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北斗無双プレイ日記
第二十回




幻闘編、ラストを飾るは勿論拳王様です。

っていうか他の章全部クリアしないと、拳王様の章が出てこないんですよね。
拳王様クラスになると自動的に大トリに決定してるんですよ。北斗界のサブちゃんなんです。親父なんです。


そんな強制ラストステージなのだから、おそらく難易度も最高レベルであるはず。
正直この幻闘編では苦労らしい苦労をしてないので、歯応えがあるとよいのだが。






第一話
新たなる宿命へ




世を二分する巨大勢力、拳王軍と聖帝軍。
天を目指すラオウにとって、サウザーは打ち破らねばならぬ最大の障壁であった。
そんな時、突如現れた謎の女占い師が、ラオウにこう進言してきた。


「私はトキ様の病を治す秘孔を知っています
 病を克服したトキ様がいれば、天が近くなる筈――――」




あの秘孔・・・おまえ情報やったんかい!




なんでそんなん知ってんねんという拳王様の問いに対し、ユリ・・・占い師は

「北斗神拳の先代伝承者からひそかに教えていただきました」


ハゲ発信かい!
そんなん知ってんなら自分でトキに突けよ。




若干疑問を感じつつも、とりあえずその秘孔を教えてもらった拳王様は、まず自らの目でトキを見てから判断することに。
牙一族ジードの連合軍、さらに後発のアミバ軍の襲撃を受けたトキは、戦いの中で症状を悪化させ、戦場から離脱してしまう。


もしラオウが民のために戦うならば、トキは己の力を託してもいいと思っていた。
ただそれは、己が戦いに耐えうる体であればの話―――――。
悔しさを滲ませるトキに、例の秘孔をちらつかせて誘惑する拳王様。

可能性が1%でもあれば戦う(キリッ

と、すんなり秘孔を受け入れたトキは、その決意を後悔したくなるほどの激痛の中で気を失ったのだった。






第二話
北斗の星に導かれて




リュウガをトキの護衛につけたことで、戦力の低下した拳王軍は、じわじわと聖帝軍に押され始めていた。
リュウガの穴を埋められるのは、トキを置いて他にはあの男のみ・・・。
そんなラオウの意思が天に届いたか、この先の村で、ケンシロウと聖帝軍が戦っているとの報せが入れられる。


ラオウ 「フ・・・・・・噂をすれば・・・・・・」


運は我にあり!  いや、これは偶ではない。
選ばれし存在ならば、運命をも引き寄せることは必然――――

なんて拳王様が思ったその時



ジャギ 「兄者ー! オレだ! た、助けてくれ!
      南斗の奴ら、いきなり襲い掛かってきやがって」





アッー!


だめだ!こんな冗談が通じる人じゃない!
ジャギを追って本物のケンシロウも駆けつけたけど、もうそういう事じゃない!

ラオウ 「フ・・・・・・噂をすれば・・・・・・」

とか言っちゃった恥ずかしさはもう拭えない!



前には怒り心頭の、北斗の長兄・末弟コンビ。

後ろには聖帝軍の大軍。

極限にまで追い込まれたジャギには、もはや正しい判断が出来なくなっていた。



ジャギ 「くっ・・・・・・こうなったらイチかバチか・・・・・・
     二人まとめてオレ様が始末してくれるわ!」






無理でした。


その後、あまりにもヘタレなジャギの姿に興を削がれた拳王様は、聖帝軍の将であるシュウレイをあっさりと蹴散らし、戦は終了。

サウザーを倒さねば、この世に真の平和は訪れない。
同じ志を持つ者として、ケンはラオウについていくことを決める。
ついでにジャギも・・・・






第三話
北斗南斗決戦!





サウザー率いる南斗軍は、体の謎を知るトキを討つ為、全軍を持ってその周囲を取り囲んでいた。
そのトキを救わんと、ラオウもまた全軍を率いてこれを迎え撃つ。
いまここに、北斗と南斗の全面対決が始まろうとしていた。
もう既に7回くらい見たような気もするが、気のせいだ!


その決戦が始まる直前、ラオウの耳にある情報が入れられた。
南斗の慈母星が、トキと行動を共にしているというのだ。
もちろんそれはマミヤの事なのだが


ラオウ 「慈母星・・・・・・南斗六聖拳の一人・・・・・・
     民に絶大な人望を持つ星は
     俺やサウザーではなくトキを選んだというのか」



拳王様!それ慈母星ちゃう!偽モンや!



そしていつもの様に、拳王様一人で南斗の五人を蹴散らして戦は終了。
この世はラオウの、北斗軍の力によって統治された。
だが――――、ラオウは突如その覇権を放棄すると言い出した。
乱世を終わらせる役目を、全てトキに託すというのだ。


ラオウ 「我が拳は平安を求める拳にあらず!
     トキよ・・・・・・先の戦いで、南斗の慈母星はお前についた
     そして民はお前のために戦った
     世の平安はお前の手で築け」



拳王様スネちゃったよ!慈母星がトキ選んだからスネちゃった!
ていうかそれ慈母星じゃないってば―!






最終話
新たなる伝説へ!




世界はラオウの力によって治められた。
だが彼は、定まった天などに興味は無かった。
彼が求めるもの、それは乱。
強者とのヒリつくような戦い。
この世に在る全ての拳士と拳を交えるため・・・・
ラオウは今、己が掴んだ天に背く道を選んだのであった。


3分以内にウイグルとジャギを!!

4分以内にフドウとアミバを!!

5分以内にリュウガとジュウザとマミヤを!!

ケンシロウを!!

そして、病を克服したトキを!!



集いし最強の戦士たちを、たった一人迎え撃つラオウ。

これぞまさにラストステージ!!




・・・・と言いたいところなのだが、正直この程度では全く物足りない。
ここまでプレイしてきたテクニックがあれば、今更タイマン勝負に苦戦することなんてありえないんですよ。制限時間は確かに短いが、倒すことよりも、敵がいる位置まで移動する事のほうが大変という本末転倒ぶり。なんでそんな離れた場所にPOPするんだよ!

どのみちもうムチャクチャなんだから、多対一をやっちゃって思うんだよなあ。それくらいしてもらわないと、歯応えが無いっつーか。
「北斗神拳の戦いに二対一の戦いは無い」のは重々判ってるんですが



シン + ケンシロウ + ジュウザ + フドウ vs サウザー

なんて場面が今まで腐るほどあっただけに、もうそんな掟とか関係ないと思うんですよね。こっちがやってんだから、向こうだってドンと来てくれりゃいいんですよ。PS3の処理限界を超えるほど、一斉にかかってきてくりゃいいんです。





ま、そんなわけで見事に九人抜きを果たした拳王様は、平和となった国を後にし、暴力の栄える新たな地で戦いの中に身を投じるのであった。

修羅の国ですね。


っていうかここでホントに修羅の国を出してくれりゃ一気に神ストーリーになってたのに・・・・・・惜しいなぁ。実に惜しい。








てなわけで、これで一応日記のほうは一段落となります。
いつの間にやらゲーム発売から2ヵ月半経過してしまいました。


幻闘編は、ゲームとしては文句なしに面白さでした。
これぞ無双という感じ。キャラが成長する毎に、ザコを一度に大量殲滅できるようになるので、育て甲斐もある。難易度的には少々物足りなかったが、「手堪え」よりも「爽快さ」を優先した場合は、これくらいが丁度いいだろう。

ストーリーのほうはまあまあ面白かったものの、正直後半ダレた。最初のほうは北斗南斗決戦とかが奇抜で面白かったが、そう何度もやられると・・・ねえ。どうせ一本のストーリーにするなら、後半の章になるにつれ謎が明らかになっていくとか、そういう小ネタが欲しかったかな。あの占い師の正体がユリアとかいうのも、一番最初にやったマミヤの章でバレてたしなあ。まあ文句つける程の事でもないんですけど。

今後は残りのキャラの奥義紹介と、有料コンテンツをDLしてのプレイ感想とかを書いてみたいと思います。





拳王様の章の全台詞は以下。

>幻闘編 ラオウの章 ストーリー








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