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プレイ日記 【第12回】

第五章 陰と陽(1)






第五章 陰と陽





トキのおかげでジャグレも全快!!

用も済んだしエデンに戻るぜ!ゴーゴーヘブン!






と鼻歌を歌いながら出発した直後、その行く手に、360度広がる荒野にトレーラー二台を停めただけで道を塞げた気になっているアホな野盗達が出現。


これからもこういう面倒くさいバトルが続くんだろうなぁ……と思いナイーブになっていると、珍しくリハクがマトモを進言をしてきた。


「北斗神拳には経絡秘孔の突き方によって
 一撃で敵を葬り去る技術があると聞いたことがあります」



そうか……そうだな!

確かに今までもケンシロウは秘孔を突いてきた。
だがそれらは「奥義を使う前の下準備」としての使用法に過ぎなかった。
だが本来秘孔というのはは、その一突きで勝負を決する「必殺技」のはず。




それを実現した、「北斗が如く」最大の発明。

それが「ジャスト秘孔」!




秘孔を突くと上図のような円が出現し、徐々に収縮。中央の赤丸と同じ大きさにまで小さくなったタイミングでもう一度○ボタンを押すと、致命の秘孔をついて一撃で敵を殺せるというシステム。それがジャスト秘孔だ!


正直、このシステムは凄い。
力で拳を振るわない「指先一つでダウン」を、全く違和感無くゲームに組み込めている。単に突くだけでなく、有る程度の技量(タイミング)が必要というのも、実際の秘孔突きの技術とシンクロしていて実に良い。ゲームで経絡秘孔を表現するにおいて、ほぼ正解に近い手法だと言えるのではないだろうか。






だが凄いのは、これれだに留まらない。
このジャスト秘孔でデブを始末すると、断末魔の「ひでぶ」が固形化するというドラ○もんのコエカタマリン現象が発生。





更にそれを持ち上げ、武器として使用できるのだ。

その名もひで武器!!







うん、これは無い。

ないわー。これはないわー。おちゃらけたわー。
いや武器としてはすごく高性能なんだけど、そういうことじゃないわー。


この「ひで武器システム」は、名越総合監督の思いつきで導入され、製作チームの中でも割と好評だった事で採用に至ったらしいが、最も北斗の拳への造詣が深かったという折原ディレクターだけは最後まで反対し続けていたとか。

もっと強く止めんかい!






そんな一長一短のジャスト秘孔を駆使し、とうせんぼ野盗を撃破したケンシロウ。

同時に、彼らに絡まれていた男を救出。その男は、ケンがエデンへの入場パスを手に入れようとしていたときに力になってくれた行商人であった(日記第3回参照)


その男・モウリがこんな場所まで訪れた目的。
それは開放されたカサンドラで商売を始めるためであった。

おそらくこの男の商売魂によって、監獄であったカサンドラがどんどん様変わりしていき、最終的には巨大な商業施設へと変貌。笑顔溢れる人々の賑わいによって、その地を覆っていた鬼の哭き声は消え去り、非業の死を遂げた犠牲者達の魂が浄化される―――というシナリオが用意されているのだろう。多分。




そんなモウリさんだが、彼の「宿命護符」を見て、ある衝撃の事実が判明した。





そ、そのイメージ画は!






ユウパパ!!

原作で非業の死を遂げたユウのパパさんじゃないか!!


そうか……こっちの世界ではユウ君は謎の病気にかからなかったんだ。だからモウリ自身もアミバに激振孔を突かれる未来から逃れられたのだろう。せめてこっちの世界でくらいは幸せになってもらいたいものである。

でもパラレルワールドって、他の世界とリンクしたりするんだよね。いくら歴史を変えても、結局は修正力が働いて同じ結果になるみたいな。

だから彼もそのうち突発的な心臓麻痺で死ぬのかもしれない。









さあトラブルも解決したし、今度こそエデンへ戻るぜ!

……と思ったら、今度はジャグレが寄り道してほしいと言い出した。

向かうのは野球場跡。現在そこは衛兵隊の監視所して使われており、兵士が凶王軍の動きを掴んでいないか聞きに行きたいらしい。





そんなわけで、朽ち果てたボールパークへ到着。

「監視所」だっていうから、京セラドームみたいな嵩の高い球場を想像してたんだが、これじゃ全然見渡せなくねえか?しかもちょっと窪地だし。






衛兵によると、今まさにがエデンに迫っているらしい。
…と話していたその時、見計ったかのようにバイクに乗った野盗団が襲来!!


全てのバイク兵を止めるのは、流石のケンシロウでも難しい。
むう……一体どうすればいいんだ……




ん?そういえばここは元野球場……




そしてホームベース上に放置された意味深な鉄骨……




成程…つまりこれは










迫り来るバイク兵をボールに見立て










牙大王戦ヨロシクに鉄骨でぶんなぐり










ゴンズの人間投げが如く、新記録を狙えという事か。




これぞ野球と北斗を融合させた世紀末ベースボール


「デス・バッティング」!!




一見すると、ツッコミどころしかないように見えるこの競技。
だが悪漢達も、かつては野球に興じた少年。
ホームベースを見ればそこに突進してしまうのが男児の性というもの。
抗えぬ本能を利用した、実に合理的で効率的な作戦と言えるであろう。










散々な寄り道の末、ようやくエデンへと戻ってきたケンシロウ一向。

だが賑やかだった街並みは、打って変わって静寂に包まれていた。

凶王軍に壁を壊されて以降、夜の闇に紛れて賊が侵入するようになり、エデンの治安は悪化。営業を辞める店も後を絶たないのだという。

さっさと壁直せよ

仮のバリケードくらいすぐ組めるだろ。






まあでも、所詮は他所事。ケンには関係の無いこと。
それより約束通りキサナからユリアの情報とやらを教えてもらわなくっちゃ。
ご要望通りにジャグレも完全復活させたんだから、これで文句ないやろ?





「今のあなたにそれをお話しする事はできません」


は? なんやこいつ……

こちとらお前の部下一人のためにカサンドラくんだりまで出かけて350kgあるヒゲのオッサンを倒してきたんやぞ。車まで用意してよ。

にも関わらず、あっさり約束を反故にするとはどういう了見だよ。

やっぱりブロンド美女は信用ならねえ。ブロンド美女は嘘つきだ。






しかし、キサナには答えられない事情があった。

何故なら、今ケンシロウには誘拐犯の疑いがかけられていたから。

エデンに訪れた一人の男……南斗水鳥拳の男・レイの証言によると、彼の妹を連れ去った犯人がこのエデンに潜伏しており、それがケンシロウなのだという。




な、なにーッ!!
南斗水鳥拳のレイだと―――ッ!?




……と驚いてはみたけど、正直知ってたよ、出てくるの。

だってこの章、「陰と陽」ってタイトルだったじゃん。
つまり南斗が出てくるって事じゃん。
ならもう順番的にレイだなって思うじゃん。


どうせ出すなら、サプライズ感が欲しかったよね。

例えるなら、「赤いイナズマ」なるふざけた名前でレジスタンスのリーダーをやってる謎の拳士を訪ねたらSM女王のマスクしながら戦うレイだった、くらいの意外性ね。






原作のレイは「七つの傷の男」という情報だけを頼りに、当ても無く彷徨っていただけだった。

しかし今回は、「胸に七つの傷を持つ北斗神拳の男と、若干ヒントが増えていたことから、見事ケンシロウまで辿り着くことができたようだ。

まあ冤罪なんだけどな。



そんなうっかりレイさんは、現在コロセウムで待機中とのこと。
あまり近寄りたくないので、まずは遠くから様子を見てみよう。








うわぁ……
めっちゃ怒ってるやん……



これはアレやで……血の色とか聞いてくる顔やで……
妹が絡むとホント面倒くさいからなぁこの子……やだなぁ……







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