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真・北斗無双プレイ日記 
幻闘編 南斗聖拳(2)





の章(二話)
「南北乱れる時」


の章(一話)
「宿敵を求めて」


南斗六聖拳の次期伝承者が全て決まった事を受け、サウザーは、その報告という名目で、北斗な奴等のもとをアポなし訪問。

だがもちろん報告というのは建前。
彼の本当の目的は、北斗との他流試合であった。
その呼びかけに対し、ラオウ様はこれを快く承諾。
こうしてトントン拍子に、北斗南斗の対抗戦が行われることになったのだった。
おそらくリュウケンに無許可で。




なお、サウザーのもとに挨拶(なんの挨拶だ?)に訪れていたフドウも、流れでこの戦いに参加することに。
本人の意思ではないにしても、かつて強盗同然に押し入った道場に、今度は練習試合の相手としてのこのこやってくるというこの面の皮の厚い野郎に対し、北斗陣営は何を思うのか。




終生のライバル門派との直接対決とあって、息巻く両陣営。
そんな中、ただ1人、全然関係ないところでウキウキワクワクな男が。

南斗孤鷲拳伝承者となったシンである。

彼には北斗も南斗も興味もなかった。
彼の心にあったのはただひとつ、ユリアのみ。

思春期のような甘い恋心を胸に、ユリアがいる北斗聖堂へと向かうシン。
だがそこにあったのは、自分には見せたことも無い笑顔を携え、ケンシロウとちちくりあうユリアの姿であった。





「貴様には負けぬ!」


露骨に不機嫌になり、ケンシロウに捨て台詞を残してその場を後にするシン。
かーわいいなぁー

「まさかケンシロウとユリアは・・・
 いや、そんなはずはない! そんなはずは・・・」

動揺を抑えられず、必死に現実から目を背けようとするシン。
かーわいいなぁー


そんな不安を払拭するため、シンは、対抗戦でケンシロウをぶっ倒し自分の方が雄として遥かに優れていることを証明することでユリアを振り向かせるという、実にアニマル的な思考を巡らすのであった。






その後、なんやかんやあって、対抗戦は南斗の大勝で幕を閉じた。
フドウはかつての鬼の気迫が消えたと評されるも、その力は今だ健在であり、またサウザーは、持ち前の体の謎にて、秘孔を狙ってきたジャギ、トキ、そして拳王様を返り討ちにするのであった。だがその中でトキは、朧げながらもサウザーの体の謎の正体にアタリをつけていたのだった。

ほらー余計な試合するからバレたやんー
ていうか北斗も練習試合で秘孔突くなよー






なんだかんだ言いながら、皆一様にいい汗をかき、対抗戦は閉幕。
そんな中、シンだけが、呆然と立ちつくしていた。
シンの参加した試合会場に、ケンシロウが現れなかったのである。
裏工作を行ったのは、フドウであった。ユリアのイイ人がシンに狙われているとの情報を得たフドウは、対抗戦が始まる前にケンシロウを別の試合へと移していたのであった。

別の試合ってなんだ・・・?
ダブルブッキングか・・・?



やり場のない怒りをどこか違うところへぶつけて―――などという器用さを持ち合わせぬシンには、もはやとる行動はひとつしかなかった。対抗戦など関係ネェとばかりに、立ちはだかる全てのものを抹殺しながら、ケンシロウの行方を追うシン。

そんな彼の行く手に、二人の男が立ちふさがった。
風のヒューイ、そして炎のシュレン。
フドウが、ケンシロウを守るために援軍として呼びよせていたのだ。


この二人とは伝説編で闘えなかったから、幻闘編での登場を期待していたのだが、まさかこんな形での初対戦になるとは・・・・
俺はこいつらを瞬殺したいんだよ!
早熟ランキング20位のシンじゃ無理だよ!




雑魚共を退け、遂に宿敵・ケンシロウと対峙するシン。、
欲望、執念に勝る嫉妬の力で恋敵を圧倒したシンは、更に格の違いを思い知らさんと、動けなくなったケンシロウに向けて執拗に蹴りを叩き込む。

その様子を目にしたユリアは、シンの強さにハートを撃ちぬかれびっちょんこに・・・・なる筈もなく、ただただドン引きするのであった。


「ユリア・・・終わった・・・・何もかも・・・・」

そらそうだろ。
なぜこの作戦でイケると思ったのか。




の章(三話)
「ユリアへの刺客」


フドウが鬼としての生き方を捨てることになった、あの日の出会いから数年。
彼は今、ユリアのボディーガードとして、その身辺警護を任されていた。

最重要警護対象者の護衛を、元暴漢に任せるというのは如何なものか。
まあ確かに「盾」としてこれ以上の人材は無いが。





完全に二十歳を超えているこの容姿で無邪気に花摘みをするという若干痛々しいユリアは、天真爛漫にフドウに花飾りをかぶせながら、彼に尋ねた。

「フドウはなぜ、私を守ってくれるの?」

フドウは、その質問に答えることはできなかった。今のユリアは、まだ己の宿命を知らぬ一人の少女。そんな彼女に、自らに課せられた南斗五車星としての責務を語るわけにはいかなかったのである。


と、その時―――


鳴り響く銃声!!


銃!? 狙撃銃!? 北斗の拳の世界で!?
いやでも核戦争以前の時代だからあっても全然おかしくはないか!?
あっ、もしかして最後の将の鎧って狙撃対策とかだったりして!?
い、いやそれよりもユリアは!?どうなった!?






護ったー!

このゲームの主題歌を歌ってるメンバーの一人がドラマの中で演じたSP役ばりの超人的先読み能力でユリアを銃弾から護ったーっ!
これが将を護るという強い意志が生み出す五車の力なのかーっ!?


などと感心した傍から、フドウは警護対象をほっぽりだして犯人探しに出撃。
それアカンやつ!ボディーガードが絶対にしたらアカンやつ!

犯人グループを蹴散らし、主犯格とおぼしき奴らを捕捉するが、やはり総身に知恵が回りかねる大男であるが故か、フドウは犯人達から依頼主を聞き出す前に、怒りの鉄槌によって彼等をブチ殺してしまうのであった。

バカー!




このまま事件は迷宮入りか・・・
だがその時、死ぬ間際に犯人が残した言葉が、真実を照らした。





どいつもこいつもバカばっかりか!!






そいやサウザー、北斗との対抗戦の時に慈母星を煙たがってたな。南斗の頂に立つ為には謎多き慈母星は邪魔だからとかなんとか言って。だから暗殺に踏み切った理由もわかるんだが・・・・
そもそもなんで将の正体知ってるんだ?
っていうか正体知ってんなら謎でも何でもないだろ。
あんな畑違いの女、ほっとけよ。





ユリアをサウザーの手から守るのはどうすればいいのか。思案の末にフドウが選んだのは、ユリアを北斗寺院に預けることであった。サウザーも、北斗が相手では手が出せないだろうと考えたのである。
狙われたのはユリア様でなく自分。自分と一緒にいると貴方にも危険が及ぶ―――。そんなバレバレの嘘にてユリアを諭し、フドウは彼女を北斗寺院へと送り届けるのであった。


その行動自体は間違っていないと思うが
それオマエの独断で決めていいことじゃねーから





の章(二話)
「乱を呼ぶ闘気」


レイに愛を・・・もとい屈辱を感じてから数日後。
ユダは、北斗道場にいるラオウ様のもとへと訪れていた。



あなたが天を握れる世界にするため、俺は乱を起こす―――。
そういってラオウ様の気を引こうとするユダに対し、これが答えだと言わんがばかりに闘気を放出し、ユダを吹き飛ばすラオウ様。大層な事を口にしたわりには、情けないほどに吹っ飛ばされたユダであったが、それでも彼は諦めるわけにはいかなかった。

彼を突き動かしていたもの、それはレイへの復讐心・・・
その一点を成す為だけに、男はこの地上最強の男と相対する。

結果は、ラオウ様に多少のホコリをつけただけの大敗北に終わった。
だがその執念は、全く靡くことのなかったラオウ様の心を動かしたのであった。
サウザーを動かした自分がラオウの下に走れば北斗対南斗の構図が生まれる。
戦乱の世を望むラオウにって、そのユダの考えは不利益の無い提案であった。
だがその提案の裏にユダが刃を隠し持っていることを、ラオウ様は見抜いていた。

「期待せずに待とう。貴様が起こす乱とやらをな」


そういってラオウ様は、気を失ったユダを道場の外へと放り捨てるのだった。




の章(三話)
「妖星粛清」


の章(三話)
「乱への一手」


東奔西走。いや、北奔南走。
ラオウ様にボコられた傷の快復もそこそこに、ユダはサウザーのもとへ向かう。



「サウザー 俺は今より貴方に忠誠を誓おう」


何が凄いって
こんな怖い人らを前に平然と嘘吐ける胆力が凄いわ。



覇権を目指す南斗の者達を俺が纏め上げ、貴方の下に連れてこよう。
そう言って従順な配下を演じるユダであったが、残念ながら、先日のラオウ様との一件は、既にサウザーの耳へと届けられていた。

これは大ピンチ!


小癪な男を叩き潰さんと、自軍と共にユダを襲撃するサウザー。
だが、それでもユダは退かなかった。
北斗と南斗の両巨頭を相手にしてでも成さねばならぬ、己が復讐。
例えその果てに命果てることになろうとも構わない!
嫉妬に狂った男の覚悟は今、究極の境地にまで達していたのであった。

戦いの中で、謎の執念に突き動かされるユダの姿を目にしたサウザーは、一旦その鉾を収め、改めて彼の話を聞くことに。「アンタも本当は俺がラオウと組むなんて思ってないんでしょ?」などという上手い所からの切り込みで、なんとかサウザーの宥和に成功したユダは、その"二人目の"将に対して深々と頭を下げ、服従を誓うのであった。



めっちゃ頑張るやんこの人・・・・
この南斗編の裏主人公は間違いなくユダだな。この泥臭さ、好きだなぁ。
知略?なにそれ?





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