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北斗無双プレイ日記
第十六回




今までの傾向から察するに、この幻闘編は大体が
「死の運命を回避し、幸せを掴んだ未来」
を描いた物語ということなのだろう。

幻闘編第4回は、ケンシロウの章をプレイしますが・・・
御存知の通り、ケンシロウは死にません。
何度か死にかけたり、伝承者の重い宿命を背負ったりしてるが、まあそれなりに幸せな人生を送れているのではないだろうか。
そんなケンさんが見る"幸せな未来"とは、果たして。






第一話
復讐を終えて




シンを倒し、復讐にピリオドを打ったケンシロウ。
ユリアが死んでいたという現実に深い哀しみを背負うケンシロウであったが、突如現れた謎の占い師の言葉に、ケンの心は揺れ動かされる。

「貴方の大切な人は生きている―――」

占い師の言葉を俄かには信じることができないケンシロウであったが、全てを失った今のケンシロウには、もはや捨てるものなど何も無かった。
僅かな可能性に希望を見出し、ケンは愛するユリアを探す旅へと出るのだった。

まあ目の前に居たんですけどね。






こうして新たな旅へと出たケンシロウ。
だがスタートして直ぐ、差し掛かったとある村の前で、男が話しかけてきた。
彼の話によると、どうやらこの先でシンの軍勢が暴れているらしい。



ふんふん、なるほど、シンがね。ふーん・・・





えっ?





さっき墓を作ってあげたはずのシンが、元気いっぱい暴れまわっている。
ありえない現実に、ケンシロウの脳が混乱する。
ついでに私も大混乱だ。

いままでやってきたキャラのストーリーは、それなりに辻褄も合っており
「もうひとつの未来」と呼べる代物に仕上がっていたのだが
これはちょっと、ムチャクチャだぞ。大丈夫かおい。
第一話からものすごく心配になってきたぞ。




そんなシンの軍勢に挑もうとしていたのは、病気を完全根治したトキであった。
トキは、拳王様に突かれた秘孔のおかげで病を治すことができたらしい。


こりゃもう、アレだな。
医療としての北斗神拳は拳王様の手によって完成したな。
所詮トキも凡才だったってことだな。



そんなトキと共に、村人達の救出へと赴くケンシロウだったが、何故かシンの部下だと勘違いされ、二つの軍を相手にするという複雑な展開に。
天狼のリュウガや、五車星のジュウザ、フドウといった(この時点では)知らない方々も登場し、これまた死んだはずのハートの復活などもあり、もはやケンの思考回路はショート寸前。

最終的は五車星からユリアは生きていると教えられるも、その正体は南斗慈母星でしたと付け足され、なんとなく喜ぶタイミングを逸したケンは、微妙な感じのままシンの軍を撃退したのであった。




あまりの展開の速さと情報量の多さに疲れたのか
「伝承者の俺が側にいれば、ユリアを危険に晒す・・・」
とか弱気になるケンシロウ。

そんなケンに助け舟を出してきたのは、トキだった。


トキ 「ケンシロウ、伝承者の宿命は私が引き受けよう
    ユリアの下に行くがいい・・・・・・
    今の私の体ならば・・・・・・伝承者の重みに耐えられるだろう
    おまえが伝承者でなければ・・・・・・ユリアに危害は及ぶまい
    二人で平穏に暮らすがよい」



ケンシロウ 「トキ・・・・・・すまぬ
        
俺は今をもって伝承者を降り、この拳を封じよう」



だ、ダメ――――――――っ!!
そんな簡単に伝承者あげちゃダメ―――っ!!




ていうかトキってそんな事言う人だったか!?
こいつアミバじゃないのか!?






第二話
伝承者を捨てた男




伝承者という重荷を捨て、ユリアがいる街へ向けて歩を進めるケン。
だがその道中、ケンは南斗軍と北斗軍が争う村へと差し掛かる。

北斗軍を率いるは、北斗の長兄・ラオウ。
乱世を終わらせるため、北斗の力で世を統一せんとするラオウは、ケンシロウに軍に加わるよう命じる。

"伝承者なき者は 拳を捨てなくてはならない"

北斗の掟に従うならば、今のケンに北斗神拳を使うことは許されなかった。
だが―――目の前で苦しむ村人達を、ケンは見過ごすことはできなかった。





戦を無視して村人達を襲っていたジャギ、ウイグルに制裁を加えたケンは、
続いて敵将であるレイ、シュウとの対決に臨み
一度は封印したその"北斗神拳"で、北斗軍を勝利に導く。

だがケンの心に残されたのは、北斗の掟を破った事への後悔だけであった。




掟を破った己の拳は、外道の拳。

1800年間の歴史を裏切った真の愚か者。

自虐、悔恨、慙愧、自己嫌悪、俺って最低・・・


ただただ自らを詰り、軽蔑するケンシロウ。




でもあれだよね。

原作でトキとかも普通に北斗神拳使ってたよね。

あれも軽蔑の眼差しで見てたってことかね?
どうなんだいケンさんよ。






第三話
ただ人々のために!




未だ心晴れず、イジけ続けるケンシロウの前に、偽慈母星として活動するマミヤなる女性が現れた。ケンは彼女から、ユリアがサウザーに連れ拐われたことを知らされる。

ケン達をシンの軍だと勘違いして襲ってきたり
隠していたユリアを簡単に発見されて連れ拐われたり
すさまじく無能だな、五車星。
海の人がいたほうがまだマシだ。



この世の平穏のため、そしてユリアを取り戻すため
北斗と南斗の一大決戦へと身を投じるケンシロウ。

未だ拳を使うことに躊躇いを感じながらも
南斗六聖の五拳士を全員容赦なくぶっ殺し
ケンシロウは遂にユリアをその手に取り戻す。


ユリアの為だけではない
友のため、民のため、すべての想いを拳に詰め、戦う事。
それが、ケンシロウが己の拳に見出した答えであった。




・・・・ストーリーが真っ当すぎて面白くないな・・・・・・






最終話
伝承者とは!




サウザーが敗れ、この世に平安が齎されたその後――――。
ケンシロウは、トキに連れられ北斗の寺院へと訪れていた。

トキはいつかケンシロウが兄弟の中で一番強くなると思っていた。
そして先日の戦で、サウザーを打ち倒すほどにまで成長したケンシロウの姿を見て、トキは己の予感が正しかったことを確信したのだった。
同時にその時、トキはある思いを抱いた。
一人の拳士として、そして、北斗神拳伝承者としてケンシロウと戦ってみたい、と。


しかし二人の決闘は、ある報せによって阻まれた。
ラオウがユリアを連れ去り、この北斗の寺院に立て篭もっているのだという。

個人的な恨みで挑んできたジャギを撃退し

拳を確かめんと挑んでいたリュウガをも退けたケンシロウは

ラオウとの一対一の戦いに臨む。

北斗神拳を伝承すべきは、真の強者・・・
ゆえにラオウはケンシロウとの闘いを望んだのであった。
トキもまた同じく―――。

偉大なる長兄ラオウと、北斗神拳伝承者トキ。
二人の兄を倒し、今ケンシロウは
真の北斗神拳伝承者となったのであった。











結論から先に感想言うと



つまらん!
ケンの章はつまらん!


ジャギやシンの話が面白かっただけになあ・・・


最初にシンを蘇えらせるなんて無茶したんだから、その勢いでもっとストーリーを壊してくれればよかったのに・・・。
階段から落ちてアイリと意識が入れ替わってすごいヘタレなケンシロウの冒険が始まるとか、それくらいやってほしかった。


それにケンさんは伝説編クリアの時点でかなりレベルアップしてるから、幻闘編スタート時から結構強いんですよな。だから他キャラと比べてもっと難易度高いステージがあってもいいと思うのですよ。
最終話も拳王様とトキとジャギとの3対1のバトルにしたら盛り上がったのにな。
伝説編のサウザーみたく、拳王様3体とバトルみたいなのもいいね。
なんなら北斗6みたいに、ケンシロウの色違い出して「北斗琉拳の伝承者達の念」って言い張ってもいいぞ。


もっとユーモアを!
天帝様は真面目ストーリーがお嫌いじゃ!



次はレイの章をプレイ予定ですが、果たして・・・





ケンシロウの章の全台詞は以下。

>幻闘編 ケンシロウの章 ストーリー






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