたった8コマ(内3コマは死亡)なのに、アニメでは部隊長としてまあまあの尺を与えられるという躍進っぷり。親衛隊長となったネバダもだが、アニメのアミバ編はこういったモブをピックアップする傾向があるんですよね。意味不明なアニオリキャラぶちこむよりも面白いので、もっと試して欲しかった。




 そんな彼に与えられた能力は、常人の数倍のダッシュ力。ハブの跳躍力よりも使い勝手良さそうだし、もう少し頑張れた気もするのだが、全然ダメでしたね。もっとカカカカッと高速で切り返すような攻めが出来れば善戦できた気もするのだが、劇中では真っ直ぐ突進するだけだったので、それが限界だったのだろう。あんまり複雑な動きは足の腱がブチーといっちゃうのかもしれない。能力がアップしても身体がついていかないって事だね。


 しかしアニメで注目されたのは、彼自身よりも、彼の率いる木人形狩り隊メンバーの方だったりする。お馴染みカナメプロのおふざけが炸裂して、とんでもない事になっているのだ。





ハンマー投げ、円盤投げ、
棒高跳び、野球、水泳、
鉄棒、マラソン?(グリコ)






障害レース






ハンマー投げ






槍投げ、砲丸投げ、跳箱、
棒高跳び、走り高跳び



……といった感じで、兵士たちが皆何かしらのアスリートと化しているのである。

まあ、ハンマー投げや槍投げは攻撃になっているので良いのだが、跳び箱はマジで何なんだよ。