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真・北斗無双プレイ日記
幻闘編
 北斗神拳(1)




真北斗無双 幻闘編。
最後の組、北斗神拳勢のエピソードです。


まずは恒例のキャラ語りからいきますかね。



ケンシロウは散々お伝えしている通り、前作から最も強化されたキャラ。「あん?動きがノロい?じゃあケンシロウだけ1.5倍速にしとけよ。どうせあいつらデモムービーのケンシロウだけ見て判断してるんだから」っていうコーエーテクモの考えが目に浮かぶようである。
もともと技自体は使いやすかったので、それがスピードアップされるともはや鬼に金棒状態。スタンダードでクセの無い攻撃の数々は、実に自然に私たちを立ち回らせてくれる。無敵すぎる拳王様らと違い、我々自身のプレイスキルをも育ててくれる、実に主人公らしい性能になっていると言える。
通常技も数が多く、多岐に渡る攻めが可能。奥義の方は天破活殺が強すぎてこれ一本になりがちだが、「無想転生→無敵中に殴って闘気補充→無想転生」のエンドレス無敵状態の魅力に気付いてしまうと、それはそれで違う楽しみが生まれたりするぞ。





続いて、前作では他を寄せ付けぬブッチギリの最強キャラだった拳王様。
今作でも勿論そのバランスブレイカーぶりは健在だが、兄者や弟といったキャラも相当に強いため、突出してのトップではなくなったような気もする。
唯一の不満は、いつでも愛馬を召還できる「黒天殺」がなくなってしまったこと。動きの緩慢さという弱点を100%補っていた奥義だけに、移動面でかなり不便になってしまった。まあ今作はそれほどマップが広いわけではないので然程気にはならないが。
奥義の方も相変わらず一級品。ケンシロウ同様、無想転生での永遠無敵も可能だが、別にそんな面倒臭いことをする必要もないくらい強力なのが揃っている。それが顕著に現れているのが、「中ボス即死効果のある奥義」の存在。守備隊長クラスの敵を即死させられる奥義を有しているか否か、というのが、今作で強キャラ弱キャラを分ける要素のひとつになっているのだが、なんと拳王様にはこれが3つも備わっているのだ。なんと過剰なもてなし。というか1つで十分です。





トキもまた、最強候補の一人に挙げられるほどに強化されたキャラの一人。咳き込む確率もかなり低くなった。順調に快復に向かってるようですね。
長所は同じ高性能な兄者二人より脚が早いこと。何度かオンラインゲームをやった中ではトキ使いが一番いい成績を出していたような気がする。
短所は、通常攻撃での雑魚殲滅度があまり高くないことと、強ボスを相手にしたときに有効な奥義が少ないこと。技能次第では闘気ゲージが足りずにかなり戦闘に時間を食ってしまう。しかしそれを補ってくれるのが、固有体術である刹活孔。パワーから技のキレから足の速さまでが数割増となり、元来のステータスの低さが補われ、もはや隙無し。スポーツ界に広がるドーピング禁止への強い動きに一石を投じる凄まじい違法行為でキミも今日からベンジョンソン。




ジャギは、鬼のような性能である他の兄弟からはかなり差を開けられてしまった感じ。だが敵として相手にする場合は、四兄弟の中でも最高級のウザさ・・・もとい強さを誇り、銃火器の前にあっさりと沈められてしまうこともしばしば。元来のヒールなんですねえ。
性能も決して悪いわけではなく、遠距離武器の重要性が上がった今作において彼の銃は文字通り強い武器となる。特にR1で出せるショットガン二丁での連射は、ランボーやメイトリックス大佐ですら奥歯カチカチレベルの凶悪さ。これをしながらローリングリロードを繰り返すだけで雑魚戦は楽勝。奥義の方は相変わらずクソの見本市だが、最強奥義である燎原の火は、その存在だけで全てを帳消しに出来るほどであり、やり方次第ではケンシロウよりスムーズにクリアが可能。うん、見事に全部武器頼みだね。勝てばいいんだ。なにを使おうが勝ちのこりゃあ。


そんな、名実共に最強の座を手に入れた兄弟たちの物語。



 の章(一話)
「宿敵なき戦い」


最終戦争の予兆が見え隠れしていた頃。
サウザーの提案により、北斗の道場にて、南北対抗戦が開催されました。
詳細は南斗の章を参照。


南斗のほうをプレイしただけでは解らなかったのだが、この対抗戦、それぞれのチームが格上組(一軍)と、格下組(二軍)に分かれ、2ヶ所でバトルを行っていたらしい。

北斗組の一軍はもちろんラオウ様トキ
そして二軍はケンシロウジャギに決定した。



成程・・・シンがケンシロウと闘えなかったのはそういうことだったのか。
つまりシンが一軍ケンシロウが二軍だったから、二人は別の会場になっちゃったってわけですね。

シンがケンシロウのいる会場に乱入してきたときの

「シン様、なぜ・・・・貴方はここにいるべきお方ではないはず!」

っていうヒューイの台詞は、

(一軍が二軍の試合に出てくんなよ・・・)

という、弱者のひがみだったわけですね。






互いに腹を探り合うラオウ様とサウザー。
そしてケンシロウに怒りの矛先を向けるジャギとシン。
様々な思いが交錯する中、南北戦争のスタートが切られる。

格下組であるケンシロウ、ジャギの相手は、同じく南斗の二軍選手達。
その烏合の衆を率いるは、、ヒューイシュレンであった。

風のヒューイ(二軍)
炎のシュレン(二軍)


すんごい。すんごいしっくりくる。





ケンシロウでプレイした場合は、伝説編でキャラクターが成長済である事を考慮してか、他のキャラのステージよりも敵が強めに設定されていた。そのためにミッション半ばでジャギが死ぬという、ハプニングなのか順当なのかワカラン出来事がありながらも、ケンシロウは難なく瞬殺ブラザーズを組み伏せ、北斗チームに勝利を齎すのだった。


だが試合後、やっぱりこちらの章でもシンが乱入。
実力拮抗した、凄絶なエキシビジョンマッチを繰り広げるケンシロウとシン。
その時、二人の前にユリアが姿を現した。

「ユリア!」


両手を広げ、駆け寄るユリアを迎えようとするシン。




だがユリアは、そんなシンを大スルーした挙句、まるでその男が見えていないかのように振舞いながら、ケンシロウとイチャイチャし始めるのだった。




・・・シンちゃんよ
こんなクズ女、執念燃やしてまで手に入れる価値あらへんで。
気にするこたあらへん。あんな奴こっちから願い下げやで!



 の章(一話)
「南北対抗戦」


続いては一軍の闘い。

ラオウ様トキが率いる一軍北斗チームに挑むのは、南斗の一軍の面々。

サウザー、シュウ、ユダ・・・・

そしてまさかのカーネル!

こんだけ世界の情勢が不安定な時に、軍人の、しかも大佐クラスの人間がこんなことをしてていいのか!?
つーかカーネルが1軍で風炎は2軍なのかよ!それでいいのか五車星!




結構な面子が揃ったとはいえ、北斗の長兄・次兄の銀河系タッグに敵うはずもなく、南斗組はあえなく敗北。サウザーだけは自慢のカラダで互角に渡り合ったものの、その肝心の秘密も戦いの中でトキに見破られてしまうのだった。

とっておきを嬉しそうに見せびらかすからこうなる。



の章(二話)
「運命の女」


ユリアが暗殺者に狙われた事を受け、フドウは彼女を連れて北斗道場へ。
流石にここなら刺客も近づけまいとの判断で、ユリアはそのままリュウケンのもとに引き取られることとなった。

だが、暗殺者達もまたサウザーという恐怖を背負った男たち。
失敗は死を意味する彼らにとって、ユリアがどこに匿われようが関係なかった。

轟くユリアの悲鳴。
それを受け、彼女の護衛を任されている四兄弟が動く。




北斗四兄弟vsモブ暗殺者。

がんばれ暗殺者(´;ω;`)




北斗神拳に2対1の戦いは無いけど4対1が無いと言った覚えはない。
そんなリュウケンの言葉が聞こえてくるかのようなひどいリンチを行った兄弟たちは、その勢いに任せて暗殺者集団(なんだそれ)を殲滅。

死にゆく直前、またしても敵の将は

「ぐはっ!
 な……南斗極星は……将星のみ……!」


と、己の主を暴露しながら死んでいくのだった。
・・・・これもしかしたらサウザーがわざと言わせてるのかな。あえて。





自分の所為でケン達に迷惑をかけてしまったという自責の念に駆られるユリア。
そんな彼女に対し、ジャギはこれでもかというくらいその罪を糾弾し始めた。

実は先ほど、リュウケンが「伝承者はトキかケンシロウにする」的な事を言ったのを、偶然耳にしてしまたことで、ジャギは凄まじく不機嫌になっていたのである。

北斗神拳に必要な「愛」をお前は持っているのか。そう師父より問われて不貞腐れたジャギは、この日初めて修行をサボったところなのであった。

10数年修行して初サボりって超マジメやん。




「オマエらのせいで南斗も北斗も終わりだなおい!」

ある意味正しいそのジャギの罵りを浴びせられ、耐え切れずにその場から逃げ出すユリア。恋人をいじめられ、わなわなと震えるケンシロウ。そんな様を見て、ラオウ様は愛など不要だと言い切り、それを聞かされるトキはウンザリするのであった。





伝承者への道が絶たれ、後はもう魔道へと堕ちゆくのみ―――。
そんなジャギの淪落に歯止めをかけんと、リュウケンは口を開いた。

「ジャギよ
 私がなぜお前を伝承者候補としたかわかるか?」

「ジャギよ、お前は昔から繊細だった
 誰よりも人の目に、心に敏感でな」

「だが私はそんなお前に、可能性を見たのだ」

「ジャギ、周りに惑わされるな
 己自身と向き合え、その心に眠るはずの、愛と」


「愛だと・・・!
 オレに愛なんかねえ……あるわけねえだろうが!」

「いくら修行したって……強くなったって……
 オレは誰にも愛されたことなんざねえんだからな!」


「ジャギよ
 私はお前をずっとわが子のように思っていた」


「なら親父……
 
オレを愛していると言ってみろ!















「」










言えや!!





 の章(三話)
「北斗ざわめく」


先の騒動を境に警戒が厳しくなったため、それ以降北斗道場に暗殺者が入り込む事はなかった。

しかしそんな厳しい警備をすり抜けてラオウ様の前にユダが現れる。

乱世の到来を待ち望むという点で思惑の一致する二人は、拳を交えることで、相手が自らの野望の実現に役立つ人材であるかどうかを見定めるのであった。
詳細はユダの章2話を参照。






拳王様の拳を受けて気を失い、屋外にポーイと捨てられたユダ。

普通ならもう帰って赤チン塗って寝たいところだが、この男は違った。

怪我などおかまいなしとばかりに、ユダはトキのもとへ。トキとラオウ、この二人を戦わせれば更に乱世が加速すると踏んだユダは、まずは彼を動かすため、ケンシロウとユリアを拐ったとの嘘をついてトキを戦場へとおびき寄せるのであった。



拳王様にボコられた直後にトキと戦おうとするとか、どんだけ死にたがりなんだよ。
命は投げ捨てるものではないよホント。



すぐさまユダの後を追い、ユダに本日二度目のボコボコを味合わせるトキであったが、無論、彼は最初からユダの言葉が虚言であることを見抜いていた。だが、ユダと兄ラオウの間で密約が成ったという事実は、トキにとっても憂慮すべき事実であった。


もはや強さだけではなく、天をも目指し始めた兄ラオウ。
かつて己の故国を救うことだけを考え、拳に邁進していた兄が、どこで道を踏み外し、野望を抱くようになったのか。トキは、それを知っていた。

北斗練気闘座―――。
彼の地にて、ユリアと初めて出会ったその瞬間から、ラオウは愛を否定し、ただ天を求める男となったのであった。




え、なんでですか?




よくわからん・・・わからんが・・・・

ユリアが悪いことだけは解った





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